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第13話 - 懺悔

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2022年07月04日

#短編

ティア

少しだけ

ティア

懺悔をさせてください。

ティア

私は、永遠に友達を失ったことがある

ティア

その時私は、不登校でその子の出すSOSに気づけなかった。

ティア

自分のことに精一杯でその子が辛い思いをしていることに気づけなかった。

ティア

久しぶりに会った時に、少し暗いなとは思った気がするが、

ティア

でも、私も私で自殺を考えていた時期で

ティア

そんな言い訳が通用しないことくらいは知っている

ティア

次に会った時に、明るい顔をしていたので

ティア

元気になったのか。よかったーと思った

ティア

でもそれは、

ティア

その子がした決意でその子がもう二度と辛い思いをしなくて済むからだと

ティア

気づいたのは、その子を失った後だった。

ティア

笑顔でその子に言われた。

ティア

バイバイ( '∀')ﾉｼって

ティア

ティアが生きていてくれてよかったって

ティア

びっくりした

ティア

でも、止められなかった。

ティア

その子が辛い思いをしているのに、

ティア

止めるなんて出来なかったから。

ティア

その子にもっと辛い思いをしてなんて願えなかったから。

ティア

そして、その子は私の視界からいなくなった。

ティア

その子の辛さに気づいてあげられなかった。

ティア

助けて・・・あげられなかった

ティア

私がいたら、少しは楽だっただろうに

ティア

すがりつく人が、壊れていたから

ティア

静かにその子は、命の灯火を消した。

ティア

でも、追いかけられなかった。

ティア

その子は私が、生きていることを喜んでくれた

ティア

でも、これは多分その子からの呪縛なのだろう

ティア

辛いことに気づいてくれなかった私への呪縛

ティア

でも、私はその呪縛をとくつもりなんてない

ティア

その子の思いはたしかにつまっているから。

ティア

でも、疲れたんだよね

ティア

何度も何度も傷ついて

ティア

何度も何度も裏切られて

ティア

辛い思いをして

ティア

死にたいなんてもう言えない

ティア

このアプリでできた大切な人たちと約束したから

ティア

でも、ごめんね

ティア

私は、死にたいんだ

ティア

誰も助けられなかった

ティア

だからさ、もう許してくれませんか？

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辛い時に辛いことを言うけど死なないで欲しい。私も友達がいなくなったかも…って思いながら1日過ごした……一応だけど気持ちは分かる.私とこの気持ちを分け合って生きていこ？

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