注意
この作品は、私が以前に投稿した
【遅ぇよ、馬鹿野郎】(BL)の 続編となります
なので、お手数ですが そちらを先に読んでいただくことを
おすすめします
では
あれから――俺と奏翔が お互いの気持ちに気が付いてから
今年でちょうど5年
あの頃 高校生になりたてだった俺達は
今では大学3年生になり
そして...一緒に暮らしている
玲也
玲也
既読が付かない
昨夜、レポートを仕上げるとかで
大分夜更かししていたから
そのせいかもしれない
玲也
そう送信してスマホをしまい
薄暗くなってきた空を見上げる
一番星が光った
玲也
返事は無い
そのかわり耳をすませば
ゆったりとした寝息が聞こえた
玲也
玲也
玄関で上着を脱ぎ 手を洗って室内に入れば
奏翔の姿に気が付く
玲也
ソファに寝転がって
気持ち良さげに寝ているのは奏翔
そしてテーブルの上には...
玲也
玲也
盛り付けの途中と見られる皿に
綺麗に並べられた料理
奏翔
玲也
玲也
無防備であどけない寝顔を見つめる
長い睫毛によって作られた陰は
よりその美しさを際立たせ
薔薇色の唇は
ほんのりと開いたままだ
玲也
ソファに近付き
奏翔のその唇にそっと
掠めるだけの淡いキスを落とす
玲也
玲也
奏翔
奏翔
玲也
玲也
奏翔
奏翔
玲也
玲也
奏翔
奏翔
玲也
玲也
玲也
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
期待に満ちたその表情に笑い返し
袋を取り出す
玲也
玲也
玲也
玲也
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
玲也
奏翔
玲也
玲也
奏翔
玲也
玲也
奏翔
みるみるうちに奏翔の頬が
うっすらと紅くなる
玲也
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
玲也
玲也
驚いて玲也を見れば
玲也はプイッと視線を逸らす
玲也
玲也
玲也
奏翔
玲也
玲也
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
頬が紅くなってる事を隠したくて
お酒を飲もうと提案した
玲也は僕よりお酒に弱い
ビール1杯で紅くなるくらいだ
玲也
奏翔
僕が玲也に勝てるのは
お酒への強さと鈍感さ、らしい
玲也
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
奏翔
カンッとビールの缶を鳴らせば
軽く手と手が触れる
玲也
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
奏翔
ゆっくりとビールを口にする玲也を チラリと見て
苦笑をこぼしてから
勢いよくビールを一口飲んだ
玲也
自分でもそれがわかるなら
奏翔の目に 俺はどんなふうに映っているのか
玲也
奏翔
奏翔
玲也
喋れているのだろうか、これは
奏翔
玲也
なんで奏翔は平気そうなんだ?
奏翔
玲也
玲也
玲也
奏翔
玲也
ガクンと高くなった視界
じんわりと伝わってくる
奏翔の温もりが心地いい
奏翔
玲也
奏翔
玲也
奏翔
奏翔
玲也
奏翔
玲也
もうちょっとで良いから 奏翔に触れてたい
奏翔の温もりを、もっと感じたい
そう思ったときには既に
奏翔を巻き込んで
ベッドに倒れ込んでいた
奏翔
奏翔
奏翔
玲也
玲也
奏翔
困ったようなその目元に
ほんのり紅い頬に
首筋に
ゆっくりとキスを落としていく
奏翔
奏翔の言葉を遮り
奏翔の舌に自らの舌を絡ませれば
背中に回された手によって ギュッと強く抱き締められた
一度口を離すと
照明に照らされた銀の糸が
俺と奏翔を繋ぐ
奏翔
奏翔
玲也
酔ってるせいか、言いたい事が 言えてないような気もする
酔ったのとは違う、 紅くなった奏翔の頬を見て
気付けば、言葉が飛び出していた
玲也
奏翔
玲也
奏翔
愛しいその温もりが欲しくて
玲也
欲しくて堪らなくて
奏翔
酔って火照った身体のまま
奏翔を腕の中に閉じ込めた
コメント
19件
おかわりいただきました😏 ご馳走さまです あのですね… お酒弱い方が攻めっていうのもギャップ萌えでとても最高なのですが…!? 2人の関係も進んでいてドキドキしちゃいました…! もっとイチャイチャしてくれてもよいのです。 そしてあゆみさんの表現めちゃめちゃタイプです😳 表現が奥ゆかしいです😳
はいっ、好きー( ˇωˇ )✨ お酒って最高だよね?!? (もちろん飲む側ではなく飲ませて██(自主規制)させる側)
まて…わかってしまった れいやの「お前が疲れてるなら」ってあれ((殴