コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
家入硝子
五条悟
五条の元へ駆けつけると
そこには、座り込んでいる五条と
服が引きちぎられ、ただただ怯える〇〇がいた
家入硝子
〇〇
家入硝子
家入硝子
ゆっくり優しく喋り、少しづつ慎重に歩み寄る
〇〇
〇〇の目からは涙が溢れていた
私は怯え震える〇〇を抱きしめた
家入硝子
家入硝子
〇〇
〇〇の頭を優しく撫でると共に
五条に手招きをした
五条悟
家入硝子
五条悟
五条は悔しくてやるせない、と言う顔をしていた
家入硝子
家入硝子
五条悟
五条が手をゆっくり差し伸べる
〇〇
〇〇
その瞬間、〇〇は取り乱し震え出した
家入硝子
〇〇
家入硝子
家入硝子
家入硝子
五条悟
私は五条の右手を掴んだ
家入硝子
〇〇
そしてもう一方の手で〇〇の右手を掴んだ
両手をゆっくり近づける
ピトッ
家入硝子
そう言って手を繋いだ〇〇と五条から離れる
五条悟
五条悟
五条悟
私の手を強く握り、俯く“彼”
その手は震えていた
〇〇
無理やり襲われた恐怖により、拒否反応を覚えていた
この容姿の、悟に…
優しい言葉をかけくれていても
呪霊なんじゃないかって…
でもそんな心配は消えた
右手から伝わる温かい体温に
安心感を覚えた
〇〇
ぎゅっ!
五条悟
大好きな、ずっと昔から大好きな悟に、
私は抱きついた
悟の腕の中は温かくて
私はすっぽり入ってしまった
悟の大きな手が強く私を抱きしめる
あぁ、私は悟がこの世の何より大好きだ
そう感じずにはいられなかった