大きな音のした方へ駆けつける。 そこでは大きな鏡?が割れていた。
犬鳴 太郎
ワラビ
桑ヶ谷 北莉
ワラビ
独り言のように呟き始める 割れた鏡には 自分らの姿が映し出されている
眞上 燈李
ワラビ
犬鳴 太郎
海内 夏菜
篠野 羽華
ワラビ
そう言って扉を開け、彼は去っていった
犬鳴 太郎
しかしこれから何をすれば良いのだらうか 目的も特に無い。 一言で言えば"暇"になってしまったのだ。
犬鳴 太郎
海内 夏菜
桑ヶ谷 北莉
犬鳴 太郎
廊下の奥から 微かに息切れの音がする。
犬鳴 太郎
ワラビ
海内 夏菜
犬鳴 太郎
ワラビ
犬鳴 太郎
ワラビ
犬鳴 太郎
海内 夏菜
犬鳴 太郎
犬鳴 太郎
ワラビ
闇で覆われていく。 微かに震える声が嘆いていた
犬鳴 太郎
その一言はまるで 彼を救うかのような 自虐のような。
海内 夏菜
海内 夏菜
ワラビ
犬鳴 太郎
ワラビ
ワラビ
ワラビ
ワラビ
"あの鏡は特別ですから"と呟き 奥の部屋へ向かう
犬鳴 太郎
ワラビ
海内 夏菜
海内 夏菜
ワラビ
海内 夏菜
犬鳴 太郎
犬鳴 太郎
ワラビ
ワラビ
ワラビ
犬鳴 太郎
犬鳴 太郎
帰りたくないと駄々をこねる子供のように 唯、訴えた
現実とはまるで等活地獄のようであった
ワラビ
ワラビ
海内 夏菜
ワラビ
犬鳴 太郎
何も振り返らずに 彼は廊下の先へと進んだ
声をかけると やっと此方を向いてこう答えた
ワラビ
犬鳴 太郎
ワラビ
ワラビ
目を合わせられなかった 合わせた途端全てを悟ってしまいそうで。
海内 夏菜
犬鳴 太郎
皆、それぞれ単独行動をしている様で この場に居るのはほんの数名であった
犬鳴 太郎
井上 潤
井上 潤
犬鳴 太郎
井上 潤
彼は本当に優しい。 人を呼ぶために すぐさま部屋を出て行った。
犬鳴 太郎
篠野 羽華
犬鳴 太郎
篠野 羽華
篠野 羽華
篠野 羽華
犬鳴 太郎
篠野 羽華
犬鳴 太郎
篠野 羽華
篠野 羽華
篠野 羽華
犬鳴 太郎
少し笑った顔で 感謝を述べた。
僕は誰かに支えられて ここまで耐えてこれた。
犬鳴 太郎
篠野 羽華
海内 夏菜
此方を覗き込むようにして ひっそりと姿を現した
犬鳴 太郎
海内 夏菜
海内 夏菜
眞上 燈李
桑ヶ谷 北莉
犬鳴 太郎
霞流 茜
霞流 茜
海内 夏菜
眞上 燈李
眞上 燈李
霞流 茜
井上 潤
井上 潤
桑ヶ谷 北莉
桑ヶ谷 北莉
"白戸"というワードを聞いて 全員黙り込む。
井上 潤
犬鳴 太郎
眞上 燈李
桑ヶ谷 北莉
桑ヶ谷 北莉
桑ヶ谷 北莉
犬鳴 太郎
沈黙が続く。 それを破ったのはドアの開く音であった
ワラビ
霞流 茜
ワラビ
海内 夏菜
ワラビ
鏡の方に向かい 手をかざす。
彼は集中している様で 何にも反応しない。
気づけば割れた鏡がみるみる直っていく。 "嗚呼、これで帰れるんだ"と 皆が思っていた
ワラビ
彼の瞳にハイライトはもう無い 人では無い証の猫のような瞳孔が 映るだけであった。
犬鳴 太郎
誰も名乗り出ない。 それはそうだ。いくら帰れると分かっても 信用ならないからだ。
桑ヶ谷 北莉
声を上げたのは桑ヶ谷北莉。
桑ヶ谷 北莉
桑ヶ谷 北莉
ワラビ
そう言われると北莉は 手から肩、足…と どんどん鏡の中へ入っていく
桑ヶ谷 北莉
そう言い残して去っていった。
桑ヶ谷 北莉 【脱落】
海内 夏菜
周りより幼い彼女は 会って日が浅いにも関わらず 皆の事を考えてくれていた。
篠野 羽華
篠野 羽華
海内 夏菜
彼女らは まだ純粋だ。
そして勇敢であった。
海内 夏菜
篠野 羽華
海内 夏菜 篠野 羽華 【脱落】
井上 潤
井上 潤
きっと彼なら 出来ないことは無いだろう。
井上 潤
井上 潤 【脱落】
霞流 茜
霞流 茜
霞流 茜
霞流 茜
霞流 茜
霞流 茜 【脱落】
眞上 燈李
犬鳴 太郎
眞上 燈李
眞上 燈李
眞上 燈李
眞上 燈李 【脱落】
遂に1人になってしまった。
こんな僕を 一体誰が見てくれているのだろうか。
ワラビ
犬鳴 太郎
犬鳴 太郎
1番現実を嫌がっていたのは 僕の方かも知れない。
犬鳴 太郎
ワラビ
ワラビ
ワラビ
犬鳴 太郎
犬鳴 太郎
ワラビ
鏡はまるで水面のようだった 指を入れてしまえば 全身が吸い込まれていくような。
とぷんっ。 という音を最後に 視界は黒くなった。
犬鳴 太郎 【脱落】
ワラビ
しかし何故だろう。 何かが思い出せない
ワラビ
寂しげな空間と 1人の化け物だけがそこにはあった。
コメント
3件
次回で最終回ですか…何だかちょっぴり寂しいですね😌 完走まであと一歩、頑張ってください‼︎💪✨ …じわじわと余韻が…(?)、なんかこっちまで嬉しくなっちゃいます✨🤭💦(滲み出る歓喜のオーラ)(( 番外編、楽しみに待っておりますね!☺️(イワシ様の小説なら何でも楽しみ定期😌) ご無理はせず!まだ暑かったりしますから、お身体にもお気をつけて‼︎☺️🙇♂️(遅れた残暑見舞いかよ(?))
次回で最終話となります…😌 恐らく参加して下さった方々のキャラクターは直接出ることはありませんが、最後まで見届けてくれたら嬉しい限りです☺️ もしかしたら、参加者の方々のキャラクターをお借りして番外編が出るかも知れません…🫣✨