清掃員に恋をした

受験の1日前

今日は前日だから 早く家に帰ることに

門を出るところで 先生が走って来た

緊張で完全に忘れてた..笑

翌日

行きの電車

心臓バックバクだ

手震える...

ふと思い出した

カバンについてるお守りのこと

お守りを見ると、 震えが止まって なんだか安心した

入試が終わった

はぁ...疲れた

でも、ちゃんと出来た

自信ある

絶対受かってる

そして今までの疲れが 溜まってたのか、 受験が終わって安心したのか、 電車で寝てしまった

やっばい、寝てた！

今どこ！？

シガンシナ駅...！？！？

トロスト駅を通り過ぎてしまった

やばい降りなきゃ

シガンシナ駅

駅のホームで 次の電車の時間を見ていた

次は19:05かぁ

ぼーっとしてると電車が来た

そして次から次に電車を 出る人を待っていた

先生が出てきた

今日1人なんだ...

考えてる間に体が動いていた

腕を掴んだ

人がどんどん押し寄せてくる

危うく転けそうになった

移動する時、離れないように 手首を掴んでくれていた

またぼーっとしてたら 先生が戻ってきた

頭を撫でてくれる

えぇ... 安心する

優しすぎるよぉ...

何だか涙が出てきた

そう言ってティッシュをくれた

そう言ってくれる 先生の目はすごく優しかった

...あ、 顔面にも助けられたな かっこよすぎて

こんなこと言えないけど

先生と離れたくない...

もう、、 気持ち伝えようかな

学校もほとんど 行かなくなるし、 今しかない気がする

でも伝えようと思うと 緊張して手が震える

先生に貰ったお茶を飲んだ

ドキドキ

さっきから心臓がうるさい

想いを伝えるのって こんなに難しいんだ

声も出ないぐらい緊張する

まじで言っちゃった 言っちゃった.....

2人の空気がシーンとなる

....やっぱり

ダメだった

ちょうど電車が来た

そう言って、 すぐに電車に乗り込んだ

電車に乗った後、 涙が止まらなかった

続く