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#お友達探し
けいか🎼
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꒰ঌ甘咲ぬな໒꒱🍭
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コメント
1件
ああ、この話……!なつくんがついに自分の気持ちに気づいた瞬間、すごく丁寧に描かれてますね。ペンキを拭くために顔を近づけたときの心臓の跳ね方とか、「弟みたい」という言い訳がパチンと弾ける表現とか、もう完全にキュンとしました。そしてラストのこさめちゃんの視点で「やっと気づいてくれた」って微笑むところ、彼女がずっと待ってたのが伝わってじんわりしました。あやねさん、この純愛の空気感、めちゃくちゃ良かったです!
文化祭前々日の放課後
生徒会室は、カフェの看板や背景パネル作りのためのペンキと絵の具の匂いで充満していた
桜井らん
桜井らん
桜井らん
東雲いるま
東雲いるま
白鳥すち
白鳥すち
如月みこと
相変わらず賑やかな声を背景に、俺とこさめは廊下に新聞紙を広く敷き詰めて、大きな木製のカフェ看板に向き合っていた
雨乃こさめ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇崎なつき
暇崎なつき
雨乃こさめ
そう言ってハケを持ち、真剣な顔で木板に向かうこさめ
……夕方の西日が、こさめのふわふわした髪をオレンジ色に透かしている
黒の作業用エプロンを着たこさめは、なんだかいつもより小さく見えて……
俺は作業する手を止めて、思わず見惚れそうになってしまった
暇崎なつき
暇崎なつき
首を振ってぶんぶんと雑念を払い、俺も濃い茶色のペンキをハケに含ませて、木枠の縁を丁寧に塗り進めていく
夏合宿の夜から……いや、もっと前からだ
こさめと目が合うたびに、距離が近くなるたびに、胸の奥がキュッと締め付けられるような、妙な感覚があった
だけど俺は「ただの後輩だから」「アイツが可愛くて弟みたいだから」って、ずっと自分に言い訳をして誤魔化してきたんだ
雨乃こさめ
暇崎なつき
案の定、ハケにペンキをつけすぎたこさめが、勢い余ってポタッとペンキを飛ばした
雨乃こさめ
暇崎なつき
暇崎なつき
雨乃こさめ
顔を上げたこさめの右頬に、白いペンキがチョンと一筋、ついていた
白く透きとおるようなこさめの肌に、白いペンキ
……なんだか、それがやけに艶っぽくて、可愛くて
暇崎なつき
雨乃こさめ
暇崎なつき
とっさに俺はこさめの手首を掴んで止めた
つるんと滑らかな手首の細さ。肌から伝わる温かい体温
……それだけで、心臓が跳ね上がる
暇崎なつき
雨乃こさめ
作業用のタオルを濡らし、俺は膝をついてこさめと目線を合わせた
目の前に、こさめの顔がある
丸くて大きな瞳、少し湿り気を帯びた桃色の唇、長いまつ毛
あまりの近さに息が詰まりそうになりながら、俺は人差し指に巻いたタオルで、こさめの頬のペンキをそっと優しく拭った
暇崎なつき
雨乃こさめ
指先越しに伝わる、柔らかい頬の感触
拭き終わっても、俺の手はこさめの頬から離せなくなっていた
そっと指先で、ペンキの取れた柔らかな頬を撫でる
するとこさめは、逃げるどころか……
キュッと首をかしげて、俺の手のひらに自分から頬をすり寄せてきたのだ
雨乃こさめ
暇崎なつき
夕日を反射して、うるうると潤んだ瞳
はにかむように咲いた小さな笑顔
上目遣いで俺を見つめるその表情が……あまりにも、あまりにも愛おしくて、凶悪で
胸の奥で、何かがパチンと弾ける音がした
あぁ………………ダメだ……
頭の中に溢れていた全ての言い訳が、一瞬で吹き飛んだ
「弟みたいだから」でもなければ、「ほっとけない後輩だから」でもない
俺は……俺は、ずっと前から──
暇崎なつき
自覚した瞬間、全身の血が逆流したみたいに顔が熱くなった
心臓が破裂しそうな勢いでドクドクと暴れ狂う
目の前にいるこさめのことが、愛おしくて、愛おしくて、抱きしめたくて堪らなくなる
俺の指先がピクッと震えたのを、こさめは見逃さなかった
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇崎なつき
暇崎なつき
暇崎なつき
慌てて立ち上がり、そっぽを向いてハケを握り直す俺
……だけど、一度気づいてしまった恋心は、もう二度と誤魔化すことなんてできなかった──
作業を再開して、真っ赤な顔で必死にハケを動かしているなつくんの横顔を、こさめは膝を抱えながらこっそり見つめた
雨乃こさめ
さっき、なつくんの手がこさめの頬に触れた時
タオルの上からでもわかるくらい、なつくんの指先が熱くて、震えていて
そして……触れ合った瞬間、なつくんの瞳が大きく揺れて、こさめに釘付けになっていた
雨乃こさめ
夏合宿の夜も、普段の学校生活も
こさめがわざと距離を詰めたり、あざとくおねだりしたりするたびに、なつくんが困った顔をして照れてくれるのが……
世界で一番大好きだった
雨乃こさめ
雨乃こさめ
顔を真っ赤にしながら「はみ出さずに塗れよ!」なんて強がっているなつくんの背中に、こさめは心の中でそっと寄り添った
雨乃こさめ
雨乃こさめ
夕暮れの廊下で、こさめは誰にも聞こえないように、小さくクスッと微笑んだのだった──
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼
あやね🎼