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エメリン・クアンサ

ふむ…

エメリン・クアンサ

どうやら彼女(栖湖)が発動させた魔法のようだね

四十八願 乙音

困りましたわ

四十八願 乙音

あるのは女神像だけ…

エメリン・クアンサ

破壊できるか試してみようか?

當銘 ウメ

…いや、ダメだ

當銘 ウメ

透明化の魔法をかけたんだけど…

當銘 ウメ

何一つ透けなかった

當銘 ウメ

多分、他の魔法も通らない

端崎 葵

そんな…

當銘 ウメ

うーん…

當銘 ウメ

オキサ達の話では、女神像があって…

當銘 ウメ

それがなぞなぞを出してくるらしいけど…

エメリン・クアンサ

静止しているね

四十八願 乙音

このまま出られませんの…!?

當銘 ウメ

……いや、何か解決の糸口はあるはず

端崎 葵

…うーん……

エメリン・クアンサ

…思い切ってみようか

エメリンの指が天を指す

その先に、鈍く光る球体が現れる

それはどんどんと大きくなる

やがて、それが人の半身程の直径になった時

エメリンは指を適当な方向に指した

球体はその方向に従順に飛ぶ

當銘 ウメ

何それ!?

それは何かにぶつかって弾けた

また、その何かに穴が開き

ジュゥゥゥ…と音がしてその穴は塞がれた。

エメリン・クアンサ

…奥行きのある森の様だけど

エメリン・クアンサ

どうやら見えない壁、らしきものがあるみたいだ

エメリン・クアンサ

我が左目が疼く…!!

當銘 ウメ

…(そういえば中二病だったな

四十八願 乙音

…えっと、今のは?

エメリン・クアンサ

え?今のは…

エメリン・クアンサ

精霊たちを塊にして投げたものだよ

端崎 葵

精霊の扱い雑すぎません??

エメリン・クアンサ

いいんだ、見てご覧

エメリン・クアンサ

彼らも笑っている

當銘 ウメ

いや、見えないし……

四十八願 乙音

…でも、これでわかりましたわ

四十八願 乙音

魔法は効かないけど物理は効きそうですわ

エメリン・クアンサ

うん、この調子で投げ続けてみようか

當銘 ウメ

ねえ、葵、もしかして…

端崎 葵

…はい、そうですよね?

當銘 ウメ

この人たち…脳筋だ…!!

さっきよりもスピードをまして

先程の球体が投げつけられる

やがて見えない壁も回復力を失ったのか

段々とひび割れていく

しばらく投げ続けると

ガラスが激しく割れるような音がこだまする

當銘 ウメ

…これで奥に行ける、ってことかな?

エメリン・クアンサ

問題は無さそうだよ

エメリン・クアンサ

まあ…何かあったとしても…

エメリン・クアンサ

君がいるから問題ないよね、葵?

端崎 葵

うぇ…まぁ…あんまり期待しないでください…

四十八願 乙音

まあっ、そんなこと言われたら余計期待しちゃいますわ

當銘 ウメ

もー、とりあえず森に入ろうよー

エメリン・クアンサ

そうだね

四十八願 乙音

暗いから光魔法を使いましょう

當銘 ウメ

なにも…ない?かな?

エメリン・クアンサ

………みたいだね

みないで

おねがいだから

どうかあかさないで

當銘 ウメ

…あとさー

當銘 ウメ

なんか、聞こえない?

四十八願 乙音

…聞こえませんわ

端崎 葵

私もです…幻聴じゃないですか?

當銘 ウメ

ええ…

どうかみないで

當銘 ウメ

あっほら!!

エメリン・クアンサ

…私には聞こえないけれど

エメリン・クアンサ

どうやら精霊たちには聞こえてるらしいね

當銘 ウメ

…(霊の類、かな?

當銘 ウメ

(にしても魔法で作られた世界に?

このさきにいかないで

とりつくろわせて

當銘 ウメ

まだ聞こえる…

四十八願 乙音

おかしいですわね…

四十八願 乙音

何度も言いますけど、私には聞こえ__

當銘 ウメ

…?

當銘 ウメ

乙音?

端崎 葵

…………ッppppppp

當銘 ウメ

恐怖でバグった!

エメリン・クアンサ

先にライト役が持っていかれるとは困ったものだね

當銘 ウメ

冷静だな????!

エメリン・クアンサ

…おそらくだけど、この異空間の中にはいるね

エメリン・クアンサ

ここの広さも、どんな場所にいるかもわからないけれど。

當銘 ウメ

ええ…

エメリン・クアンサ

でもこれで希望はまだ__

當銘 ウメ

っえ、エメリーン!!!!

端崎 葵

もうだめですほんとにだめです

端崎 葵

しんじゃうんだ…皆諸共ダンガン○ンパみたいに残酷に死んじゃうんだ…

當銘 ウメ

し、死なないって大丈夫!

當銘 ウメ

ほらエメリンも言ってたよ!どこかには居るって!

端崎 葵

でででででも、だって___

當銘 ウメ

あっ、葵ーッッ!!

第19話 『秘密』① シリアスとギャグごちゃ混ぜの闇鍋回だけれど書くのは楽しかったです。 思ったよりエメリンをイケメロ(イケメンでメロい)に書いてしまった でも中二病なので大丈夫です。おつれか!

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