翌日
私は初めてレイン公爵にお会いした。
レイン公爵
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
レイン公爵
ベアトリーチェ
シュガ
レイン公爵
レイン公爵
シュガ
ベアトリーチェ
目の前のやり取りを見てると、2人が本当の親子だと分かる。
ベアトリーチェ
レイン公爵
レイン公爵
レイン公爵
レイン公爵
レイン公爵
大人の人にこんな事を言われたのは初めてだった。
ベアトリーチェ
何だか感動してしまった。
ベアトリーチェ
公爵様と話終え、私はシュガに言われ出かける支度をしていた。
ロメオ
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
今まで一度もドレスを買ってもらった事がなくてまともな服が無い…。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ロメオ
コンコン
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ガチャ
シュガ
シュガは私の姿を見て少し動揺していた。
シュガ
シュガ
ベアトリーチェ
私はシュガに連れられ部屋の外を出た。
屋敷を出て馬車に乗った。
流れゆく王都の街の景色は、 とても新鮮だった。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
私の言葉にシュガはゆっくり答えた。
シュガ
ベアトリーチェ
"神殿"と聞くと、 あの日の出来事を思い出してしまう。
ベアトリーチェ
シュガ
シュガ
シュガ
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
シュガ
シュガ
ベアトリーチェ
シュガ
景色が次々と過ぎていき、気づけば神殿の前に着いていた。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
シュガ
目の前にそびえ立つ大きな建造物を見ながら私は感心していた。
シュガ
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
シュガ
神殿の中に入ると、入口付近に立っていた神官がこちらに気づく。
神官
神官
神官
神官は急いで神殿の中へ走っていった。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
シュガ
ベアトリーチェ
私が動揺していると、神殿の奥から一人だけ色の違う神官服をきた青年が出てきた。
ミハエル
ミハエル
シュガ
ミハエル
ミハエル
そう言われ私たちは神殿の中に入ってった。
ミハエル
ミハエル
ミハエル
ミハエルは物腰の柔らかい話し方をする人物だった。
天界から舞い降りたかのような輝くブロンドの髪、一度捕まれば心を見透かされてしまうような黄金の瞳。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
シュガ
シュガ
ミハエル
ベアトリーチェ
シュガ
ミハエル
ベアトリーチェ
私の言葉に二人はそっぽを向いた。
ベアトリーチェ
シュガ
シュガ
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
ベアトリーチェ
シュガ
シュガ
ミハエル
バタン
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ミハエル
私は服をゆっくり脱いでいく。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
私はミハエルに 背中、太もも、ふくらはぎ、腕が 見えるようにした。
ミハエル
ミハエル
ミハエル
ミハエルは、 先程までの飄々とした態度から一変
私の傷を見て真剣な表情をした。
ミハエル
ミハエルの指先が背中、腰を順に撫でた。
ベアトリーチェ
傷口がまだ治りきってないのか、くすぐったくて、変な感じがする。
ミハエル
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
背中越しに暖かい光が見える。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
光が当たってる場所がむずむずする。
ベアトリーチェ
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
ミハエルはまた私の体に魔法を当てた。
ミハエルの魔法が掛けられてる手で触れられると、その部分が疼いて仕方ない。
なんだか、身体も熱い気がする。
ミハエルは暫く治療を続けてくれた。
ベアトリーチェ
ミハエル
ミハエル
ミハエル
ミハエルの魔法が脚の火傷に触れた瞬間、 鼓動が大きく脈を打った。
ベアトリーチェ
ミハエル
ベアトリーチェ
意識が朦朧とする。
私は力が入らずミハエルに寄りかる。
ミハエル
ミハエル
ミハエル
ミハエルはベアトリーチェの苦しそうな表情を見て考える。
ミハエル
ミハエルは試しに回復魔法から浄化魔法に切り替えた。
ベアトリーチェ
ベアトリーチェの呼吸も 次第に落ち着いた。
ミハエル
ミハエル
ベアトリーチェ
ミハエル
ベアトリーチェ
ベアトリーチェ
ミハエルはそう行って部屋を出た。