そんな事があったある日
絵美
コソッ結衣ちゃん
結衣
どうしたの?
絵美
さっき岡田にね、「絵美って歴史得意なの?」って聞かれちゃった!そんな事ないのにね!
絵美ちゃんは、こうやって岡田の話をすることが多くなった。 。 でも、私に申し訳ないと思うのか、こういう話をしたあと必ず絵美ちゃんはこう言うのだ。
絵美
いつもこんな話聞かせちゃってごめんね!でもわかってるから。岡田のことは見れるだけ、見てるだけでいいの。
結衣
絵美ちゃん・・・
結衣
(そんな事言われたら、辛くなるよ。)
次の日
さくら
けっこう調べるのって楽しいねー!
美咲
「ねー!」だって、子供っぽい!
さくら
美咲ちゃん!
結衣
(岡田の事が好きな美咲ちゃん!)
美咲
なんで岡田くんがこんな子供っぽい人と付き合ってるのか、本当にわからないわー!
さくら
あっ、あの!岡田の彼女は、だから、あの・・・
結衣
美咲ちゃん、そのくらいで
絵美
そうだよ。
美咲
ま、今はそうでも、今後どーなるかは別だから。
美咲
恋は戦いだから。奪ったり奪われたり、戦国時代と同じなのよ!じゃあ!
結衣
行っちゃった・・・
さくら
でも、悔しいけど、ある意味正論かも
結衣
何が?
さくら
今、美咲ちゃんが言ってた事。
さくら
恋は戦い。奪ったり奪われたりするものだって。
好きならほしい!自分のものにしたい!そー思うもんね。
好きならほしい!自分のものにしたい!そー思うもんね。
さくら
だから私も頑張らなきゃ!
そう言って、さくらは行ってしまった。残された私は今の話を聞いていたのかいないのか、こっちに背を向けている絵美ちゃんを見た。
結衣
まったく、困っちゃうねー!
そう言ってみたけど、何が困っちゃうのか自分でもよくわからなかった。 次の日、絵美ちゃんは学校を休んだ。
3日後の放課後
結衣
明日が発表だけど、絵美ちゃん来ないね。
さくら
うん、大丈夫かな?
さくら
私、まだ発表の準備終わってないからな~💧
結衣
私、行かなきゃ!
さくら
え?
結衣
さくら、先帰るね!
さくら
うん、わかった!
結衣
(絵美ちゃんの家に行こう!どうしたのか気になるなら、直接確かめればいいんだ!)
結衣
あれ、岡田これって・・・
ドアを出るところで岡田に会い、岡田は発表の画用紙を持っていた。そして、あることを教えてもらった。
岡田
ああ、これね。実は・・・
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結衣
(ハッハッハ!絵美ちゃん!)
私は絵美ちゃんの家まで、全速力で走った。
すーす
どーも、すーすです!
すーす
次回がいよいよ最終回!
いつも見てくれてありがとうございます!
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すーす
👍50いったら続きを書きます❗