奏夢
奏夢
次の日
如月ゆう
こえ
れる
こったろ
れるちが、こったんに選んでもらおうと一番に聞いた
けど、こったんはいつもと変わらず
こったろ
くに
こえ
そう言ってみたけど
こったろ
こったんは、どれでもいいと言うばかりだった
次の日
こえ
こえ
次の日も聞いてみた
こったろ
こったろ
そう言って自分の部屋に行ってしまった
今日もダメか…
でも、僕は諦めなかった
僕だけじゃなくてみんなも
ずっとこうしているうちに
こったんには、自分の意見を言えない理由があるかもしれないと思い始めた
理由は、こったんにしか分からない
一度聞いてみようと思ったこともあったけど
それでこったんを傷つけてしまったらどうしようと思って聞けなかった
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