TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

2 人 の 恋 人

一覧ページ

「2 人 の 恋 人」のメインビジュアル

2 人 の 恋 人

4 - ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

♥

1,571

2021年09月01日

シェアするシェアする
報告する

3ヶ月? 3ヶ月経ったら何が分かるの? 何かが変わるの?

僕は訳も分からずまま りいぬくんに着いて行った

りぬ

ここだよ!

りぬ

今日から俺達が暮らす家!!

りぬ

小さくてごめんねぇ…

ころ

あ、いや小さいのはいいんだけどさ

ころ

僕達まだ中学生だよね?!

ころ

どうやったら家なんか借りれるの!!

りぬ

あ、うーん…えーっと

りぬ

言わなきゃ…ダメ?

ころ

ぜーんぶ教えて?

りぬ

…わかった。

幼稚園の時 りいぬくん視点

俺はある日深夜に女性の悲鳴が聞こえ、目が覚めた

最初なにか霊的なものかと思いころちゃんを起こそうとしたけどぐっすり寝ていて全然起きなかった

仕方なくこのままじゃ寝られないと思って1人で見に行った

廊下に出た瞬間 扉の隙間からちらっと見えた

お父さんがお母さんを殴っているところが

この時俺は決めた 何としてでもころちゃんとお母さんを守ると

その為にお父さんっ子のフリをした

りぬ

お父さんー!ギュ

お父さん

(*´﹀`*)ヨシヨシ

逃げる為にお金を集める

りぬ

あのねっ!俺ゲームが欲しいの

お父さん

そうかそうか、なら1万円渡すから買っておいで?

りぬ

うん!ありがとう!!

そう言って貯金をする

小6の頃には80万程溜まっていた

そろそろ住める家を探そうと思っていた

でもそんな時 "ころちゃんが2人での秘密を知ってしまった"

俺みたいにすればよかったのに…

ころちゃんは優しい

俺とは正反対だ

双子なのにな…w

そんな事を思いつつも今まで通りの生活をした

りぬ

お父さんっ!

お父さん

ん?ヨシヨシ

りぬ

っ…ポロッ

お父さん

、!ど、どうした?!

ころちゃんとお母さんを殴ってボロボロになった手で撫でられても嬉しいなんて思う訳が無い

りぬ

え、あ…いや目薬が染みちゃってさ…w

お父さん

なんだ、びっくりしたよ〜

りぬ

んね、ころちゃんは…?

お父さん

…………ころんはな…

お父さんは "ころちゃんは俺の事が嫌いだから会いたくないらしい…"

と言われた

大人って嘘をつくのが下手なんだなと思って "そうなんだ…"と答えた

今のでころちゃんがどこにいるのか分かった

お父さんは"ころちゃん"と言った瞬間斜め上を見た

斜め上には屋根裏部屋がある

きっと俺が怖くて1人で入れないからだろう

ころちゃんを助ける為なら全然入れる

俺はお金を貯めながらころちゃんとお母さんを助ける機会を探した

中学1年生から2年生に進学する頃 その機会が見つかった

お父さん

お父さん来週出張行かなきゃなんだよ

りぬ

そ、そうなんだ

りぬ

どれくらい行くの?

お父さん

1週間くらいかな

りぬ

そっか…

りぬ

気をつけて行って来てねニコッ

お父さん

おう!

お父さん

何かあったら連絡しろよ?

お父さん

りいぬ1人しか居ないんだから

りぬ

……俺もう中学生だよ?w

お父さん

心配なんだよ

りぬ

ありがとね!でも大丈夫だからニコッ

1週間…何とか助けれるかなと思った

でも、 ''りいぬ1人しか居ないんだから"

お母さんも連れて行くんだ…

とりあえずころちゃんだけでも

そう思って準備を初めた

準備を進めている間にびっくりする事があった

"お母さんの余命が3ヶ月 "

そんな内容が書かれてある診断書が見つかった

正直なんとなく分かっていた

お父さんに殴られていたのもあるけど

お母さんは元々心臓が弱い

そのせいだろう

とにかく今はこの事に頭を悩ませている場合じゃない

ころちゃんを助けなきゃ

ろくにご飯も貰ってないだろうから お父さんにバレない用に急いでおにぎりを作って持って行った

久しぶりに見たころちゃんは 痩せきっていて、"怯えていた"

もっと早く助けるべきだったと思いながらも

お父さんにバレない用に 出来るだけ早く話を終わらせて 屋根裏部屋を出た

お母さんと2人きりで話すのは不可能に近い

だから手紙を書いた

あと3ヶ月で死んで しまうのにずっとお父さん といて嫌じゃ ないんですか? 俺と一緒に逃げませんか

お母さんから来た返事は驚くものだった

私はお父さんのことが 好きで結婚しました。 確かに怖くて地獄みたいな この生活から逃げたいです でも死んでしまうからこそ 大好きな人と一緒に居たいんです。 私からの最後のお願いです ころんを助けてください 2人に弁護士を付けておいたので 逃げた後は私の保険金で 生活を頑張ってください。 頼りないお母さんでごめんなさい

俺は罪悪感に押し潰された

お母さんと関わる事が少なくて 分かってなかったけど、

お母さんはお父さんの事が 大好きなんだ…

その関係を邪魔しようとしていた

自分の最悪さにがっかりした

とにかくお母さんの最後のお願い を叶えるためころちゃんを助けた

ころ

そうだったんだ…

りぬ

ころちゃんはさ…お父さんと一緒に居たかった…?

ころ

うぅん。逃げたかったよ…

ころ

助けてくれてありがとう!

あむ。

はい!おしまいー

あむ。

話がごちゃごちゃになっちゃったけど何とか理解お願いします!!

あむ。

最後まで見てくれてありがとうございます!!

この作品はいかがでしたか?

1,571

コメント

1

ユーザー

お母さん…めっちゃいい人だった(´;ω;`) 莉犬くんのIQ高い… ‘’3ヶ月’ってそういうことだったんだァ🥺 ころちゃんはなんでりぬくんの振りを? やっぱりりぬ君がお願いしたのかな? 次回が楽しみです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚