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まぜ太<Խ side
まぜ太<Խ
たった普通の出来事だった。
紙で指が少し切れたこの一瞬の感覚。
じわっと溢れ出てくる血。
その光景と感覚に俺は、快感を覚えてしまったんだ。
まぜ太<Խ
気づけば自傷行為に手を出してしまっていた。
片手にはカッターを持ち、もう片方の腕に刃を当てつけきる。
いわゆるリストカットだ。
最近、リストカットのしすぎなのか貧血で立ちくらみや嫌悪感を抱くようになった。
一週間後……
けちゃ<Խ
あっきぃ<Խ
ちぐさ<Խ
あっと<Խ
ちぐさ<Խ
最近まぜちは、会議や放送にあまり顔を出さなくなった。
理由を聞いても、風を拗らせてるで終わってしまう。
きっと、別の理由がある……そう思ってる。
ちぐさ<Խ
ちぐさ<Խ
あっきぃ<Խ
ちぐさ<Խ
ぷりっつ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
多分上手く笑えてない。
そう思いながらみんなに合わせて笑を作る。
まぜち……大丈夫なのかな
そればかりが頭にあって、会議中も何度か注意されてしまった。
会議終了後
あっと<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
僕が上の空だったことを気にかけて
あっちゃんは僕に話しかけてくれた。
僕は素直に思っていること全て伝えた。
あっと<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
数十分後
あっと<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
インターホンがなる。
押しても一向に出てくる気配のない。
あっと<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
久々にまぜちの家に上がるな……
少し進むとツンとした匂いがした。
この匂い……"血"、?
けちゃ<Խ
理解してしまった瞬間、鳥肌が立つ。
もしかして……今まぜちは
あっと<Խ
まぜ太<Խ
突っ立っていたのはまぜちだった。
だけど明らかに痩せ細っている。
あっちゃんの声に驚いたまぜちは僕たちの方へ振り返る。
けちゃ<Խ
手には無数の赤い線が入っていた。
あっと<Խ
あっちゃんが、手に持っていたカッターを取り上げた。
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
あっと<Խ
けちゃ<Խ
まぜちに押し倒されてあっちゃんが床に倒れ込んだ。
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
必死になってカッターを取り返そうとするまぜちと今の発言
要するに、まぜちにとって自傷行為をすることが幸せと感じるということなのか。
暴れ狂うまぜちにあっちゃんは棚に頭をぶつけてしまい少し血を流す。
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
正気に戻ったのか、床に膝を着いて
青ざめるまぜち
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
自問自答をして、わけも分からないことに、自分の首を締め付けだした。
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
あっと<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
必死に息を整えようとするまぜち
まぜ太<Խ
あ逆の果てに倒れてしまった。
僕たちは、あっちゃんの怪我の治療をして
腕に包帯を巻き、まぜちが目を覚ますまでまった。
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
俺の部屋か……
そうだ、あいつらが来て……
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
まぜ太<Խ
俺はこの後話を聞いた。
俺が自傷行為をして、正気の沙汰ではなかったこと。
この後、病院に受診したところ、俺は死傷愛という病気らしい。
まぜ太<Խ
医者
医者
まぜ太<Խ
あっと<Խ
医者
医者
まぜ太<Խ
医者
医者
けちゃ<Խ
病院の帰り道
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
まぜ太<Խ
けちゃ<Խ
あっと<Խ
死傷愛……治るかはわからない。
だけど、このふたりとなら……仲間がいたら
一緒に乗り越えていける、そんな気がする。
瑠々羽໒꒱
瑠々羽໒꒱
瑠々羽໒꒱
瑠々羽໒꒱
瑠々羽໒꒱