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恐怖との再会

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恐怖との再会

1 - 恐怖との再会

♥

82

2019年09月27日

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お前なんて死ねよ

近づくんじゃねーよ

菌が移るんだけど

きっしょいなぁ

バイ菌は黙ってろ

バイ菌には居場所もヒーローも居ないからね

助けてっ、、

は?誰も助けに来るわけねーじゃん

お前にはなんにもないの

お前に生きてる価値なんて無いんだから

さっさと死ねば?‪

瞳菜 ( ヒナ )

今日も日課通り、

瞳菜 ( ヒナ )

男子からも女子からもいじめられちゃった、

私、新城 瞳菜 はいじめにあっている

瞳菜 ( ヒナ )

やっぱ間宮さんの言う通りなのかな、

瞳菜 ( ヒナ )

私に生きてる価値なんてないのかも、

瞳菜 ( ヒナ )

あと、数ヶ月我慢すれば高校に行ける。

瞳菜 ( ヒナ )

頑張ればいつか解き放たれるかな

瞳菜 ( ヒナ )

この、恐怖に怯える地獄のような毎日から、

瞳菜 ( ヒナ )

、、今日も頑張ろ

コンっ

瞳菜 ( ヒナ )

痛っ、なんだ石当てられただけか

晴輝 ( ハルキ )

クスクス、あっごめーん‪w

晴輝 ( ハルキ )

バイ菌が見えたから退治しようと思っちゃったー‪w

凜華 ( リンカ )

ちょっと〜辞めてあげなよ〜‪w

瞳菜 ( ヒナ )

、、、スタスタ

瞳菜 ( ヒナ )

っ、、また落書きかっ、

瞳菜 ( ヒナ )

イス無いし、、

瞳菜 ( ヒナ )

先生に貰いに行くのもやだな、

瞳菜 ( ヒナ )

行くしか無いか、、

ゴンッ

瞳菜 ( ヒナ )

痛ぁ、、

晴輝 ( ハルキ )

はぁ?いや謝れよ

晴輝 ( ハルキ )

痛ぁ、じゃねぇよ

凜華 ( リンカ )

うっわぁ、菌が移っちゃった〜

瞳菜 ( ヒナ )

ごっ、ごめん、、

晴輝 ( ハルキ )

はぁ?聞こえねぇよ

凜華 ( リンカ )

もう、いいよ

凜華 ( リンカ )

こいつと構ってると私たちの価値下がっちゃーう‪w

晴輝 ( ハルキ )

だな

瞳菜 ( ヒナ )

、、、

晴輝 ( ハルキ )

見んじゃねーよ、バイ菌が

瞳菜 ( ヒナ )

( 大丈夫、私にもきっと幸せが訪れるはず )

瞳菜 ( ヒナ )

先生、イス下さい

担任

あ?また壊したのか?

瞳菜 ( ヒナ )

いや、、壊したっていうか、ら

担任

言い訳はいらん

担任

もうそろそろいい加減にしろ?

瞳菜 ( ヒナ )

はい、すみません

担任

ちっ、何度やったら気が済むんだ

担任

前まではお前がそんなにものを壊すやつだとは思わなかったのにな。

瞳菜 ( ヒナ )

すみません

担任

さっさと行けよ

瞳菜 ( ヒナ )

、、、

瞳菜 ( ヒナ )

机の落書きも先生が来る前に消さないと、、

私にとっては、ご飯を食べる時がたった一つの楽しみである

1人で、屋上で、静かに、お弁当を食べる

それが私の救いであった、、

昨日までは、、

瞳菜 ( ヒナ )

、、今日もご飯だけか

瞳菜 ( ヒナ )

いいよね、お母さんに迷惑かけたくないし、、

ガチャッギーギー

瞳菜 ( ヒナ )

っ!

凜華 ( リンカ )

やっぱ今までここで食べてたんだ〜

晴輝 ( ハルキ )

1人とかさっびし〜‪w

晴輝 ( ハルキ )

うわっ、こいつの弁当ご飯だけ?!

凜華 ( リンカ )

え?マジ?‪w

凜華 ( リンカ )

だっさ〜

晴輝 ( ハルキ )

ご飯だけとか昭和かよ‪w

瞳菜 ( ヒナ )

、、、

瞳菜 ( ヒナ )

いっ、いいじゃん別に

晴輝 ( ハルキ )

はっ‪wこいつ俺らに対抗しようとしてるぜ‪w

凜華 ( リンカ )

うっわぁ〜更にドン引きだわ〜

晴輝 ( ハルキ )

やるっつうなら俺ガチでいくけど?‪w

凜華 ( リンカ )

やっていいと思う!‪w

晴輝 ( ハルキ )

おーらっよっと

ボゴッ

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、うぅ、、

晴輝 ( ハルキ )

おいおいどうした?

晴輝 ( ハルキ )

俺らに対抗してんだろっ

ゴボッ

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、、

晴輝 ( ハルキ )

まだまだ

ボゴッ、ゴンッ、ボフッ

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、、うぅ、

凜華 ( リンカ )

ねぇ〜もう行こー

晴輝 ( ハルキ )

そうだな

晴輝 ( ハルキ )

また明日なっ

瞳菜 ( ヒナ )

、、、

瞳菜 ( ヒナ )

先生に相談したい

瞳菜 ( ヒナ )

でも、先生はなんにもしてくれない

瞳菜 ( ヒナ )

逆に私を邪魔者扱いしてる、

瞳菜 ( ヒナ )

早く教室戻らないと、、

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、痛っ、、お、お腹が、

瞳菜 ( ヒナ )

とっ、とりあえず人にバレない所に移動しなきゃ、、

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、ふぅ、、

瞳菜 ( ヒナ )

はぁ、、私は1人かなんだから

瞳菜 ( ヒナ )

誰も探すわけ無いじゃん、、

瞳菜 ( ヒナ )

期待してたの?

瞳菜 ( ヒナ )

バカみたい、、

瞳菜 ( ヒナ )

、、、死にそう

瞳菜 ( ヒナ )

動けないし、このまま楽になりたいな〜、、

ガチャッ

担任

おい!新城!どこにいる!

担任

居るなら出てこい!

担任

心配してるんだぞ?!

瞳菜 ( ヒナ )

( 心配とか言って釣るつもりでしょ、 )

瞳菜 ( ヒナ )

( そう簡単には釣られないよ )

担任

新城!お願いだ、出てきてくれ

担任

話は聞くから!

担任

出てくるんだ!

瞳菜 ( ヒナ )

( 、、、賭けてみようかな )

瞳菜 ( ヒナ )

せっ、先生、、

担任

どこにいる!

瞳菜 ( ヒナ )

ここです、でも、動けなくて、、

担任

はぁ?動けない?

瞳菜 ( ヒナ )

ここです、

担任

新城!ここに居たのか?!

担任

早く戻るぞ!

瞳菜 ( ヒナ )

え?だから、動けないって、、

担任

そうやってかまって欲しいだけだろ?

瞳菜 ( ヒナ )

え?

担任

早くしろよ!

瞳菜 ( ヒナ )

うっ、は、はい、、

瞳菜 ( ヒナ )

んっ、、うっ、痛っ、

担任

つべこべ言わず早くしろよ!

瞳菜 ( ヒナ )

、、、( やっぱ賭けて失敗だ )

瞳菜 ( ヒナ )

( 一生お前を恨んでやる、 )

凜華 ( リンカ )

あっ、やっと来た〜

凜華 ( リンカ )

心配したんだよ〜?‪w

晴輝 ( ハルキ )

俺に喧嘩売っといて簡単に負けてやんの‪w

晴輝 ( ハルキ )

その挙句屋上に逃げてんの?

晴輝 ( ハルキ )

だっさ〜

瞳菜 ( ヒナ )

、、、

瞳菜 ( ヒナ )

( 大丈夫、我慢すればいつか、、 )

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