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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

(Mon )

PM 3:32

美優

美優

....ん

美優

....あれ、?

美優

私...

美優

今まで何を....?

夕輝

お、

美優

ゆ、夕輝!

夕輝

おまえも起きたか

美優

私たち...どうしたんだっけ

夕輝

わからない...

夕輝

でも、ここに、2-3の奴らは全員いるみたいだぞ

美優

あ...みんなも....

七菜子

....っ

七菜子

あ...れ?

美優

七菜子っ!

七菜子

美優

七菜子

私たち...一体何を....?

美優

わからないの....

夕輝

夕輝

あ?

夕輝

お、誠、起きたか

おう、実は一番最初にな...

夕輝

そうだったのか

夕輝

何かわかったこととかは?

ううん、特にない

だけど、今ここにいる奴らは、早く起こした方がいい

夕輝

わかった

美優

私たちも起こすね

ああ、よろしく

美優

いちよう、みんな起こしたよ

ありがとう

七菜子

でもまだ、混乱してる人が多いね

夕輝

わかってることだけでも、話しておくか

美優

そうだね

夕輝

みんな!

夕輝

ちょっと、話を聞いてくれないか?

夕輝

今、俺たちは、誰かの手によって、

夕輝

少しの間、眠らされていたみたいなんだ

2-3の生徒

え....

2-3の生徒

なにそれ!?

2-3の生徒

怖いよ...

だから、今から調べに行くつもりなんだ

美優

え!?

七菜子

大丈夫?

もし、一緒に行ってくれる奴がいるなら、言ってくれ

2-3の生徒

夕輝

じゃあ、行かないなら、教室で待っててくれ

夕輝

おそらく、この中だったら安全だと思うから

2-3の生徒

うん....

2-3の生徒

わかった

太一

あ!俺も行くよ、調べに

夕輝

ほんとか、太一

太一

おう、なんか、ヤバいっぽいもんな

太一ありがとう

じゃあ...行くか

ガラガラ

美優

気をつけてねっ!

夕輝

おう

どうだ?

夕輝

いつも通りの学校だな

太一

でも、俺ら以外に人は居なさそうだぜ

太一

先生たちも居ないみたいだし

夕輝

一体これは、なんなんだ...

ガダッガタン

だめだ、ドアが全部閉められてる

太一

嘘だろ?

夕輝

なんか、気味が悪くなってきた

夕輝

とりあえず教室に戻ろうぜ

太一

そうだな

今わかったことだけでも、伝えよう

ガラガラ

七菜子

あ、戻ってきた!

美優

どうだった?

まず、学校内は特に変化はなかった

だけど、俺ら以外に人は居ないと思う

2-3の生徒

え...

2-3の生徒

どうゆうこと???

2-3の生徒

ていうか、学校から出ればいいだけじゃん

夕輝

それが、全部鍵がかかってて、開かないんだ

2-3の生徒

そんな...

2-3の生徒

私たち...どうすれば....

美優

きっと、大丈夫だよ

七菜子

美優?

美優

今、私たちは何もわからなくて、パニックになってるけど、

美優

しっかり考えてみれば、どうにかなるかもしれない

柊花

どうにかって、どうするのよ!?

美優

え、えと....

柊花

もう....いやだ....

柊花

ぅ....うぅ....

柊花

怖いよ....夕輝くん...

夕輝

大丈夫だよ

夕輝

ここには、クラスのみんながいるし、

夕輝

明日になれば、何か変わるかもしれないから

柊花

ぅ....でも....

柊花

夕輝くんが、守ってくれるなら....

柊花

柊花、がんばれる....

夕輝

わ、わかった。俺が守るから

柊花

ありがとう!夕輝くん

七菜子

やだねぇ~

美優

うん...

七菜子

柊花、またやってるよ

美優

そうだね

七菜子

こんなときも、夕輝、夕輝!

七菜子

って...

美優

柊花ちゃん、よっぽど夕輝が好きなんだね

七菜子

気持ち悪いくらいね

PM 3:50

キーン コーン カーン コーン

美優

(みんなは、いきなり鳴った授業の終わりのベルを、

美優

(静かに聞いた

美優

(たぶん、みんな、なんとなく、わかっていた

美優

(これが、

美優

(始まりのチャイムだってことを...

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