○○
だれかの心臓になれたなら
○○
ユリイ・カノン さん
○○
ハイキュー
○○
どぞー
○○
ねぇ倫太郎。
角名
ん?
○○
「こんな世界」と嘆くだれかの
○○
生きる理由になれるでしょうか
角名
なれるよ
○○
これは僕が
○○
今君に贈る
○○
最初で最期の
愛の言葉だ
○○
……
街も人も歪み出した
モブ
来るな!
化け物だと
○○
(気付いたんだ)
○○
(欲動に巣食った愚かさも)
全てがこの目に映る
○○
(シアトリカルに手の上で)
○○
誰も彼も踊らされる
○○
生まれた意味だって知らぬまま
○○
形骸化した夢は
錆びついてしまった
「愛をください」
○○
きっと誰もがそう願った
「愛をください」
角名
……
○○
(そっと震えた手を取って)
「愛をください」
○○
心を抉る
○○
醜いくらいに美しい愛を
「こんな世界」
○○
と嘆くだれかの
○○
生きる理由になれるでしょうか
○○
いつか終わる
○○
と気づいた日から
○○
死へと秒を読む心臓だ
角名
違うよ、
○○
ねぇ このまま
○○
雨に溺れて
○○
藍に融けたって
○○
構わないから
○○
どうか
○○
どうか
○○
またあの日のように
○○
傘を差し出し
○○
笑ってみせてよ
角名
○○、そんな事言わないで。
もしも夢が覚めなければ
○○
姿を変えずにいられた?
解けた指から消える温度
○○
血を廻らせるのは
○○
だれの思い出?
雨に濡れた配線
煤けた病棟
並んだ送電等
夕暮れのバス停
止まったままの観覧車
机に咲く花
○○
君の声も
○○
何もかも
○○
最初から無かったみたい
死にたい僕は
今日も息をして
生きたい君は
明日を見失って
なのに
どうして
悲しいのだろ
いずれ
死するのが
人間だ
永遠なんてないけど
○○
思い通りの日々じゃ
○○
ないけど
○○
脆く弱い糸に
○○
繋がれた
次の夜明けが
また訪れる
○○
どんな世界も
○○
君がいるなら
○○
生きていたいって
○○
思えたんだよ
角名
そうだったんだ、
僕の地獄で君はいつでも
絶えず鼓動する
心臓だ
○○
いつしか君がくれたように
○○
僕も、
○○
だれかの心臓になれたなら
○○
角名……
○○
僕なんかの為になんでッ……






