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考察か… んんん 雨の日の廊下だけに現れる彼女は、彼のことが好きで話しかけてみたかった とか?
創作だ~‼絶対創作初めてじゃないでしょー🥹🥹 なんで、こんなにいろんな物語書けるんだろう❓
ごめん私儚すぎてわかんない 泣きタイム てか制服を揺らすっていう表現めっちゃ好きなんだけど🥺🥺
雨 の 日 の 廊 下 は 少 し 寂 し い 。
み ん な の 声 が 聞 こ え な く な る か ら ?
雨 の 音 だ け に な る か ら ?
そ ん な こ と 誰 に も 分 か ら な い 。
で も 、そ の 答 え を 見 つ け る の が
い つ も の 僕 じ ゃ な い か 。
雨の日の廊下は、やっぱり寂しい。
クラスの喧騒は、窓を閉め切った教室に 閉じ込められていて、廊下には届かない。
代わりに響くのは
屋上から落ちる雨粒の音と 僕の靴の裏が床に打ち付ける音だけ。
いつもより世界が遠く感じるのは、 きっとこの雨のせいだ。
そんな中で、ふと誰かの姿が見えた。
蒼 雨 .
廊下の先。
誰もいないはずの階段の踊り場。
そこに、傘をさしていない制服姿の 子がジッと立っていた。
僕は無意識のうちに歩み寄っていた。
足音を消すように、ゆっくりと。
蒼 雨 .
蒼 雨 .
蒼 雨 .
問いかけると、その人は振り返った。
黒髪のショートカットに、 透き通ったような瞳の女の子。
知らないはずの言葉。 僕しか知らないはずの心の声。
蒼 雨 .
蒼 雨 .
蒼 雨 .
彼女は優しく微笑んだ。
僕は彼女を知らない。
でも、彼女は僕のことを知っているようだ。
まるで夢の中みたいだった。
でも、冷たい床の感触も、雨の匂いも.. 全部が現実だった。
蒼 雨 .
そう聞いた瞬間、彼女の顔が 少し曇った。
蒼 雨 .
彼女の言葉が、ゆっくりと僕の心に 染み込んだ。
僕は答えられなかった。 自分でも分からなかったから。
でも、今なら分かる気がした。
蒼 雨 .
彼女は驚いたように目を見開いて、 それからふっと笑った。
蒼 雨 .
蒼 雨 .
その瞬間
キーンコーンカーンコーン
教室のドアが一斉に開いて、 いつもの声が廊下にあふれてきた。
蒼 雨 .
もう一度振り返ってみたけど
彼女の姿は、もうどこにもなかった。
代わりに、踊り場の窓が少しだけ開いていた。
そこから吹き込んだ風が、 僕の制服を揺らした。
蒼 雨 .
その日以来、雨の日の廊下に立つたびに 僕は少しだけワクワクするようになった。
彼女がいた場所を見つめて、 答えの続きを探しながら ──。
海ちゃんの提供
初一次創作でした。 下手くそですすいません🙇♀️🙇♀️ ミステリー風にしてみたので、自由に 考察などしてもらって構いません!! 女の子の正体は何だったのでしょう😽
『 雨 の 日 の 廊 下 』 読み切り