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静かな森の奥に私はひっそり住んでいた。
マリー
マリー
何百年もそこに閉じ込められていた。
────────────────
────何百年前────
マリー
マリー
マリー
マリー
マリー
私はそっとドアを開けて外に出た。
マリー
マリー
────ガサガサ...
マリー
マリー
人間
マリー
マリー
人間
人間
人間
人間
マリー
マリー
マリー
シオン
シオン
シオンがキッと人間たちを睨みつけた瞬間────
人間
人間
───人間たちは石に変わってしまった...。
マリー
シオン
マリー
マリー
シオン
マリー
シオン
シオン
マリー
マリー
シオン
シオン
シオン
シオン
マリー
マリー
マリー
シオン
────────────────
それからはよく覚えていない。
ただ、お母さんの帰りを待っている。
何十年も何百年も待っている。
────ずっとずっと...。
────────────────
セト
1人、森を走り抜ける少年。
セト
その少年の目は赤い。
セト
森を抜けた時だった。
セト
セト
そこにはツタに囲まれた白い家が建っていた。
セト
セト
セトの頭の中に少女の声が響き渡った。
────寂しいよ
────怖い...
────誰か...助けて
それは、世界に怯えている声...。
セト
世界を嫌った自分に。
この力を呪った自分に。
...その声は似ていた。
セト
セト
セトは、ゆっくりとドアに手をかける。
セト
そして、力を込めてドアを開けた。
────ガチャ...
マリー
セト
マリー
セト
マリー
マリー
マリー
マリー
マリー
少女は目を覆って泣き出した。
セト
セト
マリー
セト
セト
マリー
セト
セト
セト
セト
そう言ってセトはマリーに歩み寄った。
マリー
セト
マリー
セト
マリー
セト
セト
マリー
セト
少しずつ、セトの真っ赤な目が元の色に戻り始めた。
セト
セト
マリー
マリー
マリーは少し悩んだあと、静かに頷いた。
セト
マリー
────あの時に見た君の顔。
それは...
閉じこもり続けた私の心のドアをノックしてくれた。
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セト
マリー
セト
マリー
セト
マリー
16歳になった愛しい貴方と私。
今度は幸せになれると...いいなぁ…。