家に帰って部屋でくつろぐ。
テレビの天気予報を見ていると どうやら明日は雨らしい。
今日はこんなに天気が良かったのに。
コーヒーを飲みながら 画面をぼーっと見ていた。
キヨ。
キヨくんが口を開く。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
突然変なことを言い出した。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
そう、この人は記憶のない俺の恋人。
そうなってしまったのは事故のせい。
キヨ。
キヨ。
レトルト
言っている意味がわからなかった。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
こんなことを聞かされて 驚かないほうがおかしい。
レトルト
レトルト
レトルト
遠回しに言っているけれど
記憶のない自分とは恋人は難しい ということだろう。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
これは本音。
でも俺のためを思ってしてくれていること。
そう思いたい。
そう思わないと胸が押しつぶされそうだ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
恋人関係を崩さないように それっぽいセリフと言動で。
俺に合わせてくれてるみたいに。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
俺は溢れそうな涙をグッと堪える。
レトルト
キヨ。
キヨくんは黙ったまま頷いた。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨくんの記憶を戻そうと あれこれやってみた。
戻るまで、何度も何度もやろうとしたけど
レトルト
キヨ。
堪えきれなくなった涙が 頬につぅっと垂れる。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
ずっと感じてたお互いの違和感。
それを解消できるかもしれない。
そうすればもう縛られるものは なにもない―
TO BE CONTINUED…
コメント
2件
うわぁぁぁぁん… すごい続きが気になるんですけどぉぉ⁉︎…
あぁぁ…!ついに本音が…続き楽しみぃぃ…!