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まふまふ
ボクが欲しいのは…
まふまふ
ボク一人に対する
まふまふ
そらるさんの愛…
そらる
まふ…
そらる
ちょっとでいいから外に出てきてくれないか？
黒まふ
だってよ
黒まふ
出てきたら？
黒まふ
出てきたら？
まふまふ
でも…
まふまふ
ボクはそらるさんにひどいこと言ったから…
黒まふ
それを謝るチャンスじゃん！
黒まふ
出てきなよ
まふまふ
…分かったよ
まふまふ
………
そらる
まふ
そらる
さっきも言ったけど…
まふまふ
はい
まふまふ
愛してくれてるんですよね？
そらる
そうだ
そらる
どっちもだよ
まふまふ
(やっぱり)
まふまふ
どっちも…なんですね
そらる
ああ
まふまふ
………
ボクは唇を噛む
血が滲む
まふまふ
(やっぱり)
まふまふ
(独り占めは出来ないんだ…)
そらる
じゃあさ
そらる
逆に言うぞ？
まふまふ
…はい
そらる
まふが死んで喜ぶのは誰だ？
まふまふ
それは…
そらる
逆に悲しむのは誰だ？
まふまふ
う……
そらる
まふ
そらる
お前は自分の事しか考えてない
そらる
周りの人がどんな気持ちになるか考えてない
そらる
そうだろ？
まふまふ
(確かに…)
まふまふ
(熱くなって思考が単純になってたかも)
まふまふ
そうですね
そらる
悲しむ人
そらる
当然俺
そらる
坂田、浦田、天月とかの歌い手仲間
そらる
それと…
そらる
リスナーさんたち
まふまふ
…確かに
そらる
まふはみんなの人気者
そらる
少しは周りも見てくれ
まふまふ
(そらるさんには八つ当たりしてたんだな…)
まふまふ
ごめんなさい
まふまふ
落ち着いてませんでした
まふまふ
目の前しか見えてなくて
まふまふ
後の事を考えてませんでした…
そらる
分かってくれればいいさ
まふまふ
…ありがとうございます
まふまふ
そらるさん
まふまふ
こんなボクでも
まふまふ
愛してくれて…
そらる
こちらこそ
そらる
いつもありがとな
まふまふ
…はい！
まふまふ
少し中で考え事していいですか？
そらる
おう
まふまふ
…ふふふ
まふまふ
(よかった…)
まふまふ
(ボクは必要とされてたんだ…)
まふまふ
ボクって幸せ者だな…
まふまふ
一時期は凄く苦しかったけど
まふまふ
あの時期があったからこそ
まふまふ
そらるさんと出会えたんだもんな
まふまふ
これからも命を大切に
まふまふ
そらるさんと一緒に
まふまふ
生きていこう…
そんな幸せ絶頂のボクに
まふまふ
…！
まふまふ
これは…
黒まふ
…よかったです
黒まふ
さすがですね、そらるさん
そらる
当たり前だろ？
そらる
彼女を救うのは
黒まふ
お～w
そこで
黒まふ
ちょっと待ってよ～
黒まふ
今そらるさんといちゃいちゃしてるの～
そらる
おいおい…
しかしまふまふの表情が一変する
黒まふ
そんな慌ててどうしたの？
黒まふ
…分かった分かった
まふの姿が変わり
そらる
次はなんなん…
まふまふ
そらるさん！
そらる
！
俺の名前を呼んだまふの目は
鋭く光っていた
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