皆様、前回のコメント等々、温かいお言葉、本当にありがとうございます😭😭
口角ぶち上がりでいいね押させてもらいました😘💋
では、早速本編へどうぞ👋
あと、マジでいきなりだけど最終話です😕
桃
先生から放たれた一言により、視界が真っ暗になって、言葉が喉元に突っかえる。
桃
桃
桃
桃
追い打ちを掛けるように、先生からしたら善意である言動が、全て突き刺さる。
フリーズして動かない身体で、小走りで去る先生の後ろ姿を呆然と眺めた。
そうか、俺、
青
試合の休日明け。
試合をし、告白した張本人が、抜け殻のようになっていた。
水
青
そう問いても返答は得られず、彼の様子から大体察しは着いてしまった。
何かふにゃふにゃと呟いているにも聞き取れず、みな困っている様子。
赤
青
急にくわっと大声を上げたかと思えば机に踞る。
黒
黒
黒
白
白
蹲る背中に一つ喝を入れる彼ら。
そんか彼らに、背中を押されたようにいつもの生き生きとした顔に戻って行った。
青
赤
コイツ案外ちょろいな、なんて思いながら、僕も彼の背中を押した。
それから彼は、先生に猛アタックを続けた。
当たっては砕け、笑って流されることも多々ありながら、
卒業式の日を迎えた。
桃
後は挨拶をして帰るだけ、なのだが、何故か視界がぼやけてきた。
桃
先生が初めて泣いてるー!なんて喜ぶ生徒たちと、貰い泣きし始める生徒たち。
いいクラスを受け持ったとしみじみ思いながら、最後の挨拶を交わした。
親御さんや友人らと門を潜る生徒らを笑顔で見届ける。
大変なこともあったが、今はやり遂げた嬉しさ、寂しさで胸がいっぱいだった。
桃
毎日毎日正面突破で告白してくる彼には相当呆れていたが、これもいい経験だったと胸の内に閉まっておく。
卒業生は帰宅しようとも、教師共々にはまだ仕事が山ほど残っている。
最後のひと踏ん張りだと意気込み、後ろを振り返った途端、
賞状筒を握りしめ、春風に青髪が靡く彼と目が合った。
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
力いっぱいな笑顔。 目尻に涙を溜める様にも伺えたが、
大きく手を振ってから、振り返らずに駆け抜ける後ろ姿を見届けた。
これが、生徒から向けられた好意の末路。
だと、思っていた。
4年後の春。
新しく入ってきた教師らが来る時期だった。
桃
なんて考えながら、プリント類を纏めていると、スマホにひとつの通知音が鳴った。
桃
そう、通知の主は実家に住む母親からで、内容はと言うと…、
もう三十路なのに結婚はいつなのか、身体を壊さぬ程度に頑張れ。
と言った有り難迷惑のメッセージだった。
桃
そう不貞腐れながら、次の仕事に取り掛かるべく嫌々パソコンを開いた。
4年ぶりに立ち入る職員室。
ここでよく怒られたもんだと記憶を漁りながら、辺りを見回した。
こにらに背を向ける、発色の良い桃髪の、意思のあるといじられた双葉が見えた。
気付かれぬよう息を殺して背後まで立つと、彼がヤケクソになったような唸り声を上げた。
桃
そんな彼の肩に手を置き、 横からパソコンを覗き込む。
青
桃
桃
青
第2章に続く____❤︎
コメント
8件
え、好きです(((( 第2章楽しみにしてます!✨
わーんこういうシチュ好きすぎるㅠㅠ♡いつも拝見させていただいてますありがとうございます😭😭🥹
第2章 たのしみすぎます !! 😽🫶🏻