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ドアを開けた瞬間、翔太の視線が、すぐに佐久間の首に吸い寄せられた。
渡辺翔太💙
玄関灯の下、シャツの第一ボタンを開けたその奥――
黒い首輪が、喉元にしっかりと締まっている。
佐久間大介🩷
笑う佐久間の表情は、健気で、愛しくて、そして――壊したくなるほど、狂っていた。
渡辺翔太💙
言葉を途中で切って、翔太はぐっと腕を引いた。
そのまま唇が重なる。リビングに辿り着く前に、もう息ができないほどのキス。
首輪に指をかけ、キリキリと締めながら唇を深く吸う。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
言葉とは裏腹に、翔太の手はどこまでも正確で、的確で、佐久間の一番弱いところを的確に攻めてくる。
喉、耳の後ろ、鎖骨、胸、腹部――
くすぐるように撫でて、時には強く噛む。
柔らかいところだけを狙って壊すように。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
翔太は笑いながら、手を後ろ手に縛った。
柔らかい布ではなく、冷たい金属の手錠。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
ピシッ、と頬を軽く打つ。
愛の証のような痛みに、佐久間の目から涙が零れ落ちた。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
翔太は佐久間の身体をベッドに沈め、その上に覆いかぶさる。
まるで“獲物”に乗る肉食獣のように。
唇を、肩を、胸元を、何度も何度も強く噛んだ。
渡辺翔太💙
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
翔太の口元がゆがんだ笑みを浮かべたかと思えば、
――次の瞬間、佐久間の首筋に、強く歯が食い込んだ。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
佐久間大介🩷
その夜、何度も何度も、翔太は佐久間の名前を呼びながら、身体を貪った。
ベッドの上で乱れきった佐久間の身体には、いくつもの赤い痕と涙の跡。
そして首には、最初から最後まで、外されることのなかった黒い首輪。
――壊されるたび、嬉しくて泣いた。
泣くたび、翔太が抱きしめてくれた。
その繰り返しが、二人だけの愛のかたちだった。