授業中たまたま廉を見てると 廉がこちらを見てくる
永瀬廉
長山はる
長山はる
永瀬廉
危ない危ない、
危うくバレちゃうところだった、
私のこの気持ちは、
多分、いや、絶対
バレちゃいけないものだと
私は思ってしまっていた
昼休み
私は中庭にいて、
さやかと一緒にお弁当を食べていて
いつも通りの昼休みをすごしていた
長山はる
けど、いつもと違うことがひとつ、
廉がたくさんの女の子に囲まれていること、
普段は昼休みではなく部活の朝練や 放課後
昼休みには誰もよってこない、
なのに、
今日はたくさんの女の子に囲まれて 廊下を歩いている、
長山はる
平山さやか
長山はる
平山さやか
いつの間に、
そんだけ疲れてるってことにしておこう、
長山はる
平山さやか
笑いながら言ってくるさやかは悪魔?いや、気づいてくれてるだけ
長山はる
平山さやか
長山はる
長山はる
あまり大きな声では言えないけど、
やっぱり気にしてしまうし、、
女の子たちにモヤモヤしてしまう
平山さやか
長山はる
けど、
平山さやか
長山はる
平山さやか
平山さやか
平山さやか
長山はる
そうなのかな、
そうなのなら、カッコ悪かったりするのから、
平山さやか
平山さやか
長山はる
長山はる
長山はる
平山さやか
長山はる
やっぱり持つべきものは友だね、
なんて感心してた、携帯が震えた
長山はる
スマホの電源をつけると そこにはさっきまでの悩みの種であった廉の名前が
長山はる
“今週末空いてない??”
長山はる
平山さやか
平山さやか
平山さやか
長山はる
長山はる
平山さやか
長山はる
もちろん予定があったとしても ないよって言うつもり、
だけどさやかは言ってたよね、
すぐに返事はしちゃダメだって
でも私は
駆け引きなんてしてられないし、
ぱっと文字を打ち送信の ボタンを押す
既読がすぐに着いてドキドキの感情が高ぶる
平山さやか
長山はる
そして数十秒もしないうちに 新たなメッセージが送られてきた
“了解、また夜にLINEできる?”
長山はる
平山さやか
平山さやか
私だって、どうしたらいいか、
永瀬廉
長山はる
永瀬廉
長山はる
永瀬廉
永瀬廉
長山はる
私はこの日もルンルンで家に帰って
真面目に勉強して
顔を見せるわけじゃないけど お風呂でスキンケアもしっかりして
なんならヘアセットもして
顔も髪も見られるわけじゃないってわかってる、けど
廉に言われた夜にLINEする、 が頭から離れなくて
見えてなくても綺麗でいたくて
気づいてるのかな?
廉は
私があなたに恋をしていることに
多分知らないでしょ?
腐れ縁の友達が自分のこと好きだななんて思ってもいないでしょ?
わかってる
でも私はあなたにこれからも恋をし続けるの
たとえ廉の好きな人が私じゃないってわかったとしても
夜
私は夕飯を終えて 自室で廉からのLINEを待っていた
いつ来てもいいように
携帯が音を鳴らして震える
ハッとなってスマホに電源を入れて 確認する
廉からだ
“今暇?”
永瀬廉
長山はる
永瀬廉
長山はる
永瀬廉
長山はる
永瀬廉
サッカー部の試合に私が??
見に行っていいの?
ちょっとくらい勘違いしてもいいよね?
そんな願いを星空に込めながら
廉に向けてのメッセージを打ち始める
“いいの?見に行きたい!!!”
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キュンキュン💓