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Human
2話 真っ白な天使①
翔
俺は翔。高校生。 階段から落ちて複雑骨折したため、 入院している。
翔
翔
ガチャ
翔
翔
翔
俺はつまらなそうに窓の外を見た
そこには
真っ白な髪と薄く赤い目の天使────ではなく少女だった。
中庭にいるその少女は俺に気づき、笑顔で手を振ってきた。
翔
俺も頬を赤くしながら手を振った。
少女は看護婦に連れられ、どこかえいってしまった。
心臓がドクンドクンと鳴っている。
静かな病室に、俺の荒い呼吸が響く。
俺は初めて恋をしてしまった。
夜
トイレがしたくなり、暗い廊下を松葉づえで歩いた。
....ん? ....向こうから足音がする。
コツコツコツ....
白葉
翔
白葉
それは昼、俺が一目惚れをしてしまった、 天使のような少女だった。
翔
白葉
翔
白葉
俺はトイレの事なんか忘れ、少女と屋上に行った。
夜空がいつもより綺麗に感じた
涼しい風が、少女の髪を靡かせる。
白葉
翔
不思議なことに、初対面の人にスラスラとしゃべれた。
白葉
翔
白葉
翔
白葉
翔
白葉
翔
白葉
翔
白葉
翔
白葉
翔
白葉は少し悲しそうな笑顔で俺の頬を触った。
白葉
翔
そしておれは真っ白な天使と夜を過ごした────。
翔
なんと俺はあの真っ白な天使と話したのだ。
また話したい、その思いが血液のように体に巡る。
翔
俺は、今日も明日もあの子に会う。
...きっと会えるだろう。
Human 2話
終わり
3話に続く
ハートが多ければ続き、作ります。 100までいってほしい...。