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くるま。
くるま。
ひな
ひな
私は花田柊菜。
石焼き芋にハマっている女子中学生である。
決して、石焼き芋を売っているお兄さんがカッコイイ訳ではない。
ただ純粋に!!!石焼き芋を愛している!!!れ!!!!
あ…。
『!』って連続して打つと、たまに『れ』が出ること、あるよね。
まあ、それはどうでもいい。
今から私は、石焼き芋を買いに行く。
石焼き芋の無駄に長い宣伝の仕方も好きだ。
石焼き芋の、若干パサパサしてるところも好きだ。
石焼き芋を口のなかに入れた瞬間の、なんとも言えない幸福感…!
その瞬間が、私はたまらなく好きなのだ。
ひな
石焼き芋を売ってる人が、変わっている
今度は、年寄りと言っていい年齢の女の人だった。
女の人
女の人
女の人
ひな
女の人
ひな
女の人
女の人
どういう見た目ですかそりゃ…。
メンタルボロボロなんですけど…(泣)
と、その時!
お兄さん
奥の方にいたー!今までのお兄さん!
しかも助けてくれたー!
お兄さん
お兄さん
女の人
女の人
お兄さん
ひな
神…
大好き…愛してる…
…あっ、お兄さんじゃなくて、石焼き芋!
決して、お兄さんに会いたいからまた来る訳じゃない。
石焼き芋が好きだから…。
でも…
お兄さんのことも、決して嫌いではない。