銃の引き金に指をかけたまま、
玄関扉へと向かう。
葛原倫次
(…この部屋を知ってる人間はいない)
葛原倫次
(組織の人間はもちろん)
葛原倫次
(祈祷師の倉田にも伝えてない)
葛原倫次
(宅配を頼んだことすらないんだぞ…)
葛原倫次
(やっぱり夏樹清海、なのか)
扉ののぞき穴から、
外の様子を伺う。
葛原倫次
(誰もいない…)
葛原倫次
(隣人が間違えて押したのか?)
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