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とうとうこの日が来てしまった 宮城代表高校決定戦当日 私はお菓子を作っている
友永 杏
どうせいつものように 白鳥沢は "勝つ" と当然のように思っていた
友永 杏
何時間だっただろうか 作って、作って 結局どれがいいのか わからなかった
友永 杏
結局簡単な "チーズケーキ" になってしまった
友永 杏
友永 杏
⚠︎会場です
嫌な予感がした 冷や汗が出るほどだった
友永 杏
私が来たときには 試合が終わっていた
友永 杏
白鳥沢は "負けていた"
覚は 落ち着いていたが 内心悔しいのだろう
天童 覚
天童 覚
天童 覚
友永 杏
天童 覚
当然のように 話し始めた覚に 少しだけ ほんの少しだけ
苛立ちを覚えた
天童 覚
天童 覚
友永 杏
友永 杏
友永 杏
本当はいいたくない こんなこと言おうと思っている ことと違う
友永 杏
天童 覚
友永 杏
グチャ、
私は勢いで チーズケーキを 落としてしまった
でも、 止まらなかった 私ひとり出口に向かった
ひとりで そのまま 帰ってきてしまった
自分が 自己中心的なことくらい わかっている
勝手な苛立ちを 覚にぶつけてしまったから きと怒っているだろう
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
天童 覚
友永 杏
自然と涙が出てしまった
天童 覚
友永 杏