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「危ないっ!!!」
ドンッ!
キィィィッ!!
ドオォン!!
凛奈
凛奈
凛奈
不定期で現れるこの悪夢。
凛奈はこの時どんなことがあったのか
思い出してみることにした
ピーンポーンパーンポーン
ガヤガヤガヤガヤ…
凛奈
凛奈
私は、小学生の頃いじめに遭っていた事から人を信じられなくなっていた
祐希
晴翔
凛奈
あそこの人達はこの学校の人気者である
特に祐希は先輩からも後輩からも絶大な人気を誇っている
私とは月とすっぽんのようなものだ。
だが私はあの人たちが嫌いだ。
私のような人を嘲笑い、地獄へと陥れる。
あんな奴らと一緒にいるなら、1人の方が良い。
友達なんてもう作らない。
そう心に誓っていた
今日は中庭の角でご飯食べよう
ザッザッザッザッ…
凛奈
もぐもぐもぐ…
祐希
クラスの人気者たち
凛奈
晴翔
あかり
凛奈
晴翔
あかり
祐希
クラスの人気者たち
バタバタバタバタ…
凛奈
勝手に割り込んできてなんだよ
ふざけんな
だから嫌いなんだよ…
だが、凛奈は気づいた
祐希だけは私のことを侮辱しなかった
祐希は何か違う
凛奈
凛奈
凛奈
私は今、夕飯の材料の買い忘れの分を買ってきたところである
たったったっ
祐希
凛奈
祐希だ…
祐希
凛奈
祐希
気まずい…
凛奈
祐希
凛奈
祐希
凛奈
そんなことを言われるなんて思ってもいなかった
あんなに私を嫌っているグループにいるやつが
こんなことを言うなんて
凛奈
凛奈
祐希
凛奈
祐希は何故か私に優しい
理由があるのだろうか…?
それから祐希は私に絡んでくるようになった
時には隠れて弁当を一緒に食べてくれたり
時には一緒に帰ったり
しばらくしてからLINEも交換するようになった。
でも、皆の前で二人で仲良くすることはなかった。
凛奈はそれでも良かった。
唯一遊んでくれる大切な人
祐希と遊べるならそれでいい
凛奈は次第に祐希のことを好きになっていった。
でも告白することなどなかった。
告白することで祐希がいじめられるかもしれない
そう思うと怖くて出来なかったのである。
そしてある日
祐希
凛奈
祐希
凛奈
凛奈
凛奈
祐希
凛奈
本当は私は友達だと思いたい
でも祐希は違うかもしれない
そう思うと友達だよなんて言えなかった
祐希
凛奈
よかった
祐希は私のことを友達だと思っているのかもしれない
少し安心した気がする
祐希
祐希
凛奈
びっくりした
学校でも一二を争う人気者が私を遊びに誘うなんて
思ってもいなかった
凛奈
祐希
祐希
凛奈
憩いの木とは、凛奈の通う学校から徒歩5分で着く、学生たちの待ち合わせの場所である。憩いの木の身長がとても高いため、分かりやすいからだそうだ。
まさか本当に遊ぶなんて
久しぶりに誰かと遊ぶんだ
凛奈は楽しみで仕方がなかった。
祐希
凛奈
土曜日まで後3日
なんの服着ていこうか…
友達と遊ぶなんてめっちゃ緊張する…
凛奈はわくわくしながら帰路へ着いた。
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