カーテンの隙間から漏れた日差しが
暖かく感じられた
ふと、時計を見ると
午前9時をさしていた
美南
美南
慌ててパンをほおりこむ
お母さんの特製ハチミツは美味しい
まるで夢の中に迷いこんだようだ
そんな幸せを知るよしもなく
お母さんが言う
お母さん
お母さん
お母さん
せっかくの幸せを邪魔され
イライラした私は
美南
そう言い残して
お母さんが作ったパンを半分
残した状態で家を出た
辺りを飛ぶ鳥がまるで
私を侮辱するかのように電柱で
鳴いている
今朝の事がバレないか警戒しながら
歩いていたらあっという間に
待ち合わせ場所に着いた
彼が怒り気味で
竜也
美南
竜也
竜也
美南
今日は竜也と遊園地デートの日だった
遅れて申し訳ない気持ちが込み上げた
美南
竜也
美南
竜也
美南
竜也
竜也
おばさん
おばさん
よ❗
おばさん2
おばさん2
美南
竜也
竜也
竜也
そうだな😒
美南
美南
竜也
竜也
竜也
美南
美南
美南
美南
美南
どうしてこうなったの?