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コメント
7件
神ぃ……神ぃよこれぇ…心浄化されすぎて溶けるぅ……_:( _ ́ཫ`):_←
サムネに合った話を書いたつもりだが無理矢理感が出てるかもしれません
1度でいい……
たった一度でいいから………
もう一度君に会いたい…
僕の時間はあの日のままだ……
僕の時計はその日から壊れてしまい、時を刻むことはもうない
現実の時は今も尚進む
それでも僕の時は進まない
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也の前を青い羽をした蝶がヒラリと舞う
その羽の青はどちらかといえば紺に近い色合いであった
暗めの蒼を貴重にし白の斑点模様が見られ
その蝶の羽は、まるで夜空を摸してるかの如く
蒼也
蒼也
時刻は夜12時をすぎる頃合い
彼女が亡くなったのは翌日の朝5時…
今彼女の元に戻れば彼女を救える
そう判断して蒼也は彼女の元に向かう
鈴音の家
蒼也
鈴音
鈴音
蒼也
鈴音
鈴音
蒼也
鈴音
鈴音
蒼也
蒼也
鈴音
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
鈴音の部屋
蒼也
蒼也
蒼也
ピンポーン
蒼也
インターホンが鳴り玄関にと向かう
玄関の戸を開けて客人を確認する
蒼也
蒼也
その人の話を聞くと…朝5時過ぎに鈴音がゴミ捨てをしようとしていた時のこと
不運に通勤途中の車が誤ったハンドリングをしてしまい
そのズレた道の先に鈴音が居てそこに車が突っ込んだとの事
この出来事は過去に戻る前に起きなかった出来事だ…
過去に戻ってきたというのに僕はまた大切な人を亡くした
1度の人生で二度愛した人を亡くした…
蒼也
蒼也
蒼也
蒼也
あの後また僕は同じ時を繰り返した
彼女が生きていけるそんな世界を僕は望んだからだ…
でも結果は変わらなかった…
ひとつ変わったことがあるとするのならば
彼女の最期の時に会えたことだ
彼女の息が切れるその時まで僕は彼女と最期の会話をした
その中で彼女は、僕にこう言った
「もう苦労することは無いよ」
「私でもう悩むことはしないで」
彼女もまた僕と同じく時をかけていた
2人幸せな世界を望んだからだろうか…
その言葉を僕は素直に受け止める…
彼女が自分のことで悩む僕をみたくないのだろう
それが彼女の願いなら僕はそうする
彼女が空に還るその時まで僕は彼女のそばに居た
その最期の瞬間にいつか見たあの青い蝶がヒラリと舞いながらやってくる
その青い蝶は彼女の肩にとまると羽を閉じその場から動こうとしなかった
彼女とこの蝶がなんの関係にあるのかは分からないけれども
でも、僕は何となく何かを感じた
蝶の羽が閉じたその意味を僕は自分なりに考えた
この負の連鎖を終わりにしようという意味がアレには込められていたのだと
その光景が僕の見た彼女の最後の姿
次に目が覚めるといつもの自分の部屋…
日付は過去に戻る前の時だ…
あの出来事が夢か何かは分からないけれど
僕はあの経験を忘れない…
過去に縛られてはいけないのだから…
それを僕は学べたのだ……
気を引き締めて窓を開ける…
するとあの蝶がヒラリと僕の部屋から飛んで行った
あの喋は僕と同じく時を越えてきたのだ
不思議とあの蝶からは 彼女に似た気配を感じた