莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
これはnmmnです ご本人様とは関係ありません
苦手な方は見ないでください
あれから、1週間が過ぎようとしていた
俺は毎日、ころんを家まで送っている
さとみ
さとみ
俺は決して頭が悪いわけではない
ただ、俺たちが通っているのは、そこそこ有名な進学校
周りのレベルの高さに追いつけない
でも......
さとみ
さとみ
ころん
君は少し照れながら遠慮気味に頷く
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
毎日こんなたわいもない会話をしながら一緒に歩くのは
すっかり俺の日常になっていた
昼食も毎日一緒に食べるようになったし
昨日も放課後残って勉強を教えてもらっていた
ちなみに君をいじめていた奴らは、 あの次の日に一度だけ絡んできたことがあったが
どうやら俺の顔を覚えていたらしく、睨んで指を鳴らしたら あっさり怯えて逃げていった
あれ以降一度も俺たちの前に現れていない
今度こそ、ちゃんと君を守れてる
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
笑顔で手を振り、マンションの中に消えていく君の背中を見送って
思わず小さく息をついた
今日もちゃんと、君を守れた
この1週間、君は親にも殴られていないようで 心なしかアザが薄くなっていたようにも見えた
高校生たちに付けられた怪我も、少しずつ治っている
そして何より、君は今までよりも笑顔が増えた
そのことが嬉しくて、俺はすっかり安心していた
いや
安心してしまっていたのだ
君の抱える1番大きな傷を
俺は忘れてしまっていた
次の日
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
いつも通り、少し遠くから歩いてきて、挨拶をしてくれる君
でも、今日は少し違った
歩いてくる君は
少しだけ、右足を引きずっているように見えた
さとみ
さとみ
ころん
君の表情が少しだけ曇った
久しぶりに見るこの表情に、嫌な予感がする
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
先生
先生
ころん
さとみ
さとみ
先生
先生
先生
先生
さとみ
ころん
さとみ
ほっと息をついたとき、構内に予鈴が鳴り響いた
先生
先生
先生
さとみ
俺は静かに保健室を出た
さとみ
廊下に出て一人になり、そっとため息をついた
生徒たちが慌ただしく教室に戻っていく音が廊下にこだまする
さとみ
さとみ
壁に怒りをぶつけ、小さく呟く
その声は騒がしい声と共に消えていく
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
君を守れる
さとみ
ころん
さとみ
今は1時間目の終わりの休憩時間
俺が保健室に入ると、ベッドの上に座っている君が俺に笑顔を向ける
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
これから、一緒に住まない?
コメント
3件
連載ブクマ失礼します!
待って?!最高なんだけ?!主様天才?!続き待ってますよ?!いいね1000以上押しますね?!(?)