【 君の声が聞きたくて⠀】
第一章 program1 キセキ
ゆゆ
ゆゆ
まるで子犬のように黒髪がよく似合うボブの女の子が私に近づいてくる
みすず
ゆゆとは中学で同じクラスになって それがきっかけで仲良くなった
今では、大切な親友だ。
ゆゆ
みすず
みすず
みすず
ゆゆ
ゆゆ
みすず
ゆゆ
他愛もない会話をしていると 先生が教室に入ってきた
見た感じ30代くらいの男性だった。
先生
っと言われ皆自分の席につく。
みすず
ゆゆ
ゆゆはニコッと笑い席についた
私も自分の席についた 私は、1番後ろの席で窓ぎわの方だ それにしても、ゆゆは
やっぱり、子犬みたいだなっと 思った。 ゆゆは、クラスの中には、1人はいるゆるキャラのような存在だ。
さらに、顔が整っていて おしゃれで 女の子が憧れる要素を全部 もっている。
私の自慢な親友だ
そんなことを考えながら外を見ていた。今日は雲一つない青空だった。
みすず
っとぼぉーとしてた
先生
みすず
いつの間にか私の番が来てて 思わず変な声が出てしまった
ゆゆが後ろを振り返り クスクスっと笑ってきた
それと同時に
先生
ゆゆ
ゆゆは慌てて前を見た
みすず
先生は当たりを見ながら困った 顔をしている
先生
私はその言葉に胸がドキッとした
先生
みすず
さらに胸がドキッとした
みすず
みすず
古屋 かける それは、私の初恋の人の名前だ。
第一章 program1 キセキ [完]