凶悪殺人鬼　〜真実に辿り着くまで〜

俺は大事な人を失った。

その日俺は後輩を失った

俺の仕事は警察官だ。

刑事課に配属され

様々な事件を担当し解決してきた

自分で言うのもなんだが

俺は賢い方だ。

頭もよく、仕事もできる方だった

しかし

俺はとある人物を追い続けていた

数年前俺は後輩という名の 相方を失った。

数年前

未熟ではあったが

憎めない可愛いやつだった

でも、そいつは死んだ。

殺されたんだ、凶悪な殺人鬼に

後輩を殺した殺人鬼は 今だに捕まっていない

最近分かったのは名前だけ

ほとけという名のそいつは

未だに分かっているのはそれだけで

捜査は滞ってしまっていた。

そんな中新人が俺の部署に増えた

初めは正直興味がなかった

しかし

最悪だ

新人と組まされることになるとは 思ってなかった

どこか面影を感じた気がした

俺はこいつとバディを組むことになった

俺たちはしばらくして かなり仲が良くなった

俺は悠佑と一緒に凶悪殺人鬼ほとけの事件について調べていた

悠佑はよく勘に頼ることが多い

警察は個人で捜査を行うことは ご法度だ

根拠や証拠がなければ事件などの調査や捜査をすることは出来ない。

俺も捕まえたい気持ちはある

でも気持ちだけじゃ動けない

それが警察であり

組織のあるべき姿だ。

この時信じるべきだった

悠佑の勘が当たることを

また1人

人が死んだ

明らかに俺に向けての挑発文

数日後

その記録は

とある誘拐事件の記録だった

その記録はあいつが最後に残した 記録だ

死ぬ前に後輩と俺が担当していた 誘拐殺人の記録

未解決のまま終わったその事件

もうその事件は思い出したくもない。

さらに数日後

悠佑の大きな声が部屋に響く

もう時間は夜

こんな時間まで残っているのは 俺と悠佑くらいだろう

数日後

犯人にたどり着いちゃったかぁ…

じゃあ、消えてもらわないとね。

消えてもらわないと困るんだよねぇ。

真実を知られちゃ困るんだもん

悠佑が死んだ

逃がさへんよほとけ。

さて、ここでひとつ

これはあくまでいふくんから見た

事件の一部分にしか過ぎません、

では別の視点で見たらいかがでしょうか？

それでは

また次回 👋