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こむ
こむ
雨栗
雨栗
私に抱きつかれて、手を掴まれたおんりーちゃんは驚いて硬直していた
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
混乱してる
雨栗
雨栗
おんりー
おんりー
おんりー
雨栗
雨栗
雨栗
また悪い思考に引っ張られそうになっているのを見て、思わず言ってしまった
おんりー
雨栗
雨栗
そう言いながら抱きしめる
おんりー
顔を歪めながら私の肩に顔を埋めるおんりーちゃん
雨栗
米将軍
5人の敵組織の対応が必要だと思って、こめしょーをチラリと見ると
すぐに理解してくれたようで動いてくれた
雨栗
雨栗
雨栗
おんりーちゃんの事情は、何にも知らないけど
私は、おんりーちゃんが後悔しないようにしたい
あの時止めたらよかった、なんて
思いたくないから
おんりー
おんりーちゃんがもぞっと動いた
おんりー
その一言だけで、正気に戻ったんだってわかる
雨栗
おんりー
まだ、抱きついたままなんだけど…
雨栗
おんりー
ど、どうしよう
え?無理矢理剥がせば良い?
さすがにさっきまで変だったから無理に離すのはよくないよね…
雨栗
おんりー
あ、正気だよね えっと、上手く状況が掴めないんですが…
ルザク
あ、ルザクが帰ってきた
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
米将軍
米将軍
ルザク
米将軍
こめしょーが説明してくれている間におんりーちゃんどうにかしたい…っ
雨栗
雨栗
おんりー
おんりー
ええぇ…これ、めっちゃ罪悪感が…
米将軍
米将軍
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
ルザクが苦笑いしてるのがわかる
ルザク
おんりー
ビクッとして顔を上げ
おんりー
私の袖をちょこんと掴みながらオロオロするおんりーちゃん
ルザク
ルザク
おんりー
おんりー
ルザク
おんりー
おんりー
ルザク
おんりー
そう言ってから、私たち3人をぎゅっと抱きしめるおんりーちゃん
米将軍
ルザク
雨栗
おんりー
米将軍
ルザク
おんりーちゃんは自分に言い聞かせるように
大丈夫、大丈夫…と呟いてぱっと私たちを離した
おんりー
おんりー
そう言うおんりーちゃんの手が、まだ少し震えていたけど
口に出すのは野暮というものだ
そう思い、私はドズルさんからの迎えを待った
ドズル
おんりー
そんなドズルさんの声を聞きながら俺は自責の念に駆られていた
あぁ、せっかくの3人の初任務なのに
俺が台無しにしてしまった
あの敵組織5人が
俺の"昔から"の因縁がある奴との繋がりを持っているのは知っていたから
取り乱して、自我を失って
おんりー
雨栗さんのおかげで止まることが出来たけど
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
俺があの時心を抑えきれなかったせい
焦って、自制ができなかった
もう、自分が嫌になる
おんりー
先程の恐怖からか、体が寒くなるのを感じた
声にまで、出すつもりはなかったけど
まだ、焦りとか色々治っていないのか
つい、口から溢れでてしまった
雨栗
雨栗
雨栗
なんで、雨栗さんは
あの時の醜い俺を、止めてくれたんだろう
こんなに優しい人だからこそ
自分の酷さに吐き気がする
雨栗
そう言って、雨栗さんは薄い赤色のオーバーサイズのパーカーを貸してくれた
おんりー
貸してくれたし、ありがたく着よう
そういえば、なんで俺は雨栗さんに止めてもらった時、すぐに止まれたんだろう…
そんなことを思いながら、雨栗さんの上着を着ると
ふわりと優しいサンダルウッドの香りが広がった
どこかで匂ったことがあるな…と思い出そうとしているうちに
車はもう着いていて
ドズル
ドズル
雨栗
ルザク
米将軍
ドズルさんが、そう言っていたけど
先程のことでの恐怖が限界になってきて
おんりー
おんりー
雨栗
ルザク
それだけ言って車から飛び出し
訓練場の俺の専用場所まで向かった
こむ
こむ
こむ
こむ
こむ
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コメント
3件

マジ好き ガチヤバ 最高に好きすぎる

初コメ失礼します!おんりーちゃんが可愛すぎて最高です‼︎主さんの言葉選びや書き方めっちゃ好きです!応援してます!(続き楽しみ✨)
これからどうなっていくんだろう?!!!