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TELLER物語─皆ありがとう。─

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TELLER物語─皆ありがとう。─

1 - TELLER物語─皆ありがとう。─第一話

♥

332

2020年01月07日

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これは

TELLERに出会って

皆と出会えて

少しずつ

変わっていった私の

物語(ストーリー)

A子

あーあ

A子

体育のマラソン無くなんないかな~

B子

雨降らない限り無理だよ

A子

え~!!

A子

神様!!!

A子

お願いです!!

A子

雨を降らせて下さい!!!

B子

神に頼ってもねぇ……笑

A子

でもマラソン嫌でしょ?!

A子

ね!

A子

“私”!

うん……マラソンは嫌だな………

A子

ほら~!“私”だってそう言ってる!

確かに

マラソンは好きじゃない

だけど

雨はもっと嫌い

私は

気象病だから………

気象病というのは

雨や台風、雪が降ると

体調が悪くなってしまう病気

その中でも私は

少し雨が降っただけで

立っていられなくなるくらいで

他の気象病の人達より症状が重い

ズキッ!

っ…………!!!

突然激しい頭痛が襲ってきた

B子

“私”?!

B子

どうしたの?!

A子

大丈夫?!

痛みに座り込んだ私に2人は驚いてた

だ………大丈……夫

B子

え……でも顔色悪いよ?

A子

なんかあった?

ううん……何でもない

私は力なく笑った

A子

A子

雨、降るよ

良かったね

A子

マジ?!

A子

よっしゃぁ~!!!

B子

いやいや

B子

喜ぶ前に

B子

何で“私”が雨降るって知ってんの?!

A子

確かに!

A子

何で?!

え……それ…は

それは

低気圧が近づいてきてるから

低気圧が近づいてきてると

少しずつ体調が悪くなる

だから

私の体調が悪くなると同時に

雨も降り始める

だけど………

(2人には言えない……)

いや……何でって……

天気予報見たら……雨降るって………

それだけだよ………

もちろん嘘に決まってる

気象病なんて言えない

皆だって

病気の人と仲良くしたくない

そう思うでしょ?

小学生のころ

クラスの人達に気象病の事を言ったら

病気が移るって言われて

皆に避けられていた

(だから知りあいのいない遠くの中学に通ってる) 

(言えるわけがない………)

A子

な~んだ

A子

そう言うことか~

B子

よくよく考えたらそれしか無いしね

A子

じゃあマラソン無くなるじゃん!!

B子

まだ決まった訳じゃないよ

B子

天気予報だって間違えるよ

A子

え~!!

A子

何でもするから雨降って~!

雨が降ることだけは

確かなことだ

ザァー

A子

?!

A子

本当に雨降ったよ~!

B子

あんなに晴れてたのに……

っ……………

(ヤバい)

(立ってられない………)

ごめん

ちょっと席もどるね………

B子

私達も戻ろ!

B子

もう休み時間終わるよ?!

A子

は~い!

A子

うちも戻る~!

先生

えー

先生

四時間目にあったはずの体育が

先生

悪天候のため

先生

延期となりました。

クラスの男子

よっしゃぁ~!!!

クラスの女子

やったね!

クラスの女子

今日の体育マラソンでしょ?

(息苦しい……)

はぁっ……はぁっ

先生

そのため四時間目は理科になりました。

クラスの男子

え~?!!!

クラスの男子

自習じゃねーの?!

クラスの女子

最悪~

クラスの女子

理科だる~い

四時間目

先生

で…これはー

(雨が強まってきた)

(ヤバい)

(意識が………)

バタッ

そこから

私の記憶はない───。

まさか

これが私の悪夢の始まりだなんて

その時は知らなかった

TELLER物語─皆ありがとう。─

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332

コメント

53

ユーザー

めっちゃ私がいる所雨降ってるんですけど、、、

ユーザー

今大丈夫ですか!?

ユーザー

華蓮咲くさん今までこんな事があったんですね·····。 この前も言ったかもしれないですが、無理しないで下さいね💪 続き楽しみにしています。

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