テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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我々怪異研究部!!

第13話 - みんなでキャンプ!!《1日目》

742

2024年11月02日

#司類

#冬彰

#感動

#ほのぼの

#ホラー

あかまる🍓🐾໊

キャンプ場

司

来たぞ！！キャンプ場！

カイト

みんな長い移動お疲れ様〜

司

カイトさん、運転ありがとうございます！

カイト

うん！みんな酔ってない？大丈夫？

彰人

大丈夫っぽいです。

カイト

良かった！じゃあ早速コテージで休憩しよっか！

玄先寺山キャンプ場コテージ

冬弥

中は意外と和風なんですね。

カイト

うん！ここの経営者の趣味なんだ。和が好きなんだって。

類

ふふ、たしかに落ち着くしいい部屋ですね。

司

おお！これは…掛け軸か？綺麗だな！

彰人

…そっすか？たしかに綺麗ですけど、なんか不気味。

冬弥

後ろ姿の女性が描かれているな。着物の柄や雰囲気も相まって、俺は綺麗だと思うが…

カイト

まぁちょっと雰囲気はあるかもね。夜とかに見ると、女性がこっち向いてたりして。

司

こ、怖いこと言わないでください！

カイト

あはは、ごめんごめん。

カイト

さて、みんな荷物置けた？今日は早速渓流釣りだよ〜！

冬弥

え、釣りですか？

類

渓流で釣れるのはヤマメやイワナ…どれも冷水性を好む魚なので、夏は向いてないんじゃないですか？

カイト

おっ、流石！物知りだね～！

カイト

でも大丈夫！ここの山の渓流は結構夏でも冷たいんだ。今の時期なら全然釣れるみたいだよ。

カイト

まぁ細かいことはあんまり気にしないで！それじゃレッツゴー！

渓流

司

おぉ！！たしかに涼しいですね！

カイト

でしょー？

類

本当だ。水も冷たくて気持ちいいねぇ

カイト

この辺りなら水の流れも速くないから、足くらいならつかれるよ～

類

へぇ…ねぇ、司くん。

司

ん？どうした？

バシャンッ

司

ぬぉっ！？！冷たっ！！？

司

…って、おい！類！？

類

ふふっ

司

「ふふっ」じゃない！中学生か！！

司

全く…お返しだ！！

バシャンッ！

類

わっ！？やり返すなんて、君こそ中学生かい？

司

やられっぱなしは癪だからな！

カイト

わー！あの2人仲良しだね！

彰人

カイトさん、あの人たちは放っておいて釣りしましょ

冬弥

(先輩たち楽しそうだな…)

彰人

…え、もしかして青柳もああいうのやりたい？

冬弥

え？あ…まぁ、憧れがないと言えば嘘にはなるが、

冬弥

俺は釣りもやってみたい✨️

カイト

おおっ、キラキラしてるね～！はい、釣り道具。

冬弥

ありがとうございます！

カイト

いっぱい釣れたら今日のお昼ご飯にしよっか。

彰人

青柳、どっちのがデカいの釣れるか勝負しようぜ。

冬弥

ああ！

彰人

お前、今日テンション高いな。俺もだけど。

冬弥

キャンプなんて初めてだから、つい。

カイト

司くんと類くんも釣りする～？

司

しますっ！！

彰人

…って、うっわ！ビショビショじゃないすか！こっち来んな！

司

酷くないか！？それに、元はと言えば類のせいだからな！

類

司くんこそはりきり過ぎだよ…僕までビショビショさ。

カイト

あははっ、ちょっとはしゃぎ過ぎちゃったね。

カイト

そのままだと夏とはいえ風邪ひいちゃうから、一旦着替えてきたら？はい、鍵。

司

すみません…ありがとうございます！

類

ありがとうございます。

コテージ

司

うわっ、シャツまで濡れてるな…

類

僕もだよ。ふふ、少し調子に乗りすぎたらしいね。

司

全く…まぁ、オレも浮かれていないと言えば嘘になるが。

類

えっと…あれ、僕カバンどこに置いたっけ？

司

む？さっきそこに…って、おい！上裸で歩き回るな！！破廉恥だぞ！！

類

えぇー？いいじゃないか。同性だし。

司

行儀の問題だ！ほら、カバンあったぞ。

類

は〜い。ありがとう。

類

……あれ？

司

全く、今度は何だ？

類

いや、来た時はあそこに掛け軸ってあったよね？

司

む？

司

……………………あったな。

類

だよね。

類

…今、無いよね？

司

……無いな。

類

…

司

…

司

今すぐここから出たい！！！

類

上裸で出るのは流石にどうかと思うな。

司

なんだ？！何で無いんだ？！誰か持ってったのか！？

類

う〜ん。でも、今日は僕ら以外にお客さんはいないらしいじゃないか。車だって僕らのしか無かったし。

司

だったら何故掛け軸が無いんだ？！

類

さぁ…

類

…ちょっと探してみる？

司

何故？！

類

ほら、怪異研究としてさ。折角だし。

司

ぐっ…たしかに、滅多に出来ない経験ではある…

司

…ち、ちょっとだけだぞ！

類

ふふ、分かったよ。

類

じゃ、僕は向こうを探してみるね。

司

え、別行動か？！

類

そっちの方が早いじゃないか。

司

いや、別行動はやめよう。怖い。

類

はいはい。じゃあ探すよ～

類

押し入れや引き出し、色んなところ見たけど無かったねぇ。

司

あぁ…一体どこに…

司

あ、元から掛け軸が無かった可能性も…？

類

ああ、たしかにそれは有り得るかもね。

司

まぁ、無かったものは仕方ない。カイトさん達も待たせてるし、早く移動するか。

ガタンッ

後ろの方で何かが落ちる音がした。

司

？！

類

！？

振り返ると、掛け軸が掛けてあった壁の近くに、掛け軸が落ちている。

司

か……掛け軸…？！

類

えっと…さっきまで無かったよね？

司

ああ、無かった。どこにも無かったはずなのに…

類

…とりあえず、掛け直しておくね。

司

あ、ああ！

類

…うわっ！？

カタンッ

類が何かに驚いたらしく、掛け軸から手を離した。

司

なんだっ！？どうした？！

類

あ…いや、一瞬目が合った気がして…ちょっとビックリしたんだ。

司

め、目が…？後ろ姿なのにか？

類

いや、掛け軸とじゃなくて…

類

…ここの、壁の隙間。

よく見ると、壁には不自然な小さな隙間があった。

司

な…何の隙間だ？！

類

ログハウスのような木材構造だと、隙間や継ぎ目があるのは不自然では無いけど…ここはそうでは無さそうだしね、

類

かと言って、設計ミス…は考えにくいけど、

類

…とりあえず掛け直すよ。早く戻ろう。

司

あ、ああ！

一方渓流

冬弥

！

カイト

おっ、かかったね！そこぐるぐる～って巻いて！

冬弥

は、はいっ

彰人

おっ、こっちも来た！

カイト

おおー！2人とも筋いいね～！

カイト

おお、冬弥くんのはイワナだね！旬では無いけど、結構美味しいんだよね～

彰人

カイトさん、これは？

カイト

あっ、ヤマメだね！これも甘みがあって美味しいんだよ～

カイト

2人とも上手だね～！才能あるよ！

冬弥

ありがとうございます。釣り、楽しいですね。

カイト

ふふ、そうでしょ？

彰人

カイトさんってよく釣りするんですか？

カイト

うん！趣味でよくやるよ～

カイト

それにしても、司くんと類くん遅いね？

彰人

あー…どうせイチャついてんでしょ。

カイト

えっ！やっぱり2人ってそういう…？

彰人

付き合っては無いらしいっすけど。

冬弥

でも、好きだとは言ってたような…

カイト

ええーー？！それで付き合ってないの？！なんで！？

彰人

それは知らないっすけど…

彰人

……って、なんか流れてきてね？

冬弥

え？

彰人

ほら、上の方から。

冬弥

…あ、本当だ。帽子…か？

カイト

ん〜？あ、帽子っぽいね！

上流の方から布製の帽子がゆっくりと流れてきていた。

冬弥

落し物でしょうか？

彰人

だろうな。拾っといた方がいいんですかね？

カイト

う〜ん、今日は俺たち以外人はいないはずだし、遠いところから流されてきたのかな？多分持ち主は近くにいないし、拾っても届けてあげられないからそっとしておこうか。

冬弥

分かりました。

カイト

それでね～、その時司くんの背中にいたのが…

カイト

結構大きいコガネムシだったの！

彰人

うわっ、それセンパイ発狂じゃん。

カイト

うん！あの時の悲鳴はすごかったな～

冬弥

司先輩、そんなに虫苦手なんですね…

カイト

そうそう！かなり苦手らしくて…

カイト

…あれ？

彰人

どうしたんすか？

カイト

いや、あの上から流れてるのって…さっきの帽子？

彰人

え？

上流の方を見ると、たしかにさっきと同じように帽子が流れてきていた。

冬弥

…本当だ。また流れてきてますね。

彰人

いや、たしかに似てるけど流石に同じでは…無いんじゃないですか？

カイト

そうだよね～。ここから流れ落ちたのに、また流れてくるなんて有り得ないし。

冬弥

でも…あの柄と汚れ、さっきのと位置も同じでは…？

彰人

…

カイト

…とりあえず、気にしないでおこうか。

彰人

そ、そうですね。

彰人

うわっ、またあれ…

上流からは、また帽子が流れてきていた。

冬弥

…流石にちょっとおかしいですよね？

カイト

うん、流石にあれは…

彰人

ちょっと拾ってみます？

冬弥

えっ、でもあまり触らない方がいいんじゃ…

カイト

う～ん…場所変えたいけど、司くん達来るまで、あれは放っておこうか。

カイト

2人が来たら場所を変えよう。

彰人

分かりました。

彰人

それで、そん時青柳が思いっきり転んじまって…

冬弥

そ、そこまでは言わなくていい！

カイト

あははっ！2人も仲良しなんだね～！

帽子を無視し続けてしばらく経ったが、相変わらず帽子はずっと流れて来る。

彰人

…センパイ達遅いっすね。

カイト

だね～。一応メッセージは送ったんだけど、まだ見てないみたい。

冬弥

何かあったんでしょうか？

カイト

うーん…流石にちょっと心配だね。俺達も一旦コテージまで戻ろっか。

彰人

そっすね。

〈～～～～～！！

冬弥

！？

彰人

どした？

冬弥

今…向こうで悲鳴みたいなものが…

カイト

えっ、悲鳴？

ガサガサッ

冬弥

！？

彰人

？！

司

うぉぉお遅くなりました！！！！

カイト

あれ、司くん！

類

はぁ…すみません。大分遅くなってしまって…

冬弥

類先輩も…お二人共息が上がってますが、走ってきたんですか？

類

ああ、ちょっと司くんがね…

類

…ﾝﾌｯw

司

うぉおい！！？何笑っとるんだ！！

類

いや、ごめんね？w面白くって…ふふっ

司

何も面白くないが？！死にかけたんだぞ！？

類

小虫の大群に襲われただけじゃないか。

司

大群だぞ！？死ぬかと思ったわ！

類

ふふっ

彰人

(類センパイ楽しそうだな〜)

カイト

2人とも見て見て～！彰人くんと冬弥くんが釣ったんだよ～

司

おぉ！！こんなに！

司

オレ達も早速…

カイト

あっ、それなんだけど…少し場所を変えようと思うんだ。

カイト

この辺ではいっぱい釣ったから、もう少し上流に移動するよ。

類

分かりました。

彰人

…言わなくていいんですか？帽子のこと。

カイト

う〜ん…今はいいんじゃないかな。

冬弥

まぁ…折角2人とも楽しそうなのに、水を差すのも…

類

？なにか？

彰人

あ、いや。何でもないっす。

類

そう？あ、ねぇ聞いてよ！さっき司くんがね～

司

おぉい！！？それは言わない約束だろ！？

類

えー？

カイト

うん！この辺りでいいかな。

カイト

はい、みんな釣具。

司

ありがとうございます！

類

ねぇねぇ司くん。

司

ん？

類

掛け軸と…あと、隙間のこと…みんなに言う？

司

うむ……

司

…後でいいんじゃないか？今は釣りを楽しもう。

類

ふふ、そうだね。

カイト

…うん！いっぱい釣れたね！

司

楽しかったな！

類

ふふ、そうだね。司くんの竿が持っていかれそうになった時は笑ったよ。

司

お、大物だったから仕方ない！

彰人

腹減った～

カイト

ふふ、早く戻ってお昼にしよっか。

冬弥

…？

彰人

青柳？

冬弥

何か…煙の匂いが…いや、線香か？

彰人

え？線香？

司

む？……あ、確かに感じるな。

類

えぇ？山の中で線香…？

彰人

まだ焚き火なら分かるけど、

冬弥

この辺りにお寺とかありますか？

カイト

お寺…あるにはあるけど、多分もう廃寺だったはず…

男

おや…釣りですか？

突然背後から声をかけられた。

司

ひっ？！

冬弥

！？

それに気付き、カイトさんが一歩前に出る。

カイト

…はい、そうです。もう帰るところですけど。

男

あぁ、そうですか

カイト

そちらも釣りですか？

男

ああ、いいえ。私は…

男

石を探してるんです。

司

(石…？)

司

(というか、この人から線香っぽい匂いが…いや、煙草か？)

カイト

…？そうですか。じゃあ、俺達はこれで。

カイト

みんな、戻るよ。

司

は、はい！

キャンプ場

彰人

ちょっと…さっきの人、なんか変でしたね。

冬弥

ああ。石を探してるって言ってたが…

カイト

…やっぱり無いよね？

司

何がですか？

カイト

車だよ。やっぱり俺達の車以外は停まってない。

カイト

流石にここまで来るのには車じゃないと無理なはずなんだけど…

類

他に車を停められそうな所は？

カイト

この山には無いと思う。キャンプ場もここだけだし。

司

じ、じゃあさっきの男の人は…？

類

さぁ……

冬弥

でも…山に来るには、軽装だった気もしますよね。

彰人

たしかに。線香の匂いもあの人からしたし。

司

…

カイト

…ま、気にしない気にしない！お昼ご飯にするよ～！

司

そ、そうですね！

類

ふふ、僕もお腹空いちゃった。

彰人

焚き火っすか？

カイト

そうだね。道具持ってるし、俺が焼くからみんなは休んでて～

司

いや、オレたちだけ休むのは…手伝える事があれば手伝います！

カイト

え〜？疲れてるでしょ？暑いし、部屋で休んでていいよ。

彰人

それはカイトさんも同じじゃないですか。これとか運びますよ。

司

おお、オレも運ぼう！

類

道具は部屋ですか？持ってきますね。

冬弥

あ、じゃあ俺も。

カイト

えぇ？！本当に手伝ってくれるの？！

カイト

みんな優しいなぁ。じゃあ、お願いしようかな。

司

任せてください！

コテージ

司

美味かった……！！

類

そうだね～

彰人

食いすぎた…もう動けねぇ…

冬弥

流石にあの大きさで3匹は食べ過ぎだと思う…

カイト

ふふ、美味しかったね～！

カイト

夜はキャンプファイヤーしようと思ってるんだ。それまで休憩しよっか。

類

キャンプファイヤーか～。小学生以来かも。

彰人

あー、俺もです。キャンプとかあんま来ないし。

司

冬弥は初めてか？

冬弥

はい。なので楽しみです✨️

彰人

あ、じゃあそれまでゲームしません？

司

む、ゲームなんて持ってきてたのか？

彰人

押し入れん中にカードゲームとかボードゲームいっぱいありましたよ。

冬弥

本当だ。トランプやオセロ、囲碁までありますね。

類

え～、いいね。やりたい。

彰人

何やります？

類

みんなで出来るって言ったらトランプじゃない？王道のババ抜きからやろうよ。

司

おお、いいな！

彰人

じゃー配りますね

夜

彰人

あー、楽しかったー！

冬弥

ああ！とても楽しかった！

司

彰人と冬弥は歌が上手いな！

類

ふふ、今度カラオケとかも行ってみたいな。

彰人

おっ、カラオケいいっすね！

冬弥

カラオケ…！✨️

カイト

みんなお疲れ～！お風呂沸いたから、順番に入っていいよ～

司

ありがとうございます！

司

先に冬弥か彰人入るか？

彰人

え、いいんすか？

冬弥

あ、じゃあ東雲からどうぞ。

彰人

マジ？じゃあパッと入ってくるわ。

司

何から何まで、本当にありがとうございます。カイトさん！

カイト

いやいや～！みんなが楽しそうで何よりだよ！

カイト

あ、明日はバーベキューと花火する予定だよ。その他はまぁ、各々やりたい事かな。

冬弥

バーベキュー…花火…✨️

類

ふふ、楽しみだね。

冬弥

はい！

浴室

彰人

(えっと……って、)

彰人

(リンス中身無いじゃん。うわー、入る前に確認するべきだった)

彰人

(どうしよ。洗面所にあんのかな？)

彰人

とりあえず探すか…

彰人

よいしょ

〈東雲？

彰人

え？青柳？

〈どうかしたのか？

彰人

ああ、リンスの中身無くってさ。

〈ああ、そうなのか。えっと…あぁ、あった。扉の前に置いておくな。

彰人

おー、サンキュ。

司

おお！彰人おかえり！

彰人

おー、ただいま。

彰人

あ、青柳さっきありがとな。助かったわ。

冬弥

…？

彰人

ほら、さっきリンスの替え置いてくれたじゃん。てか、よく置いてる場所分かったな。

冬弥

ち、ちょっと待ってくれ。何の話だ？

彰人

え？だからさっき…

類

えっと…冬弥くんはずっとここにいたよ。誰も浴室へは行ってないはずだけど…

彰人

え？

彰人

(…あれ？てか、そういや俺洗面所に鍵かけてたのに、)

司

な、なんだ？！怖いんだが！？

彰人

いや、今俺が1番怖いっす。

カイト

浴室で冬弥くんと話したの？

彰人

はい。リンスが無くて探そうと思ったら、洗面所から青柳に話しかけられて、リンスの替えを扉の前に置いてくれたんすよ。

彰人

でも俺、そういや洗面所に鍵かけてたんで…

彰人

…じゃあ、あれは誰が置いたんだ…？

司

怖い怖い怖い！！！

カイト

うわ…ホラーって感じだね！！

彰人

えっと…マジで青柳じゃねぇんだよな？

冬弥

あ、ああ。違う。

彰人

だよな…たしかに有り得ねぇし…

類

…お化け、かなぁ？

司

やめろ！！もう風呂行けないじゃないか！！

彰人

いや、流石に入れよ。

冬弥

えっと…まぁ、とりあえず先入ってきますね。

司

この状況で行けるのか？！

類

冬弥くんも中々にメンタル強いねぇ

冬弥

いえ、まぁ…もし俺の前に現れるのが東雲のお化けなら、全く怖くないので。

彰人

ん？どういう意味？？

類

少なくとも悪い意味ではないと思うな。

司

る、類ぃぃ…頼む！！一緒に入るか風呂まで着いてきてくれ…！！

類

ん？いいよ。一緒に入ろっか。

司

本当か！？

彰人

もう何もツッコまねぇからな。

類

ふふ

我々怪異研究部!!

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742

12件

うわ怖！

やああばい、寝る前に読むもんじゃないよやっぱこれ………「キャンプ会だ！ほのぼの系かな〜〜楽しみだな〜〜」とか思いながらルンルン気分で読み始めたらこれだよ！！！いや、お化け屋敷の件が結構重大だったから急にほのぼのになったらそれもそれで怖いけどね！？（続）

あかまる🍓🐾໊

プロフィール

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我々怪異研究部!!

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