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まさかの前作との繋がりが……夏葉ちゃんお久しぶりです() 花音はぴくさんと戦闘でしたか……嬉しい!!!() ハクアの中身の予想が外れてしまった……鈴菜ちゃんが〇した神代家の奴だと思ってた……() 過去に戻れるのだろうか……読んできます()
無事、修学旅行が終わり、今日は少しでも来海の病気を治す方法を考えながらぴくとと一緒に散歩をしている所。
ついでに花音さんの居る街に来て見学をしている。花音さんは今日は暇らしく、街の案内をしてくれている。
_と、脳内で電気が走るような能力者の反応を感じられる。この能力は、非常に強い能力の反応。白パーカーがここまで来た…?!私はそう思い、ナイフを何時でも出せるように構える。
花音
花音さんも感じ取ったらしく、辺りを見渡している。此方に近づいて来ている事が感じられ、頭が痛くなる位に強い魔力が感じられるようになる。
鈴菜
私は後ろから反応がし、咄嗟に後ろを振り向く。そこには、此方に走って来ている、私と同じくらいの茶色髪で水色の透き通った瞳をした女の子がこちらに走ってきていた。
???
最後の方は小声で私達を認識したような声が微かに聞こえる。その女の子は来た方向を向いてナイフをまるで、剣を受け止めるように構える。
でも、来た方向からは誰も人は居ない。だが、その女の子は思いっきり弾き飛ばされた事から、絶対に何か居ることは間違いない。
女の子は思いっきり飛ばされ、家の壁にぶつかりかける。私は何とかその人を受け止めるが、勢いが強すぎた為、私が犠牲に壁にぶつかる。正直言って痛いけど、助かったなら、良かった。
鈴菜
???
その人は急いで私に近づいてカバンから薬と思われるものを出す。だが、私は女の子の後ろから風圧を感じる。私は咄嗟に女の子を守ろうと動くが、その前に花音さんが止めてくれる。
花音
ぴくと
花音
花音さんが必死に私達を逃がそうとしてくれているのは、表情で、声色で分かる。でも…そんなの……私とぴくとが、難問な選択に追い詰められている内に、女の子が手を挙げる。
???
それを見て、私は急いで女の子に駆け寄る。女の子に手を翳して目を閉じる。体が少し、重くなる感覚が感じられる。
私はゆっくりと目を開けると、目の前には先程の女の子じゃないような、白髪の黄色く輝く瞳の女の子が目の前に現れる。
_その子が、両手を上げた瞬間、目の前の魔物の気配が消える。まるで、転送したかのように、死んだとは思えないほど早く気配が消えた。
???
先程の茶色髪に戻った女の子は私の目の前で土下座をする私は「大丈夫ですよ?!」と困惑する。私達は、場所を変えて話を聞くことにした。
花音
夏葉
_近くのレストランで昼ご飯を頂き、現在食後のアイスコーヒーを飲んでいる最中、2人だけ盛り上がっている光景に私達は死んだかのようにぼーっとする。
どうやら、"夏葉"さんと言うらしく、花音さんの区域のある高校の生徒会の手記を担当しているらしく、この人は花音さんより強いらしい。また今度、戦いたいなと考える自分がいる。
この区域には魔物が居るらしく、その魔物の退治途中に魔力が切れて逃げていたらしい。まぁ、あんな強い魔法を使うからには魔力切れは多分、当たり前の事なんだろうなと瞬時に理解出来た。
夏葉
鈴菜
夏葉
鈴菜
_と、会話を交わしている中、隣に居るぴくとをチラリと見る。あぁ、存在感消えすぎて顔が死んでるや。
鈴菜
夏葉
やった〜!と、心の中で喜びながら私はアイスコーヒーを少し飲む。もうすぐで無くなりそうだな。なんて考えていると、夏葉さんが思い出したかのように「あー!」と叫ぶ。
夏葉
ヤバいじゃん!そんな事を思い、焦っていると「メール交換しよ!」と、夏葉さんが慌てて携帯を取り出す。コードを読み取って私は携帯をカバンに直して夏葉さんの方に向く。
鈴菜
夏葉
いいよ!と、大きく丸を見せて夏葉さんは少し罪悪感を感じているような顔をして「ごめんなさい!!」と一言言って走ってお店を出ていく。YouTube…かぁ…
……YouTubeって何? 私(おそらくぴくとも)は分からないまま、どんどん時間は過ぎてった。
鈴菜
私は夏葉さんに、夏葉さんの家に招待され、私はワクワクした気持ちで着く。そこには、凄く大きい城に大きな庭。とにかく豪華な屋敷だ。
夏葉さんは手馴れたかのように庭の門を開ける。庭の門すら豪華な門。何億円したのかが気になるくらい。
夏葉
夏葉さんは少し私達の傍から離れ、くるっと一回転してこちらに向き、問う。優しく微笑む姿は何処か幼いような可愛い感じ。
鈴菜
私は足を開き、堂々とした姿を相手に見せつける。元、幹部の先輩として、ぴくとには見せつけないとね!
そんな事を考えていると、花音さんはぴくとと戦うと言っている。見に行きたい所だが…今は、集中しようかな。私は戦闘体制をとる。相手もさっきの明るい夏葉さんとは違う、鋭い目に変わる。
自分の中で、3秒間の合図を刻み、3秒ピッタリに私は足に力を入れ、思いっきり踏み出した。
このゲームは相手の首に剣を当てたら勝ち。能力も多少はいいらしい。
私は思いっきり踏み出し、近づいたはずが、相手は予想以上に強いのか、夏葉さんは一瞬で私の後ろに回る。見えなかった位に早く動き、私にゴム製の剣を投げる。
目付きの変わった夏葉さんの髪色は、白色。瞳の色は透き通った黄色だ。
私は素早く地面に手を付き、力を入れて思いっきりバク転をする。私は空中にいる間、攻撃されないように水の竜巻で夏葉さんを囲う。
だが、夏葉さんの声が少し聞こえたと思えば、水の竜巻は何も残らず消え去る。何とか攻撃される前に素早くバックステップ。
先程居た地面が10cm位穴が空く。ここは攻撃が当たっても、痛みは感じないが、あんなの普通の場所で喰らえば…と考えると、冷や汗が止まらない
鈴菜
夏葉
半笑いをし、夏葉さんは一気に私の前に現れ、能力で作り出した鎌を振り上げる。何とか避けたが、夏葉さんはいつの間にか、髪色は黒。透き通った赤い目をしていた。
どんどん見た目が変わる夏葉さんに、私は興味を持つ。見た目の種類はふたつだが、ふたつのパターンが夏葉さんの能力みたいだ。少し危ないが、私は夏葉さんの後ろに回り込み、能力を鑑定する。
夏葉さんの姿は黒い。黒…といえば、確か滅茶苦茶魔力が強い人を表す奴だったような…私はおばあちゃんの黒い姿を思い出し、少しゾッとする。
つまり、おばあちゃんの「人を生き返らせる能力」と互角の能力を持ってるって訳だ。私は少し冷や汗をかきながら夏葉さんを見つめる。
能力は「死神と神様」世界を収めていると言われている2つの人物の能力を持っている。確かに、そう考えればチートかもと考察する
そんな事を考えていると、後ろを回られていることに気がつく。まっず…と思い、何とか避ける。
と、幸運にも、避けた先が夏葉さんの真後ろ。私は混乱した頭の中で無理矢理閃き、夏葉さんにゴム製のナイフを持って走る。
流石に、急な不意打ちに反応できなかったのか、私はすんなりと夏葉さんの首にナイフを当てる。
夏葉
鈴菜
ナイフを当ててから、長く無言の時間が過ぎる。流石の不意打ちすぎたかと少し焦るが、暫く立って夏葉さんは笑い出す。
夏葉
夏葉さんは私に振り返り、私に手を差し伸べる。私はその手を取って「ありがとう!」と一言言って微笑む。
ズダァァァァンと大きい音が隣から聞こえ、何かと思えば花音さんとぴくとの戦い音。私達は安全な豪華な屋根上に移動した
少し、豪華な屋根上に乗っていいのかと困惑したが、夏葉さんがあまりにもしつこく「いいってー!」と誘うので私は屋根上に座る。ぴくと達の戦闘を見ながら、私は夏葉さんに問いかける。
鈴菜
夏葉
夏葉さんが焦ってそう言うが、明らかに色々とおかしい。私は圧をかけるようにじーっと見ていると、夏葉さんが呆れた表情で「もう分かったよ!!」と自白する
夏葉
ま、そもそも転生者なんで…絶対驚かないだろうと思いながら私は「なんですか」って夏葉さんに聞く。
夏葉
夏葉
鈴菜
鈴菜
夏葉
見事、フラグ回収した私は驚きで声が出なくなる。夏葉さんも転生者?!そう思いながら色々と聞く。
夏葉
夏葉さんは少し声が籠りながら、そして、少し寂しそうな表情をして喋り始める。
夏葉さんの世界は吸血鬼に溢れていた世界だったのだが、吸血鬼を作り出した人を殺した?のが夏葉さん。その後も、魔物と戦っていたらしいのだが…
_夏葉さんが18歳の時のある日、魔物より、吸血鬼よりはるかに強い種族「鬼」という種族が判明。人間の害があるので退治に行ったのだが、強すぎて全滅。そして夏葉さんは死んだ
その後はこの世界の少しお金持ちな家に転生した。というお話。だが、夏葉さんのあの「死神と神様」は前世も同じらしい。
鈴菜
夏葉
少し切なそうな顔をして話す夏葉さんに対して私は少しムッとする。瞳が「元の世界に戻りたい」と思っている。私は夏葉さんに押し入るように聞く。
鈴菜
夏葉
鈴菜
夏葉
夏葉さんは少し目を見開いて片手で頭を抱える。暫くたって、夏葉さんはゆっくりと手を降ろす。
夏葉
夏葉
急に大声をあげるため、私は驚く。何があったのかと、花音さん達は闘いを辞めて私達の傍に来る。ぴくとはまだしも、花音さんにはバレちゃうな…私はどうしようと考えたが、諦めた。
花音
夏葉
花音
煽りも含まれている様な発言に花音さんは顔を赤くする。何とか、バレずに済んだ…私は夏葉さんに感謝を伝えた
夏葉
鈴菜
夏葉
夏葉さんは戦闘しているぴくとを指さして言う。私は頷くと「へ、へえー…」とバレやすい嘘のように汗をかいている。私は何となく気になるがそれに関しては何も話さずに居た。
夏葉
鈴菜
私は驚いて叫んだが、夏葉さんが途中で私の口を抑える。また花音さんに驚かせちゃう…私は何とか落ち着かせて詳細を聞く。
夏葉
夏葉
……ん?????神代…家???? 私は(˙◁˙)という表情で夏葉さんをただ見つめる。
夏葉
夏葉さんはなるべく声を出さない様に驚く。今更?wと少し思うが、私は笑わず、その事について説明する。
夏葉
夏葉さんは私を輝いた目で見る。私は少し恥ずかしくなりながら苦笑いする。
鈴菜
夏葉
鈴菜
私は仲良く夏葉さんと笑う。…昔では考えられなかった事。こんな場面では絶対に脳内に出てくる言葉に私は少し気が重くなる。でも…今は、とりあえず帰ろう。そして、おばあちゃん家に………
夏葉
鈴菜
繋いだ後、ピンッ!とメールの通知の音が鳴る。開くと夏葉さんの「頑張って!」というスタンプが画面いっぱいに出てくる。私はこちらを向いて笑う夏葉さんに笑い返して「はい!!」というスタンプを送った。
鈴菜
お母さん
私はお母さんに「神社の手伝い行きたい!」と話をつけておばあちゃん家に向かう。ともが…あぁいやいや、ともさんがついて来るのは少し厄介だけど、まぁ子供だからね…と多少諦めてる
とりあえず、今はおばあちゃん家に向かって、方法を聞き出す。それ一心だ。私は元気よく、前を向いて笑顔を見せた。
とも
鈴菜
ともさんの問いに何とか応えようとするが、他に理由なんてあるだろうか。私は何とか考えようと悩んだ所を、ぴくとが何とか代わりに仮の理由を言ってくれる。
鈴菜
とも
ともは時々騒ぐからなぁ… 私は心の中で苦笑いしながら行き途中に敵が居たらどうしようと考える。とりあえず、ともが1番心配だ…。
私はそんな不安を抱えながらも駅に着く。少し重い荷物を整え直して駅に入った。
電車に乗り遅れそうだったが、何とかなったという安心感にため息をつく。電車内はあまり人が居ない。
私達は電車の座席に座る。夏葉さんとも戦って、足の限界が来たな…そんな事を考えながら前を見る。…前の人は、"白パーカー"だった。
ただの一般客なのか、もしくは敵なのか。何時でも戦闘が出来るようにぴくとにテレパシーで伝える。白パーカーは私達の存在に気付いたのか、此方を見て睨んでいる。
流石に一般客の前では攻撃ができないみたいだ。私は、電車から降りた後を考える。
…とりあえず、カフェに乗り込もう。私はぴくとに伝えて足に力を入れた。
とも
鈴菜
ともさんに無理矢理言ってやって私はカフェに入る。店員さんに「3名」と伝えようとした瞬間、私の背中に重みがかかる。
???
鈴菜
私の上に乗っかって言う奴はまさかの白パーカー。店員さんは苦笑いしながら場所を案内する。私は席に座って白パーカーに問い詰める。
鈴菜
ミツキ
呑気にぴくとを指さして笑うミツキに多少腹が立つ。ぴくともdisられて心も顔もやばいしともさんは困惑していて、この空気の打開策が思いつかない。
とりあえず、ともさんには「私の友達」という事にしておいた。
鈴菜
ミツキ
ぴくと
鈴菜
ともさんに聞こえない様にテレパシーで会話をする。テレパシー中は普通に会話は出来ないから、ともさんは滅茶苦茶暇だろう。しばしの我慢だ。
鈴菜
ミツキ
ぴくと
鈴菜
ミツキ
しつこいなぁ…そう思いながら、私はどうにか巻く方法を考える。とりあえず…ぴくとにはともさんを守っていて欲しい。私は、そう考えて結論を出した。
鈴菜
ミツキ
ミツキは乗る気。よし、とりあえず完璧。ぴくとも何か察したのか、「2人で先行ってくる!」と言う。私は覚悟を決めてカフェから出た。
ミツキ
鈴菜
ミツキ
あまりの驚きにミツキは尻もちをつく。まぁ、2人きりといえば戦闘が基本かと思うが、今回に限っては違う。私はミツキに近づいてこう言った
鈴菜
ミツキ
さっきから「は?」としか言わないミツキに思わず笑う。ミツキは顔を赤くしながら立ち上がって私に説明を求める。無理はないだろう、私は説明を始めた
鈴菜
ミツキ
鈴菜
ミツキ
鈴菜
ミツキ
ぴくとには申し訳ないけど、ぴくとはぴくとで戻る方法を1人で聞いてもらおう。私はそう決意してミツキに紹介して貰う事になった
着いた所はゴミが散らかった家主を失った廃墟の家。あたりは所々血溜まりがあったり、地下には牢屋もあり不気味で仕方がない。
血溜まりを歩いていくミツキに私は素直に着いていく。何もしないように手錠はかけられてあるが、いざとなれば能力は使える。少し警戒しながらも私は真っ直ぐ歩いていく。
ミツキ
???
ミツキが「ねーちゃん」と呼ぶ相手は私の存在に気付いてナイフを構える。ミツキは何とか説得してくれ、少しは警戒心が無くなった様に構えた姿勢を元に戻す。
???
鈴菜
私が名乗った瞬間、その女の子は私を睨む。私は少し不気味に微笑む。私は「貴方の名前は?」と聞くと、相手は小さくため息をついて名乗る。
ハクア
鈴菜
私はハッとしてハクアを睨む。ハクア…という名を聞いた事がある。あれは……確か、あの事件の時だ
ぴくと?
鈴菜
胸糞悪い出来事を思い出して私は更に睨む。ハクアもそれに気付いて少し睨む。私は何とか心を落ち着かせて静かな声で呟く。
鈴菜
ハクア
鈴菜
少し男っぽい言葉で返す。ハクアは暫く黙ってミツキの方に向かって言う
ハクア
ミツキ
ミツキ
ハクア
何故、ミツキは納得したのかは分からないが、ミツキは指示に従って何処かへ行く。 この場にはハクアと私の2人きりとなった。
鈴菜
私はそう言った瞬間、気付けばハクアに"抱かれていた"。「何?!」と思えば、ハクアは私を強く抱きしめてこう言った。
ハクア
鈴菜
先程とは違う喋り方に声色。私はそんなハクアに驚く。ハクアは私を抱いていた手を退け、笑顔で説明をする。
ハクア
鈴菜
ハクアは私の正体を知っている。私は左足を少し下げながら説明を求める。ハクアは少し俯いて悩みはじめるが、直ぐに私の方に向き、こう言った
ハクア
”お姉ちゃんだよ”