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東リべだ、、東リべ、、やば、、尊、、、さすがだね、、🥺♥️
続き楽しみですッッ_:(´ω`」 ∠):_ ストーリーの書き方他の人じゃない感じですごい憧れます✨
んんんんしゅき ( (
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僕は殺そうとした。
特に理由は無い。
任務の為でも、上の奴らの為でもない。
ただ単に、刺激が欲しかっただけかもしれない。
でもそんなんでも無かった。
僕は可笑しな気持ちに気付いてしまった。
これは全部、アイツのせいだ。
時は2時間前ほど遡る。
僕は波柄類(ナミツカ ルイ)。
殺し屋の『舞』という所に所属している。
その『舞』とは今来ている東京を中心に動いていなくて、九州地方の方で動いているチームだ。
九州地方は何かと使いやすかった。海外に渡る時は韓国に渡る事が多かったからだ。
でも今僕は此処、東京に来ている。
スパイというよりかは、ちゃんとした目的があった。
『東京卍會』とか言う、暴走集団を潰して来いという命令だ。
正直言って僕はどうでも良かった。
何故殺し屋の僕が遊びの暴走集団の潰し何かをしなきゃいけないのか。
疑問と怒りだけが胸の中に残る。
取り敢えず僕は、その怒りを誰かへぶつけたくて人を探した。
すると人は直ぐ見付かった。
金髪で弱そうな男一匹。
あんなのだと直ぐ殺せてつまんなそうだけど、こんな時間じゃ一通りの少ないここじゃ誰も来ない。
さっき通りすがりのチンピラに絡まれて、間違えて絞めちゃったけど。
取り敢えずアイツで良いか。
類|...............
慣れた手つきでナイフを取り出す。
拳銃の方を使いたかったけど、音が出るからあまり使うのを控える必要がある。
ナイフだったら1発だ。あんな奴1発で.......
ドラケン|お~、タケミっちじゃん
僕がナイフを片手に忍ばせながら、その『タケミっち』という金髪野郎に近付いた時だった。
向かいの道の方から、何やら高校生ぐらいの男が来た。
類|(頭に龍の刺青.....)
僕は取り敢えずサッと近くの建物の影に隠れ、その様子を伺った。
状況を整理する。
僕はあの弱っちい金髪を殺そうとして近付いた。
そこに向かいの道から頭に龍の刺青をした男が向かって来た。
多分あの龍の刺青の方は"東卍の副総長"か。
でもあの金髪の方は誰だ?情報リストの方にも特に何も書いていない。
でもあの副総長があだ名呼びしてたんだから、何か関係を持ってるに違いないのは分かる。
タケミチ|あ、ドラケン君。こんばんは
ドラケン|何してんだこんな所で
タケミチ|今此処で何かしてた訳じゃ無いんすけど、さっき野良猫が居て...
タケミチ|その野良猫結構ボロボロで、そのままにしとくの可哀想だったんで飯ちょっと食わしてました、笑
ドラケン|へ~、野良猫か。お前優しいな
タケミチ|え、そ、そうですか、!?
類|(...ますます分からねぇ...)
あれが本当に東卍の副総長?
というか東京卍會には高校生が居るという情報は乗っていなかった。
あの副総長はどう見ても高校生にしか見えない。体格、声、顔、貫禄。
諸々、というか殆どが高校生の様な形態だ。
隣で喋っている金髪チビの方は中学生に見える。
チビだし。僕よりちっちゃいんじゃないか?
...でも都合がいい。
あの弱そうな金髪諸共殺せば、僕の任務は完了して帰れる。
類|...
ドラケン|...そこで隠れてたって無駄だぞ~
僕が2人に近付こうとした時だった。
類|ッ、!?
思わず息を殺した。潜んでたのがバレたのか?
僕は片手のナイフをしまい、普通の中学生に戻った。
ドラケン|出て来いよ、てか誰だ?
タケミチ|え、ドラケン君...誰か此処に居るんですか、?
すると金髪のチビは東卍の副総長の後ろへとそろそろ隠れた。
なんつー臆病な奴だ。
しかも副総長じゃないのか?それならば逆にあの金髪は守らなきゃいけない立場だろ。
...まぁ、そんな事はどうでもいい。
取り敢えず、今僕がすべき行動は...
類|.....こんばんはぁ、
僕の存在は相手にバレバレだった為、本性を隠しながら建物の影から出た。
タケミチ|う、うわぁ!?!?幽霊!?
類|ゆ、幽霊って...
何だ此奴、本当に臆病者だな。
ドラケン|ここら辺じゃ見ねぇ顔だな
ドラケン|何で隠れてた?
類|いやぁ、僕重度の人見知りでして。通りに人が居るとつい
ドラケン|にしては随分社交的な喋り方だなぁ?
タケミチ|え、ど、ドラケンく...
すると、東卍の副総長は少しづつ僕の方に近付いて来た。
やべ、ミスった?僕の演技そんな下手だったかな。
類|...?どうしました?
ドラケン|お前さ...、、
あ、これマズイやつ?此処でこの人に殺されたりして。
僕は右手をバレないように後ろへ持っていき、サバイバル用のナイフへ手を伸ばした。
類|.................
ドラケン|...東卍入んねぇ?
類|...、はァ??
その副総長とやらは、とんでも無い馬鹿な発言をした。
そんなこんなで、今僕は来た事も無いファミレスとやらに来ている。
何なんだこの状況。本当に意味が分からない。
僕の隣には昨日の臆病の金髪野郎。
目の前には東卍の総長と副総長の2人が座っていた。
というか総長の食べてる物が明らかに幼稚園児だ。旗刺さってないからって文句言ってたし。
何なんだ此奴ら...頭可笑しいのか?
ドラケン|んで、俺は此奴を東卍に入れたい訳
タケミチ|え、昨日のやつ本気だったんすか、!?
類|何言ってんすかぁ...僕唯の人見知り中学生ですよ?
類|ていうかそもそも東卍に何で僕が入んなきゃならないんです?
ドラケン|だってお前強ぇじゃん
類|はぁ、?
ドラケン|俺見たぞ~、タケミっちと会う前に。お前絡んできたチンピラ1発でやったじゃねぇか
類|辺りは暗かったすよね、見間違えじゃないすか?
取り敢えず、東卍に入るのはダメだ。
何とか話をずらさねぇと。
ドラケン|見間違いな訳ねぇよ。あのサイズ感がドンピシャお前
類|サイズ感て...僕身長気にしてるんスけど、、
ムカつく此奴...マジで殺す...
ドラケン|なぁ、マイキーも賛成だろ?こんな人材久しぶりだぞ
マイキー|...え?あ、うん。ケンチンが言うならそうじゃね?
ソイツは総長に同意を求めたが、返ってきた返事は適当。
こんな副総長と総長でよく成り立ってんなマジで...
僕ん所のトップはこんなんじゃない。
類|いやいやいや、何勝手に話進めてんすか。僕入りませんよ?
ドラケン|勿論無理にとは言わねぇ。だからお前、これから俺らのダチな
無理にって、今日無理やり此処に連れてきただろーが、、
類|だ、ダチって...
すると、向かいに座り林檎ジュースを飲み干した総長が話しかけて来た。
マイキー|お前名前何?そういえば聞いてなかった
此処で名前言っていいのか分かんねぇけど、、てか偽名とかねぇしな。
類|波柄...類、、
マイキー|類かぁ、、う~ん....ケンチン良いあだ名思い付かない?
類|(副総長が隣の金髪野郎をあだ名呼びしてたのって、あだ名が決まってたからか...)
ドラケン|あ~、、、何も思いつかねぇ
マイキー|ん~、タケミっちは?何か思い付いた?
タケミチ|え、!?あ、あぁ...う~ん、、思い付かないっすね...
いや全員思い付かねぇのかよ、、
マイキー|いや、2文字の名前ってなんか付けづらいよな。あだ名
ドラケン|分かる。『るいっち』とかだと字余り感がな
類|(何で僕のあだ名を此奴らに決められなきゃなんねぇんだ...)
何でこんな僕の名前ディスられなきゃなんねーの?
普通に類で良いだろうが。てか苗字で呼べや。
マイキー|よしッ、決めた!これから『類』で!!
めっちゃそのまんまじゃねぇか。
ドラケン|そのまんまじゃねぇか、別に良いけどよ
同じ事言うな、、
タケミチ|じゃ、じゃあ類君これから宜しくお願いします...!!
...まだ東卍に入る訳じゃねぇし、、まだ様子見的な感じで接してやるか。
類|え、?あ、あぁ...おう
ドラケン|あ?お前女じゃねぇの?
類|なッ、!!!?
すると、副総長はまた爆弾発言をした。何なんだマジで...
チビとか女とか、、クソみてぇな事ばっか言いやがって...
タケミチ|え、そうなんですか!?!?
マイキー|え~、胸全然ねぇじゃん
類|そりゃ僕は男ですからね!?!?男性に胸求めないで下さい!!
ドラケン|...本当にお前男かァ??何か違和感すげぇけど、、
タケミチ|俺は男に見えますけどね、髪型とか喋り方とか...
マイキー|まぁこれから話せば良いよ、俺達も別に急いでねぇし
これからって...僕此奴らとそんな長い付き合いを求めてねぇんだけど。
結局は東卍潰す為に僕ここに派遣されたんだし。最後には全員殺す。
あっちが僕の事を信頼仕切って、その瞬間裏切ってやる。
その時の表情と心情を見るのが楽しみだ。
それが僕の目的。それが最終ゴール。
類|.......宜しくお願いします、
僕は本質を脳裏に隠しながら、頭を下げ言った。
前半 fin.
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人