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変わらないもの

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変わらないもの

1 - 変わらないもの

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2019年06月22日

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見ているとなぜか嫌なことを

忘れさせてくれる

でも…

宇海だけは…

宇海だけは忘れられない

宇海との想い出だけは忘れられないんだ…

でも、今度こそ忘れる

絶対に

そして、俺は深い海に飛び込んだ

あいつとの想い出を忘れるためだ

だが、俺は…

忘れられなかった…

目覚めると

俺は実家の俺の部屋のベッドにいた

海里ーー!!学校遅れるわよーー!!

海里

(え?学校?)

海里

(どういうことだ?)

海里

(俺はすでに社会人のはずじゃ…)

俺は、母さんのいる台所へ向かった

海里

母さん、冗談激しいぞ

海里

俺は…

あなた、何言ってるの?

あなたは高校生よ

海里

え…俺は…

寝ぼけてるんじゃないの?

さっさと顔洗って、学校行きなさい

海里

わ、わかった…

俺は、とりあえず一通り支度を済ませて

実家を後にした

学校に着くと…

宇海

あ!海里!おはよう!

海里

ああ、おはよう

彼女は宇海、俺の彼女だ…

いや、まだだ…

彼女は、俺とは幼馴染で

家も近所で小さい頃から仲が良い

宇海

ああ!教科書全部忘れた!

宇海

ねぇ貸して!お願い!

海里

はぁ!貸したら、俺が勉強できねぇじゃん

宇海

お願い!じゃあ、一緒に使お!

海里

お、おう…

宇海

ありがと!

学校終了後

先生

じゃあ、今日は不審者が出たそうだから、気をつけて帰るように!

生徒

はーい

先生

じゃ、さようなら

生徒

さようなら

宇海

ねぇねぇ、一緒に帰らない?

海里

ああ、まぁ、いいけど

海里

家近所だし

すると、宇海はヒソヒソと

宇海

ねぇ、自転車、2ケツさせて

海里

えぇ…

海里

いいけど、ケガしても知らないぞ

宇海

わかってるよ

そして、俺と宇海は

自転車で2ケツして学校を離れようとしたが…

先生

コラ!二人乗りはやめなさい!

海里

ほらな

宇海

逃げて!

海里

え!わ、わかった

数分後

なんとか巻いたが…

海里

あぁぁーーー!!!

ガシャーン

海里

痛たた…

海里

宇海、大丈夫か?

宇海

うん、大丈夫

海里

大丈夫って…足血だらけだぞ

海里

ちょっと、待ってて

宇海

うん…

数分後

海里

近所の人に救急箱借りてきたよ

宇海

ありがとう

海里

今、消毒するから、我慢しとけよ

宇海

うん…

数分後

海里

よし!これで完了!

宇海

ありがとう…

海里

いやいや、俺のせいでこうなったからな

宇海

いや、私のせい…

海里

違うよ

海里

俺が止めなかったのがダメだったんだ

宇海

でも…

海里

なぁ、海行こうぜ

宇海

今から?

海里

ああ、そうだ

宇海

え、でも…うち門限…

海里

大丈夫だ

海里

門限までには帰すよ

宇海

ならいいけど…

数分後

海里

着いたぞ、海

宇海

うん…

俺たち2人は

砂浜に降りた

海里

綺麗だなぁ…海

宇海

うん、綺麗

海里

海里

なぁ、キス…してもいい?

宇海

え?急になに?

宇海

うーん…

宇海

ほっぺにならいいよ

海里

ちぇ、口は無理かぁ

宇海

まだ速いわ

海里

じゃ、ほっぺにするね

チュッ

その時

いつも変わらない海の動きが急に変わった

そして、口を離すとそこは…

4年後のあの砂浜にいた

飛び込んだのか、びちょびちょに濡れていた

忘れられなかった…

宇海との想い出は…

どうしても、忘れられない

俺は、ダメ元で宇海の実家に行ってみることにした

ピンポーン

宇海

はーい

宇海

って、海里だよね!?久しぶり!

海里

宇海、ちょっと来い

宇海

え、ちょっと!どこ行くの!

海里

着いたらわかる

数分後

海里

はぁ、はぁ。着いたぞ

宇海

はぁ、はぁ。ここって…

宇海

海?

海里

ああ、俺とお前のファーストキスの場所だ

宇海

あ!思い出した!

海里

本当か!

宇海

うん!ここはうちらの想い出の場所だね

海里

海里

なぁ、ハグしないか?

宇海

う、うん…

俺たちは昔から変わらない海の景色をバックに

抱き合った

海里

俺…お前の…

海里

お前のこ…

海里

(あれ、わかんねぇ、この女、誰だ?)

そこには

昔から変わらない海の波の音が

ずっと、響いていた

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