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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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私は高1の高木舞花

大人気の読モのお姉さんがいます…

いつもお姉さんと比べられてつらい日々が続いています…

舞花

お母さん!今何分⁈

7時15分よ!お姉ちゃんはもうとっくに行ってるわよ!

舞花

しってるよ!うるさいなぁー!

舞花

行ってきます!

行ってらっしゃーい

学校

舞花

凛子!はるか!おっはー

凛子

おー舞花おはよー!

はるか

おはよー舞花ちゃん

凛子

舞花ー聞いてよ!はるかがお姉ちゃんに最新のリップ買ってもらったんだって!

はるか

へへっいいでしょー!

凛子

ずっるーい

はるか

ははっ!

舞花

(いいなはるかは、お姉ちゃんと仲良くて…)

凛子

おーい舞花?どしたー?

はるか

魂飛んでるよぉー

舞花

あっ!ごめんごめん

舞花

よかったね!はるか!

はるか

大丈夫?

舞花

うん!

凛子

もーちゃんとしてね!

はるか

舞花ってお姉ちゃんいるの?

舞花

えっとまぁいるかな?

はるか

えーもしかしてさ!

はるか

読モの真由花?

舞花

えっ!なんで⁈

凛子

あーそれ私も思ってた!なんか真由花に似てるよね!

舞花

え!どこがよー!

はるか

なんか雰囲気?とか?

凛子

わかるわかる!

はるか

で?どーなのぉー

舞花

まぁえっとあってるよ

舞花

私のお姉ちゃんは真由花だよ、

凛子

えーーなんで今まで黙ってたのー!

舞花

ごめん、私いつもお姉ちゃんと比べられて友達とか好きな人とかに好かれなくてだからみんなにはお姉ちゃんと比べられたくなかったの!

舞花

本当にごめん

はるか

そっか…そうだよね、

はるとし

なんの話してんのー?

舞花

はるには関係ない話でーす

はるとし

えーなんで俺もまぜてよぉぉぉーーー

はるとし

いけずぅーー

舞花

これはガールズトークだから!

舞花

君はオカマかい?

はるとし

ののーちゃうからいくね!

はるとし

なんかあったらいつでもいうんだぞー!

舞花

うるさいなぁー!笑

凛子

ムフッムフッ

はるか

ふふふっ

舞花

え?どしたの?

凛子

もー顔にやけてるー

はるか

わっかりやす!

舞花

にやけてないし!

はるか

もーはるとしも絶対舞花のこと好きだよね!

凛子

告っちゃえよ!

舞花

私は、はるとしには告らない…

凛子

え?なんで?

舞花

この前はるが言ってたの

舞花

俺真由花ちゃんみたいな可愛い子と付き合いたい!

舞花

どっかに真由花ちゃん似の子いないかなーーー?

舞花

って

凛子

まって!はるとしは真由花の顔がすきなわけでしょ?

舞花

うん

凛子

それだったらさそれは恋じゃなくてただの憧れじゃない?

はるか

うんうん!だから大丈夫でしょ!

舞花

でも昔ね付き合ってた彼氏が私の家に行った次の日に「わかれよ」って言ってきたの…

舞花

なんで?って聞いたら舞花のお姉ちゃんが好きなんだって言ってた

凛子

それは、ひどいね

はるか

うん最低

凛子

でもさはるとしがその元彼と同じように真由花の虜にならない可能性だってあるじゃん!

舞花

でも、なる可能性だってあるでしょ?

凛子

うん…そだね

舞花

付き合ったら絶対に合わせなきゃいけないわけだし…

凛子

でもさ、そうやってずっと逃げるわけ?

舞花

え?

凛子

だって舞花さお姉ちゃんのせいにしていろいろ逃げてるよね

凛子

本当にはるとしが好きならさ

凛子

お姉ちゃんの件も話して告白してみなよ!

はるか

そうだよ!舞花ちゃん頑張って!

舞花

2人とも…

舞花

うん、頑張ってみる

凛子

頑張って!

はるか

頑張って!

昼休み

はるとし

ん?なんだこれ?手紙?

舞花

今日の放課後裏庭に来てください。話したいことがあります。舞花より

はるとし

舞花?話したいこと?

はるとし

なんだろ?

放課後

舞花

遅いなぁ、はる

舞花

もしかして告白って勘付いてきてくれない⁈

舞花

あぁぁーーどうしよー

はるとし

ごめん舞花!おそくなって!

はるとし

ちょっと日直だったから

舞花

ううん大丈夫!

舞花

そんなまってないし

はるとし

本当?よかったー!

はるとし

で、話って?

舞花

あ、そのえっとね

舞花

私はるが好きなの

舞花

付き合って…くれませんか?

はるとし

え?舞花が俺を好き?

はるとし

ねぇドッキリじゃないよね!

舞花

そんなわけないじゃん!

はるとし

だよねごめん

はるとし

俺も舞花が好きだよ

はるとし

付き合ってください!

舞花

はい!

舞花

でね、言いにくいんだけど、あまり言いたくないんだけど…

舞花

私はお姉ちゃんに読モの真由花がいます…

舞花

それでも私のこと好きっていってくれる?お姉ちゃんのことが好きとか言わない?

はるとし

なにそれ、そんなこと俺がいうと思った?

舞花

ごめん、思ってた

はるとし

まじかよ、

舞花

だってはるが前真由花みたいな可愛い子と付き合いたい!って言ってたんだもん!

はるとし

あ、そんなことも言ったな、

はるとし

けどあれは好きっていうことではなくてただの憧れてだから!

はるとし

心配させてごめん!

舞花

ううん、私も疑ったりしてごめん、

はるとし

ねぇ明日家行っていい?

はるとし

放課後、

舞花

うんいいよ、

はるとし

ありがと

次の日放課後

はるとし

お邪魔しまーす

舞花

ただいまー

舞花

どうぞ!あがって!

はるとし

ありがと!

舞花

あれ?お母さん!リビング真っ暗だよ!どうしたの!

舞花

あれ?お母さんー!

パンッ🎉

舞花!

16歳の

真由花

お誕生日

はるとし

おめでとーーー!

舞花

え!なんで?なんで?

はるとし

実はね、俺と真由花は知り合いなの!

真由花

それでね

真由花

はるとしくんと喋ってたら舞花と同じ学校だってことと、舞花のことが好きってことがわかったから

真由花

誕生日いっしょにお祝いしよ!ってことになって。

はるとし

俺はお祝いするなら友達としてじゃなくて彼氏としてお祝いしたかったから、

はるとし

昨日告白しようと思ってたら

はるとし

見事に先越されちゃったわけですよ!

舞花

なにそれ!お姉ちゃんのこと好きにならないかな?って心配した私がバカみたいじゃん!

真由花

ごめんね舞花

真由花

元彼の時には私のせいでダメになっちゃったじゃん…

真由花

だから次の恋は成功してほしくて、

舞花

元彼とはお姉ちゃんのせいじゃないよ

舞花

元彼に私のことを好きにさせれなかった私が悪いのお姉ちゃんは悪くないよ。

舞花

みんな!今日はありがとう!

舞花

最高の誕生日になりました!

みんな

おめでとーーー🎉

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