青達が各自で食べ始め、 居間には微かに暖かく、無言の 時間が過ぎた
たまに聞こえる秒針が、 時間をゆっくりと進ます
@ 黒
@ 水
@ 黒
@ 水
@ 水
@ 水
@ 赤
@ 水
@ 水
黒の眠気は限界に突破してるのか 水に抱っこされている事にも 気付かぬまま体を委ねた
初対面と言えば初対面の大人に 懐いてくれている事実が 水にとっては唯一の光
水の腕の中で眠る、小さな たった1つの天使は子供体温なのか 暖かくて抱いている水の胸も、 少しずつに温もって行った
ふと黒を見ると、丸くなり 静かに目を閉じ深い眠りに 入っている黒 可愛らしく、愛らしく、兄弟の中で唯一水に年相応の姿を見せてくれる
@ 水
@ 水
そう言い水は寝室に足を進めた
@ 水
水が兄弟達のために用意した、 この部屋
5人が使うとなれば少々狭いが、 その時はその時に考えよう
出来るだけ軽く、肌に優しくされた 布団や枕に
あちらこちらにある、赤ぐらいの 年齢でも遊べそうなおもちゃ
黒などが遊べる知育おもちゃ等 水が直接選んだ品物だ
召使いの狐の間では 「水のおもちゃオーディション」と 名付けられていた事は、 まだ本人は知らない
@ 黒
@ 水
@ 水
心地よさそうに眠る黒の頬を撫で 水は赤達の元へ戻った
(短いですけどここで切ります!)
コメント
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投稿ありがとうございます! いつも楽しみにしてます🎶 水のおもちゃオーディション可愛すぎて5回くらい読み直しました笑 続きも楽しみに待ってます!