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れま/アイコン変えたよ
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#恋愛系?
希紀&愛萌
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波留ヌ無@犬殺し
102
コメント
9件

実話っ!?史実っ!? 首謀者の方々…お気の毒に…苦しんでらっしゃい(((
あなたは天才ですね(^ཫ^) まじ最高っす.... プレゼントの1000♡!
やっと来た…体感10年待ちましたよ!
これはフィクションです
政治的意図はありません
だいぶ長いので目と手を休めながら御鑑賞下さい
Q:前回“助言者”が暴走して登場人物に助言をした様ですが?
A:…そうですね
Q:登場人物に国の化身を半永久的にとはいえ殺す方法という答えに直結する助言をするなんて……大丈夫なのですか?
A:大丈夫ですよ
Q:何故?
A:登場人物が私達の会話や助言を聞いたとしてもそれは『夢』となり……登場人物達の記憶から抜け落ちますから……
Q:………そうだとしても多少は物語に影響が出てしまうのでは?
A………そうですね
A:恐らく“彼”は国の化身を半永久的に殺す方法に近づくでしょうね
Q:…………それは大丈夫なのですか?
A:…………えぇ…
A:“彼”がその方法を知ったとしても………
A:それを相手に実行する事は難しいですからね
Q:………確か以前…貴方も登場人物ではなくとも読者に国の化身を半永久的に殺す方法を教えようとしていましたね
A:えぇ………
A:ですが“助言者”に妨害されました
Q:“助言者”は妨害をしたと思えば急に方法を教えようとしたり…………何をしたいのでしょう?
A:“助言者”なりに方法を教えるタイミングがあるのでは?
A:“助言者”はこだわりが強いですから
Q:そうですか…
無駄話はそこまでにして物語へ移行してください“質問者”“回答者”
Q:………貴方は“助言者”について何も感じないのですか
…………物語へ強制移行します
ヴィシー・フランス
フランスは口から赤黒い血を吐き出しながら僕を睨んでくる…
自由フランス
国の化身だから死なないからとはいえ
ひとまずフランスをここに食い止める為に…
ボロボロになるまで…
………家族であるフランスの事を銃で撃ち…レイピアで刺し…蹴り飛ばし…
殺しさえもした
ヴィシー・フランス
自由フランス
もう自分の家族を手に掛けたくない………フランスは僕の大切な……
大切な………
自由フランス
ヴィシー・フランス
フランスは僕に銃を向けながら後ずさる…
自由フランス
でも僕はフランスの言葉を無視して歩く
ヴィシー・フランス
フランスはまた後ずさる…
でも僕は…
自由フランス
ヴィシー・フランス
バンッ
フランスが僕に向けて撃った銃弾は僕の頬を掠めた
自由フランス
頬から血が滴る…
それでも僕はフランスの方へ歩く足を止めない
ヴィシー・フランス
ねぇフランス…
フランスがもう僕のことを忘れてしまっていても……
僕はずっとフランスの事が好きだから…
だからほら…
自由フランス
分からない……
自由フランス
僕は目の前にいる微笑みながら両手を僕の方へのばしている国を見つめる
ヴィシー・フランス
僕はそいつの頭を撃ち抜いてやろうと思い銃の標準を合わせる…
………後は引き金を引くだけ…
ヴィシー・フランス
そう
引くだけでいい…
引くだけでいいんだ…
ヴィシー・フランス
引けよ…
なんで躊躇っているんだよ
ヴィシー・フランス
引けよ!
パァンッ
自由フランス
頭を狙って撃った銃弾はそいつに当たる事なく通り過ぎていった…
なんで……
なんで………
なんで僕は外した?
ヴィシー・フランス
失敗した…?
いや…
僕がミスで外す筈はない……
じゃあなんで外した…?
………………
答えはわかってる………
ただ認めたくないだけ……
ヴィシー・フランス
僕は目の前にいる国を………
ヴィシー・フランス
でも僕はこの国が僕にとってどの様な存在だったのか知らない……
いや……思い出せない…
それでも……
自由フランス
ヴィシー・フランス
ガシャンッ
ヴィシー・フランス
自由フランス
この温もりは………
ヴィシー・フランス
とても…
とても
とても懐かしい温もりだ…
自由フランス
僕とフランスは抱き合ったままお互いに一歩も動かず…一言も言葉を発しなかった
………フランスとこうしてハグをしたのはいつ振りだろうか…
もう何年もしていないのに身体はこの温もりを覚えている…
自由フランス
………この温もりはとても懐かしく安心する温もりだ……
…ずっとこうしていたい……
そう思っていても現実はそうならない………
だって…
アメリカ
イギリス
中華民国
中華民国
ほら………
連合国の皆んながやってきた……
ヴィシー・フランス
フランスは僕から離れると連合国の皆んなを睨む
自由フランス
僕はそうフランスに言ってこちらに到着した連合国の皆んなに声をかける
自由フランス
自由フランス
アメリカ
僕がそういうとアメリカはフランスに向き合って口を開く
アメリカ
ヴィシー・フランス
僕はアメリカとフランスを横目にイギリスを盗み見た
イギリス
………イギリスは悲しそうな………嬉しそうな…………不安げな………様々な感情が含まれている表情をしながらフランスを見つめている
………そりゃそうか…
でも僕にはもう何も出来ない………僕はフランスが僕の事を少しでも思い出してくれればもうそれでいい…
僕は視線をイギリスからアメリカとフランスに戻した
アメリカ
ヴィシー・フランス
フランスはそうなる事を分かっていたかの様な顔をして頷く
ヴィシー・フランス
そう言いながらフランスは静かに微笑んだ
中華民国
中華民国
フランスを励まそうとしているのか中華民国兄弟はそう言う
けど………
アメリカ
アメリカはここにいる国の化身の顔を一国一国見て…ゆっくりと話し始める……
アメリカ
アメリカ
アメリカのその言葉にここの空気が一気に重くなるのを感じる……
ヴィシー・フランス
……嗚呼…
君はまだあの悪魔の事を様付けするんだね……
自由フランス
イギリス
中華民国
中華民国
空気が重く…暗くなって息苦しくなってきた時……
アメリカ
アメリカ
アメリカがそう笑いながら言うとこの空気も少しは和らいだ
イギリス
自由フランス
中華民国
中華民国
僕達が安心して落ち着いたのを確認してからまたアメリカが口を開く
アメリカ
ヴィシー・フランス
……フランスは僕と一緒に帰る事に頷いてくれたけど……まだ僕達…連合国の敵であることは変わりない……
だから……
ヴィシー・フランス
イギリス
アメリカ
アメリカ
アメリカはそう言って愉快そうな笑みを浮かべた…
サロ
イタ王
お互い無言で見つめ合ってから何分経っただろう?
もしかしたら数秒…数十秒かもしれない…
はたまた数十分かもしれない……
それくらい時間の流れが分からなくなるくらい僕の頭は別の事を考える為にグルグルと回転していた…
サロ
このイタリア王国の国の化身には聞きたい事が沢山ある……
何故僕の身体にイタリア王国と同じ国旗があるのか……
何故パパはイタリア王国に助けを求めると良いと言ったのか………
そもそもパパとの関係は何………?
他にもたくさん聞きたい事がある………
なのに………言葉が出てこない…
サロ
僕がどうすれば良いのか頭を悩ませていると…
イタ王
先程まで無言を貫いていたイタリア王国が口を開いた
僕は少し考えてからイタリア王国の質問に対して一応正直に答える事にした
サロ
サロ
僕がそう言うとイタリア王国は何故か今にも泣きそうで……悲しそうな顔をしてから微笑む
イタ王
イタ王
イタリア王国は僕には聞こえない声で何か呟くと僕の方へ向き直った
イタ王
イタ王
その言葉を聞いて僕は少し驚いた
サロ
イタリア王国こそ僕に聞きたい事がある筈だ……
なのにさっきの質問だけで良いのか?
本当に他にはないのか?
それこそイタリア王国は元はパパの同盟国とはいえ今は連合国へ協力しているんじゃ無いのか?それなら僕やパパの情報がもっと欲しい筈じゃ?
いや…別に僕やパパの事じゃなくともおじいちゃんの情報とか今のドイツの情勢とか………そう言う情報は欲しくないのか?
僕が頭の中で疑問を抱いているとそれを察したのかイタリア王国は全てを見透かしたかの様な瞳をこちらに向ける…
イタ王
イタ王
イタ王
サロ
…………イタリア王国の表情…声色…動き…目線の動かし方……
嘘はついてない……
それにパパの事を話すたびにどこか悲しそうに…愛おしそうに…心配気に話す…
それすらも嘘ではない
ならば少しは警戒を解いても大丈夫だろう
サロ
まぁ………気が引けるなんて思っていないけども僕とイタリア王国は気のおける仲じゃないからね
質問のし過ぎでイタリア王国の機嫌を損ねる事はしない様にしないと
イタ王
イタ王
サロ
…………僕の心の中を読んだかの様なセリフだね……
もしかしてイタリア王国は相手の反応を見極めるのが得意なのか?
サロ
サロ
聞きたい事はもう決まった……
僕がイタリア王国に聞きたい事は
サロ
イタ王
サロ
僕とイタリア王国との距離はもう殆どない……
僕は自分よりも遥かに身長の高いイタリア王国を見上げて言葉を紡ぐ
サロ
………僕とイタリア王国は派閥が違う……
枢軸国の僕と連合国へ行ったイタリア王国……
だからイタリア王国から言われる言葉はもう決まっている
答えは恐らく……NEIN(訳:いいえ
……答えがわかっていてもパパが少しでも信じた国の化身に僕も可能性を見出したかった…
サロ
………でももうおしまい……
イタ王
さぁ
君の口から言ってみてよ
拒否の言葉を!
イタ王
…………
………
サロ
サロ
サロ
サロ
サロ
サロ
サロ
………イタリア王国が突拍子もない返事をしたせいで僕はイタリア王国の家…兼仕事場の会議室に連れてこられた
イタ王
サロ
イタリア王国は僕が頷くのを見るとドアを開けて出て行ってしまった
サロ
………イタリア王国がまさか承諾するなんて思ってなかった…
何故承諾した?
僕とパパはイタリア王国にとっては敵国だと言うのに………
………もしかして僕を騙してここに連れてきた事を連合国の国の化身どもに言うつもりか?
……あり得る……
ならばここから逃げた方がいいかもしれない………
サロ
………でも……
あの場所へ戻らないといけない……?
サロ
………あそこへ戻るぐらいなら連合国の奴等に捕まった方がいいのか?
いや……
連合国の奴等に捕まったらパパともう二度と会えないかもしれない……
それは一番避けたい事だ……
サロ
どうしたらいい…?
ここから逃げてあの場所へ戻る?
それとも……
この後どうなるかも分からないこの場所に留まる?
……一番リスクが少ない方は……
サロ
でも……
でもあの場所は……
サロ
…………………
あそこは極力戻りたくない………
……僕の脳裏に思い出したくもない日々の光景がフラッシュバックする
サロ
あの日々の間に……何度…頭の中でパパに助けを求めただろう?
……パパが僕をこんな地獄から救ってくれると何度思い描いただろう………?
………………
サロ
イタ王
僕を急に呼び出したから何事かと思って急いで戻ってきた僕に兄さんは少し気まずそうにそう聞いてきた
………イタリア社会共和国……
CLN
CLN
CLN
だってそうでしょ?
急に現れた国の化身だもの
しかも名前に“イタリア”がついていてナチスの味方………
僕達の敵
イタ王
なのになんで……
なんで兄さんはそんな顔をするの……?
イタ王
CLN
兄さんは小さい声でそう言うと悲しそうな顔で衝撃的事実を話し始めた…
CLN
CLN
ねぇ………
イタ王
お願い……
CLN
イタ王
……………ぁは………
イタリア社会共和国が兄さんとナチスの息子……?
……しかも…兄さんの再生速度はもう…………
……………ねぇ兄さん……
僕はどうしたらいいの………?
イタ王
CLN
………違う……………兄さんが悪いんじゃない……
兄さんは悪く無い………
………僕は兄さんを責めたいわけじゃない……
悪いのは全部………全部………
…………
CLN
CLN
イタ王
兄さんは悪く無いよ………
だから大丈夫……
CLN
CLN
だから
だからね…
CLN
大好きな大好きな僕の兄さん……
CLN
お願いだから
ほら………
CLN
CLN
CLN
僕はずっと……
ずっと……
CLN
イタ王
イタ王
CLN
僕は笑いながら気になっていた事を兄さんに聞く…
CLN
イタ王
まず最初は………こっちの質問にしよう…
CLN
もしこの事を伝えたらどうなるだろう?
イタリア社会共和国の精神は保つのだろうか?
………まぁ国の化身は壊れる事は無いから心配は無いけど………
家族になるんだったら極力イタリア社会共和国には苦しい思いはさせたくは無い……
……………初対面でレイピアで刺した僕が言えた事じゃ無いけど………
イタ王
イタ王
CLN
なら僕もイタリア社会共和国には何も言わないでおこうか…
僕は頷くと次の質問を口にする…
CLN
CLN
どうしても言葉が詰まってしまう………
でもこれははっきりとさせておきたい…
CLN
………あぁ……
聞きたくないからか身体が言う事を聞かない…
僕が黙っていると兄さんは優しく微笑んで言う……
イタ王
嗚呼……やめて……
聞きたくない……そんな事あって欲しくない……
でも聞かないと……はっきりさせてこれからの事を考えないといけない……
そんな葛藤が頭の中で渦巻く……
イタ王
あ“ぁ”…………
CLN
なんとなく予想はついている……
イタ王
ただ認めたくないだけ………
だからお願い兄さん……
僕に予想と違う事を言って…
イタ王
……………
CLN
コツ………コツ…コツ………コツ…
静けさを破る様に靴の音が鳴り響く……
ナチス
ナチス
グシャッ
ヴィシーとの連絡が途絶えたと言う報告書…
………恐らく連合国がフランス海岸を同時奇襲した事が関係するのだろう…
忌々しい……
フランスが連合国によって解放されるのも時間の問題か…?
もしそうなると私達が恐れていた………
ナチス
………ソビエトと連合国による挟み撃ち………
ナチス
可能性としては大いにある……
ナチス
コツ…コツコツ……コツコツコツ
ナチス
国の化身を殺す方法……
私の血を飲んだソビエトはどうやら右目が治った後も今まで通りの瞳ではないらしい…
そして誤って私の血を飲んだプロイセンも血を飲んだ直後の羽への怪我が治ってはいるがやはり今まで通りに自由には動かしづらくなっている様だ…
………だが血を飲んだだけでは血を飲んだ直後ではないと再生速度に影響しない……
実際にプロイセンは羽の怪我以外はそれ以降問題無く再生している……
ナチス
血だけでは足りない……?
だが他に何がある?
何か………
ナチス
そうだ
私と他の国の化身の違いは何だ?
…………勿論決まってる
ナチス
トク……トク……トク……トク…
………心臓の有無だ……
ナチス
私の胸元で永遠に脈打つ心臓……
全く忌々しい…
まるで私が国の化身ではないと言っている様じゃないか………
いや……
不完全な国の化身だと言っている様だ………と言う方が正しいか……
だが……
試すべき事はひとまず決まった……
ナチス
…………私はその予想が当たっていても意味がない事を察しながらも足を進めた…
………意味がなくとも………
少しは他の答えに近づくのでは無いかと期待して……
ナチス
私は目的の人物を探し出すとすぐに声をかける
医者
…こいつは私の瞳の色を変える薬を作ったり……お父さん以外で唯一の私が他の国の化身と違う事を知っている人間………
ナチス
絶対的信頼をおける人間だ
医者
目の前の奴は初めて会った時よりも皺が増えた顔を少し歪める……
医者
ナチス
こいつだって馬鹿じゃ無い…
今…我々が置かれている状況なんてすぐに分かる筈だ
医者
医者
…………
さて………
ナチス
医者
医者
私はその言葉を聞くとすぐに言の葉を紡ぐ
ナチス
私がそう言うと目の前の人間が少し驚いた顔をする…
だがすぐに落ち着きを取り戻し……口を開く
医者
そう言うと人間は恭しく一礼をすると奥の方へ向かった
ナチス
しばらく待っていると人間はユダヤ人を一人…連れてきた
医者
ユダヤ人
そのユダヤ人は顔を青ざめさせ…身体を小刻みに震わせていた
ナチス
………まぁ人間であれば誰でも良かったから……
ナチス
医者
私が頷くと人間はそのユダヤ人を私へ預けた
ナチス
ユダヤ人
私が念の為脅しをかけるとユダヤ人は必死の形相で首をもげそうなくらい縦に振り頷く…
ナチス
ナチス
医者
ナチス
私はそう言うといまだに震え続けるユダヤ人を引き連れてとある場所へ向かった
ギイィィッ
相変わらず不快な音と共に扉が開く
ナチス
私が部屋を見渡すとドイツ帝国等が固まって寝ている姿が目に入った
この扉の音がしても目を覚まさないとは………
お陰でこちらも怪我を負わずに済む…
ドイツ帝国、プロイセン、二重帝国は毎回の様に暴れるからな…
今回したい実験は繊細さが求められる実験だからな……怪我をしたまま出来るわけない…
嗚呼………本当に良かった…
ナチス
私は極力足音を立てずにドイツ帝国等の近くまで歩くとしゃがんでヴァイマル共和政へ手を伸ばす…
ヴァイマル共和政
私の手が触れると流石にヴァイマル共和政は目を覚ました…
ヴァイマル共和政
ドイツ帝国等を起こされては困る……
私はそう思い…人差し指を口元へ運んでから言葉を紡いだ
ナチス
ナチス
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和政は口元を両手で強く押さえると小さく何度も頷く
ナチス
私はヴァイマル共和政の手首を掴んでこちらに引き寄せる…
そうすると体勢を崩したヴァイマル共和政は私の方へ倒れ込む…
私は倒れ込んだヴァイマル共和政へ悪魔が人間に囁く様に言葉を紡ぐ…
ナチス
お前に拒否権は無い
ナチス
ナチス
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和政
ナチス
ガチャッ
ナチス
ヴァイマル共和政
私はヴァイマル共和政を手術室へと入れ、指示を出す
ナチス
私が指差した診察台の横にはもう一つ診察台があり、そのもう一つの診察台の上にはユダヤ人が一人横たわっている
ヴァイマル共和政はそれに少し怯えつつも大人しく私の言う事に従う
………やはりヴァイマル共和政を選んで正解だ…
こいつは大人しいから扱い易い
ナチス
私は手袋を外すと太腿の辺りに常に忍ばせている短剣を取り出してそれで自分の人差し指に傷をつける
ナチス
人差し指の傷から血が出てきたのを確認すると私はヴァイマル共和政の前に立つ…
ナチス
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和政は少し戸惑いながらも口を開ける……
私はその開けた口の中に自らの人差し指を突っ込む
ヴァイマル共和政
ナチス
私は口内の生暖かさに顔を少し顰めつつも冷静に考えを巡らす…
ナチス
……おそらくもう良いだろう………
ナチス
ナチス
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和政は大人しく自身の唾液と私の血が混じったものを飲み込む
ナチス
ヴァイマル共和政が仰向けになったのを視界の端で確認すると早速準備に取り掛かる
ナチス
この為にわざわざ二人分の麻酔を用意するのは少し骨が折れた……
ナチス
ヴァイマル共和政
ナチス
私がそう言ってもヴァイマル共和政の顔は青ざめたままだった…
………まぁ良い
ナチス
私はそう言うとヴァイマル共和政に麻酔を使う
ナチス
ナチス
ナチス
本来ならこういう事をする時は必ず助手がつくものだが今は私しかいない………
…………大丈夫………
ナチス
ナチス
………やはり元々ない器官を付け足すという事は簡単じゃないな……
人間と同じ位置に取り付ければ良いはずなのだが………
…………骨が邪魔をしてくる……
人間から取り出す時と同じ様に骨を切除してからつけるか……?
………嗚呼……目が霞む……
何時間この身体と睨めっこしている?
ナチス
作業を始めてから数時間……
ようやく張り詰めていた息を吐き出す事ができた……
ナチス
私はそう呟きながらヴァイマル共和政を見下ろす
起きる気配は無い…
ナチス
私は視線を隣に移してユダヤ人を見下ろす
そのユダヤ人の胸元は切り開かれており、その胸元の中には本来あるべき物が抜け落ちている
………ユダヤ人にあったものをヴァイマル共和政に移す………
ナチス
私は手術による疲労で立つことも億劫になり椅子に座る
ナチス
本当に疲れた………
だが…
成功はした筈だ………
人間から国の化身への心臓移植を………
ヴァイマル共和政
椅子に座ってしばらく待っているとヴァイマル共和政が目を覚まして起き上がった
ナチス
まだ麻酔が抜けきっていないのかぼんやりしているヴァイマル共和政に声を掛ける…
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和政は怯えた顔をぎこちなくこちらへ向ける
ナチス
私は顔に笑みを貼り付けながらヴァイマル共和政の方へ歩む
ヴァイマル共和政
小さく震えるヴァイマル共和政の手首を掴む…
ナチス
そう言ってから私は短剣でヴァイマル共和政の手首へ一線の傷をつける…
ヴァイマル共和政
ナチス
ヴァイマル共和政
………嗚呼……
ナチス
ヴァイマル共和政
成功だ…
ヴァイマル共和政
私は呆然とするヴァイマル共和政を無視して愉快な気分で医療器具の片付けに取り掛かる…
片付けをしながら私が成功の余韻に浸っていると……
バタンッ
親衛隊
ドアを大きな音を立てながら入ってきた親衛隊の人間は焦った様子で私の名前を叫ぶ……
ナチス
折角私が心地よい気分になっていたと言うのに水を差すとは……
くだらないことだったらコイツの首を今ここで切り落としてやる…
私はそう思いながら親衛隊が口を開くのを待つ
親衛隊
親衛隊の人間は乱れた呼吸を落ち着かせてから喋り出す…
親衛隊
ナチス
嫌な予感がする……
親衛隊
……………
ナチス
あの後私は手術室に入ってきた親衛隊の人間にヴァイマル共和政を任せ、多くの親衛隊を引き連れて反逆者の制圧に向かった…
ナチス
ナチス
複数人の親衛隊
親衛隊等が制圧しに行ったのとすれ違いに指揮官が私の方へやって来る
指揮官
ナチス
指揮官
指揮官は頷くと手術室に篭りっきりで「ヒトラー総統が爆撃された」と言う情報しか無い私に簡潔に説明をする…
………どうやらこの事件の首謀者等は国防軍内の反ナチス派将校どもの様だ………
………必ず殺す……
普通に殺すだけでは物足りない…
こんな事をした事を必ず後悔するまで屈辱な目に合わせてやる……
ナチス
ナチス
私は念を押すようにそう聞く
指揮官
ナチス
嗚呼……
良かった……
ナチス
タタタタタッ……タタタタタッ
ナチス
急げ……急げ………
ナチス
ナチス
ガチャッ
ナチス
僕が叫ぶ様に呼ぶとお父さんはこちらへ振り向く…
ヒトラー
ナチス
お父さんは服装は新しいものに着替えていたが…全身の火傷や打撲、擦り傷が見え隠れしている…
お父さんを見ていて痛々しいが…
爆撃されたのに軽傷ですんだのは奇跡に近いだろう…
ナチス
ヒトラー
お父さんはそう言うと言葉をさらに紡ぐ…
ヒトラー
ナチス
お父さんは少し怖い目でそう言うと僕の肩を掴む……
ヒトラー
ナチス
いたい………
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
もう肩の痛みなんてなんでも良い…
………おとうさんが嬉しそうで良かった………
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ナチス
ナチス
ヒトラー
ピーーーーーーーーー
この内容は適しておりません
この事件の後…首謀者等がどうなったのかは読者の皆様が自己責任で調べてご覧下さい
この事件は1944年7月20日にあったヒトラー暗殺計画です
記憶を失ってしまっても愛するものが家族?
ずっと離れ離れになっていても愛し続ける事が家族?
自分からしたら家族でもない者でも自分が愛した家族が愛したら自分にとってもその者も家族?
その人に愛される為になんだってする事が家族…?
家族の為ならなんだってする…?
………家族……
家族
家族
嗚呼!家族とはなんて素晴らしいんだ!
お互い支え合って生きてゆき、お互いの事を認め合う!
…………
…………そんなわけないか……
自身の家族さえも殺す人間だっているのだから……
殺すしかないと言うしょうがない理由でもあったのだろうし……無かったかもしれないが……
家族を殺す人間だっているんだ…
家族が無条件に自分を認めてくれるなんて夢物語………
…………いや違うか……
様々な家族の形があるんだ……
…………
さて
皆さんは家族の事は好きですか?
家族の形とは…?
家族の定義とは…?
血の繋がりが家族?
それとも愛?
………
………
……………それでは
またお会いしましょう
自由フランス
パリを解放するのはもう時間の問題…
後ちょっとで僕達の領土はナチスから解放される……
そしたらフランスは元に戻る筈…
自由フランス
にしても……
最近頭が痛いな………