ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
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ぬっし☆
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ぬっし☆
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お風呂から上がるとこの家の主…キヨくんがしゃがんでソファーにアン○ンマンのおしゃべりぬいぐるみを逆さにして遊んでいた ぬいぐるみからは呪いのように「僕を座らせてね」と何度も繰り返されている
片手にスマホを持っているため、動画を撮っているのだろうか はたまたそのぬいぐるみについて何か検索しているのか …どちらにせよ異常だ
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そう言いキヨくんがぬいぐるみを座らせ手を握るとそのぬいぐるみがいつもの聞きなれた声で喋りだした
「アン○ンマンクイズ!デーデッ♪」 「僕の手は何色かな?」
…なんて簡単な質問なんだ これのどこにイラついたと言うのか
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「あれれぇ!?よく考えてみよう!」
「僕の手は何色かな?」
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…え?違うの? いやいや、でもオレンジにも見えないし、え、黄色…だよね? 聞き取れなかったのかな…?
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「あれれぇ?黄色、だね!」
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ガシッ
スタスタスタ…
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ぬいぐるみをソファーに逆さまに置く またぬいぐるみからは呪いのように「僕を座らせてね」と何度も繰り返され始めた
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くっそ、図星だ…
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お互い、変なスイッチが入ってしまった こうなってしまってはなかなか終わらないだろう …まあ、楽しそうだからいいけど
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キヨくんがまたぬいぐるみの手を握り、俺たちのバトルは始まった
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あれからどのくらいたっただろうか 正直、ぬいぐるみにずっと黄色!!!と叫び続けるのは頭がおかしくなりそうだった
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「アン○ンマンクイズ!デーデッ♪」 「僕の手は何色かな?」
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「あれれぇ!?よく考えてみよう!」
「僕の手は何色かな?」
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「正解!ピンポンピンポ~ン!」
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「凄い!よく分かったね☆」
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あまりの嬉しさにツイートしてやろうかと思ったけどやめておいた 同棲疑惑とか付き合ってる疑惑とかでるのもめんどくさいし
まあなにより純粋に彼との…キヨくんとの二人だけの秘密が増えるのが嬉しい…
なんて、絶対に言ってやらないけど
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆
ぬっし☆