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パチリ
目を開けるとそこは真っ白で何も無い空間だった
Cross
いや、誰か…いる?
遠くに見える影。この世界におけるたった一つの存在
近づいて見るとその人物は白を基準とした宛らウェデングドレスのような服を着ていた…花嫁?
後ろ姿だしベールを被っているので顔は分からなかったが、純白のドレスはこの花嫁に似合ってて綺麗だと思った
Cross
どうしてこんなところに。と疑問に思っていたら花嫁がこちらの存在に気づいたのか振り向いた
" "
振り向きざまに告げられた言葉に一瞬理解できなかった
Cross
待って、と言ようとしてベットから 飛び起きる
どうやら今までのは全て夢だったらしい
それにしては生々しい夢だったが
汗が尋常でない程ぐっしょりとシーツと己を濡らしていた
Cross
Cross
暫く息を整えてから花嫁が夢の中で告げてきたことを考える
"待ってたぞ、クロス"
その声は確かにそう告げた
所詮夢といえばオシマイなのだが何故か俺はあの花嫁を知っている気がした
それに花嫁は俺の名前を知っていた
Cross
それにあの声─知っている気がする。
でもいくら思い出そうとしてもそれに該当する人物はいなかった
Cross
Cross
やっぱりただの夢だと、気持ちを切り替えることにした
Cross
Cross
寝過ぎた!今日の食事当番は俺だと言うのに!
俺は急いで自室から飛び出し食事の準備にとりかかった
○日ぶりにこのAUにやってきた
今日も先輩と俺の二人だけ
Nightmare
Cross
Nightmare
Cross
Nightmare
Cross
裏切るな
裏をかけば失敗は許されないという心の現れだろうか
Cross
Nightmare
それを最後に二人はそれぞれの活動をしようと別れる
さて、今日もこの胡散臭い芝居を続けよう
クロスは嘘と疑念を流した
徐々に徐々にモンスター達の不信感が高まる
戦争とか闘いは元から好きじゃなかった
それでも先輩が喜ぶからと無心で剣を振るっていた為か、今では闘いでの抵抗も薄まった
Cross
全ては先輩の為、失敗は許されない
今日も嘘を吹いては理解者のフリをする
そうすると彼らは絶対に俺を信じてくれるから
あら、貴方はと聞き覚えのある声にビクリと肩を震わす
また、彼らだ
犬のモンスター
犬のモンスター
Cross
やめろ。やめてくれ。
犬のモンスター
俺はアンタ達にあうとどうしても判断が鈍っちまうんだよ
犬のモンスター
嘘に塗れた仮面を剥がさないでくれ
犬のモンスター
本当の俺は汚いから
犬のモンスター
自分を正当化できなくなる
○日の午後△時に良かったら来てね。結婚式
ナイトメアは高い瓦礫の上からクロスの様子を伺っていた
Nightmare
Nightmare
さて、そろそろアイツも終わる頃だろうし迎えに行くとするか
ナイトメアは闇の中に溶けこんだ