「脳裏を銃で撃つ」
何となく思い付いた言葉だ
これを歌の題名にでもしようか。
本当に撃てたらどれほどいいだろうか
今の悩みがぶちまけられて 空っぽにるんだろうな
少なくともそれが俺の本能だ。
子供の頃は楽しかった
なんでも出来たんだ
だけど今じゃ この制限された世界で 何出来ることがなくてさ
夜、行かないでくれよって 叶いもしない事を願ってる
音楽も同様だ
俺には才能がなかった 売れることなんてない
今じゃ誰も耳を傾けてくれない
なぁ、行かないでくれよ
少しでもいいから聞いてくれよ
売れなきゃ意味が無いじゃないか
だからもうさ、 全部辞めるんだ
もうどうだっていいけどさ 俺の夜は明けないから
そんなことを思いながら 頭を銃で撃ち抜いた
最後にひとつ思ったんだ
本当にこれでよかったのだろか
俺は本当にこれを望んだのか
最期にそんなことを思ってしまう
そんな初夏の日だった
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