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ぴざぶどう。
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柔太朗が帰った1時間経ったくらいで息を荒らげた勇斗が来た。
勇斗
そんな慌てて来なくても良かったのに…。
勇斗
呼吸を整えて言った言葉はそれかと思ったけど、なんか良いなと思ってしまった…。 携帯を取り出し打ち込む。
仁人
勇斗
仁人
勇斗
そりゃ、俺が話してるからな。 勇斗が言ってる意味…分からなくはない。けど、認めたような気になるから分からないフリしとこ。 リビングに勇斗を通しコーヒーを出した。
勇斗
二人でコーヒーを向き合ってゆっくり飲むのいつぶりだったっけ? 最近、勇斗への気持ちが溢れそうで避けてたからな…。 コーヒーを飲み終わりカップを置いた勇斗が口を開く。
勇斗
なんで…俺よりお前が辛そうな顔してるんだよ。 俺も誰がかけてもダメだと思ってる。 勇斗がいないM!LK…俺は続けられるのか?多分、無理だろうな。
仁人
勇斗
仁人
勢いよく話したら出なくて咳き込んでしまった俺の背中を何も言わずに摩る勇斗は覚悟を決めた顔をしていた。 俺はまだ決めきれなくて「待って」って話を止めようとしたのに…。 置いてくなよ。
勇斗
頭が真っ白になった。 本当にこいつはいつも先を行くんだよ。そんな勇斗の背中をかっこいいと思ってきた。 俺だって柔太朗と話して逃げるのやめようと思ったのに…やっぱりまた先に覚悟を決めてる勇斗。
勇斗
なんで先に言うんだよ。 ずっとファンやグループのために閉じ込めて、鍵をかけて、誰にも言っちゃいけないと自分に言い聞かせてきた言葉。 それを、勇斗はこんなにもまっすぐに伝えてくる。
仁人
勇斗
目の前で笑ってるはずの勇斗の目はいつになく真面目だった。 勇斗の視線が熱い。鼓動が耳の奥でうるさい。
コメント
1件
勇斗が息を切らして飛び込んできて「ただいま」って言うシーン、すごく良かったです。あの一言に「おかえり」と返す仁人の優しさがにじみ出てて、胸がじんわりしました。勇斗が先に「好き」って伝えた場面は、二人の覚悟と切なさが重なって泣きそうに。逃げてた気持ちと向き合う勇斗の真っすぐさ、かっこよかったです。