僕のお姉ちゃんはヒーローなんだ
僕を守ってくれる。
僕に優しくしてくれる。
それは,
僕が〝変な奴〟だから。
僕
お姉ちゃん
お姉ちゃん
学校で僕はなぐられるんだ
蹴られたり
水をかけられたり。
でも僕は笑ってみせた。
僕
僕
お姉ちゃん
お姉ちゃんが不安そうな顔をするほど僕は嘘をつく。
僕
僕
僕
僕
僕
僕
僕
お姉ちゃん
僕
お姉ちゃんは怒っているような
心配そうな,悲しそうな顔で
僕を見つめた。
僕
僕
僕
僕
僕
僕
僕は瞳から涙を流した。
ダメだ泣いちゃダメ。
ダメなんだ
僕は
〝変な奴〟なんだから
私の弟は
人思いで
優しくて
可愛くて
いい子なの
少しみんなと違うだけでね
僕
お姉ちゃん
よく誰もいないところで誰かいるように話したり。
お姉ちゃん
お姉ちゃん
僕
自分の指や腕を血が出るまでかじってしまったり。
でも私の弟は
明るく過ごそうと
懸命に生きてる。
でも今私の目の前にいる弟は
嘘をついている。
そしてそれが苦しくて泣いている。
お姉ちゃん
僕
お姉ちゃん
お姉ちゃん
お姉ちゃん
僕
僕
お姉ちゃんが
大好き
コメント
2件
ありがとうございます😭
いい話すぎ