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泣ける( i꒳i ) まさかお兄さんだったなんて…(´;ω;`)
しずたん・・・天才だよね?
いいお話◎短編でまとめれるの尊敬
私はある日
不思議なお兄さんに出会った
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
私はお母さんにおつかいを頼まれていた帰りだった
一樺(イチカ)
「おーい、そこのお嬢さん♪」
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
そう、私はあの日裏切られた
真友に
(元)真友
一樺(イチカ)
私が、最も誰よりも信頼していた真友
毎日が楽しかった、かけがえのない日々だった
でも…
そんな夢物語は、すぐに砕け散った
とある日の放課後
一樺(イチカ)
「~~」
一樺(イチカ)
私はそっと教室のドアを開け、覗いて見た
クラスメイト
クラスメイト
一樺(イチカ)
(元)真友
一樺(イチカ)
クラスメイト
(元)真友
(元)真友
クラスメイト
一樺(イチカ)
クラスメイト
(元)真友
(元)真友
クラスメイト
(元)真友
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
裏切られてたの…?
ガタンッ
(元)真友
一樺(イチカ)
(元)真友
一樺(イチカ)
クラスメイト
一樺(イチカ)
(元)真友
あーあ、焦っちゃって
そうやって“ご機嫌取り”をしてたんだね
一樺(イチカ)
(元)真友
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
クラスメイト
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
一樺(イチカ)
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
(元)真友
一樺(イチカ)
まさかこんなゲスを信用してたなんてね…
人を見る目腐ったかな、私
まぁ、もうそんなことはどうでもいい
元から私に「友」なんて必要無かった
アイツも本性出したんなら
私もいいよね?
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
クラスメイト
私はギロリと元真友とクラスメイトを睨みつける
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
ひっそりと私はそう言い残し
悪夢と言う名の教室を後にした
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
私はいつの間にか近くの公園のベンチに腰をかけ、 洗いざらい怪しいお兄さんに話していた
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
私と、同じ…
お兄さん
お兄さん
そう言ってお兄さんは手で顔を覆う
一樺(イチカ)
お兄さんの手には、涙が伝っていた
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
お兄さん
そう言ってお兄さんはふにゃっと笑う
その日、私達は笑い合った
今までの辛い事、苦しい事、全て忘れてしまうくらいに
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
そう言って私は笑う
こんなに笑ったのはいつぶりだろうか
久しぶり過ぎて顔が筋肉痛になりそうだ
お兄さん
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
別れを告げ、私は歩き出す…
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お兄さん
一樺(イチカ)
お兄さん
お兄さん
お兄さん
零(レイ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
それが
私と零お兄さんが
初めて出会った日
それから、私達は週に4回ほど
あの公園で話すようになった
一樺(イチカ)
零(レイ)
零お兄さんと過ごす時間は
私にとってかけがえのないものになり
唯一の居場所になっていた
それから数年が経ち
私も高校2年生になった
⚠出会ったのは小6の時です
零(レイ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
零お兄さんはそう言って背比べをする
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
「おーい!一樺ー!」
一樺(イチカ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
一樺(イチカ)
私は何故か違和感を感じた
今まで相談に乗ってもらってきた零お兄さんだけど
その笑顔は…どこか変だった
まるで…そう
妹の成長に喜びを 感じているかの様に
友達
一樺(イチカ)
私はちらっと零お兄さんの方を向く
零(レイ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
零(レイ)
私は零お兄さんに別れを告げ、友達の元へ走った
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
零(レイ)
フワッ…
一樺(イチカ)
私はふと、後ろを振り返る
一樺(イチカ)
手を振ってくれていた零お兄さんの姿は
消えていた
きっと帰ったんだろうと一瞬思った
でも…
何かが違う気がした
もう、会えなくなってしまう様な気がした
一樺(イチカ)
私は違和感を感じながら
友達の元に向かった
一樺(イチカ)
私はふと、お母さんに聞いてみた
お母さん
一樺(イチカ)
お母さん
一樺(イチカ)
お母さん
一樺(イチカ)
お母さんが突然泣き出した
お母さん
一樺(イチカ)
お母さん
お母さん
お母さん
一樺(イチカ)
お母さん
__________
_____
___
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
お母さんの話によると…
「零と言う人間はこの街にはいない」
「零は…」
「亡くなった一樺の兄だ」
これはもう10年以上前のこと
私は2、3歳くらいの歳で 零お兄さんは6、7歳くらいの頃だった
家族4人、仲良く外出をしていたとき
私が信号が赤に変わるギリギリに 横断をしようとした
そのときにトラックが走ってきて
零お兄さんはきっと私の危険を 親よりも先に感じ取ったのだろう
私の背中を押し
私の身代わりとなり 亡くなった
零お兄さんは、妹である私を家族で1番可愛がっており また、私も零お兄さんに特に懐いていた
そんな私を守るため、身代わりになったんだと言う
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
一樺(イチカ)
ポロポロと私も涙を流す
出会った日、零お兄さんが涙を流した様に
私も手で顔を覆い、泣いた
一樺(イチカ)
零お兄さんが私に教えてくれたこと…全部全部
忘れないから…ッ
零(レイ)
そう言う零お兄さんが
どこかにいる気がした
❦ℯꫛᎴ❧