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K O.

なぁ…どうするん、!?

はっすんが焦るように言った。

D N.

連絡、!
他の…友達に!廉とか、正門とかに!

そう俺がいうと、謙杜がスマホの画面をつけた。

K N.

無理です、
圏外で、連絡できない…、!

J F.

え…、じゃあほんまに…都市伝説が…、

S M.

もう、やめてください、、!
怖すぎですって…、

R O.

大ちゃん…ッ、

他の奴らが騒いでいる中、流星が静かに俺に抱きつきにきた。

D N.

流星〜、大丈夫やからな…、
大ちゃんが守ったるから、

K T.

とりあえず、…神社、進んでみます、?

NNW.

え、?

恭平の声に全員が反応した。 恭平が指差している方を見ると……、

S M.

あんな道…ありましたっけ、

D N.

や……、なかった、

さっきまではなかったはずの、細い道があった。 俺らのことを呼ぶように、その道の暗さが強くなっているように感じる。

K N.

……進んでみますか、

R O.

やだ…、ッ!
ここに居ようよ、!

R O.

もしかしたら、助けが来るかもしれへんし、!

流星が目にいっぱいの涙を溜めて言う。

D N.

流星、

俺は、流星の目をまっすぐ見て言った。

D N.

ここは、もう…黄泉の国なんや、
やから……、

D N.

待ってても、助けは来おへん、

R O.

ッ……、

こんなことを、流星に伝えるのは…苦しくて、仕方がなかった。

D N.

なんかあったら、大ちゃんが守ったる、

R O.

……絶対、?ッ

D N.

絶対や、

流星の手を握っている力を強めた。

D N.

やから、…進んでみよう、?

R O.

……わかった、ッ!

流星は強く頷いた。

大橋和也side

K O.

……、

道を進むと、厚い霧がかかっていて、周りがよく見えなかった。

K T.

ほんまに…、やばいな、

K O.

相変わらず、圏外、?

スマホを見て、圏内になるところを探している、 恭平と謙杜俺は問いかけた。

K N.

はい、どこに行っても…、
ずっと圏外。

K T.

Wi-Fiのマークが出てきません、

K O.

……ほな、助けも呼べへんな、

S M.

大橋くん、

謙杜達と話していると、みっちーに名前を呼ばれた。

K O.

どした、?みっちー、

S M.

や…あの、
黄泉の国から出るための条件って…、
わからないんですもんね、

K O.

うん……、

みんなに軽い気持ちでこの話題を振ってしまったこと。 “行こう”となった時に止めなかったこと。 あの時のことをすごく後悔している。 自分の興味で…、みんなを危険な目に、

R O.

……、

流星はずっと震えていた。 その姿を見るのも……、苦しかった。

先に行けば行くほど、霧が濃くなっていく。 奥に行くほど…、 “普通”ではない空気が漂っていた。

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