特等席は私だけ 。

私が22歳の頃

残業は週4が当たり前で華金なんて夢物語の時

珍しく休日に外を歩いていたら

" Speciale "

おしゃれな筆記体でかかれたその扉を開けると

そこには──

赤髪で毛先が白い髪が似合う可憐な美少女

ふわふわボブが似合う爽やかな美女

クールで少し幼い感じがする美少年

幼く、可愛いということが似合う美少女

そして ..

クールな印象と優しいお兄さん感がする美男

沼りすぎ注意の美形達がいた ─ .

えっ …と .ᐣ

夢なのだと思い、扉を一旦閉じた

うん 、 夢だと思いたい 。

そしてもう一度開けて …

あっ 、気を使ってくれたのかな … .ᐣ

案内された席は外の景色が良く見え

そして 、

シェフの方のお顔がバッチリ見える席だ

心の中で思ったことが口に出たのか

びっくりしすぎて変な声がでてしまった

ぎゃ、ギャルい美少女だ… ‪.ᐟ

その時、

昔、名前負けをしているとバカにされた事を思い出した

嫌なこと思い出しちゃった ..

カウンター越しに頬杖をついて聞いていたのか

程よく耳に響くイイ声が聞こえた

初めて言われたことに慣れずに照れてしまった

無意識に嬉し笑いがでてしまった

その時、みんなの顔が一瞬目が見開いていた