レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
俺たちは今、荷ほどきをしている。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
二人で住むのには俺の部屋は狭くて 俺たちは引っ越すことにした。
部屋探しはレトさんにしてもらったが
こんな優良物件が見つかるとは。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
テーブルの上を見ると お揃いのマグカップ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
翌日、職場でのこと。
住所変更の手続きをするために 課長に相談した。
キヨ。
課長
課長
課長
キヨ。
女性社員A
女性社員A
キヨ。
男性社員A
女性社員B
課長と俺の話を聞きつけたのか
いつものメンバーが わらわらと集まってくる。
俺は観念してその経緯を話した。
課長
女性社員A
女性社員B
キヨ。
女性社員A
女性社員A
キヨ。
キヨ。
女性社員A
女性社員A
男性社員A
課長
課長
課長
女性社員B
男性社員A
寄ってたかって俺を質問攻めする みんなを見かねてか
それぞれのデスクに戻るように促す。
女性社員A
女性社員B
キヨ。
キヨ。
課長
そう言ってニヤついた笑顔を見せる。
これはめんどくさくなりそうだ…
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
あの後は根掘り葉掘り聞かれて
どうして、とか どんな人、とか
そんな事ばっかり聞かれて 完全に疲れてしまった。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
そう言うと、レトさんは頬を赤らめる。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
意味深な笑みを浮かべて レトさんを見つめる。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
楽しい。
これからもずっと この人と一緒にいられるなら
こんな疲れも大したことないなって思える。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
風呂上がりで火照った体が とても扇情的に見える。
俺はレトさんの手の甲に軽くキスをした。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
おずおずと差し出された手が震えているのが 薄暗い部屋でもよくわかった。
レトルト
キヨ。
キヨ。
男性なのにきめ細かいその肌に そっと触れる。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
俺の言葉に触発されるように
レトさんは何かを言っているのか 口をパクパクさせている。
キヨ。
『キスしたい』
俺はゆっくりと目を閉じながら
その薄い唇に自分の唇を重ね合わせた。
THE END.
コメント
8件
好きです♡ 素敵なお話ありがとうございます!
なんかロマンチックで素敵でした……!キヨさんの一目惚れから始まった恋が、ここまで続くなんて…最初からずっと見てましたが本当に好きです‼️終わり方も好きです笑‼️そして連載お疲れ様です🙌